台風の影響は、新潟では最小限でした。
台風一過の天候を期待したのですが、今(午前中)の空模様はあいにくの曇天です。
日差しもないし、気温も高くないけど、風がほとんど吹いていないので、こんなものでしょう。
今日の写真は、昨日稲荷神社を参拝した時に撮影しました。
暫く前に、神社の建物を補修したとき、擬宝珠がおニューになって、金色の輝きが眩しいくらいでした。
時々、擬宝珠を被写体として撮影していますが、やはり年数を経ることによって、輝きが段々と落ちてきます。
錆びきって、本来の地金になった色合いは、わびさび的な雰囲気を感じさせて、落ち着くと感じる人が多いかもしれません。
ただ、宗教施設と言うのは、参拝にやってきた人に、この世の世界とは思えない場面を見せるのだと聞いたことがあります。
その観点からすれば、金ピカの華やかさが、擬宝珠本来の色なんでしょうね。
参拝に行ったら、境内に神社猫さん達がたむろしていました。
神社猫の数は不明ですが、この日私が見ただけでも10匹近くいましたね。
思い思いの場所へ陣取って、曇天から射す薄い陽ざしを楽しむかのように、丸まっていました。
休憩を邪魔しないように、静かに距離を詰めて、「私はあなた(猫)に関心などありませんよ」という雰囲気を見せながら、ネコ撮りさせてもらいました。
猫って、撮影している私と視線を合わせることは、まずありません。
そっぽを向いているか、目をつぶっているかのパターンが多いです。
「Wikipdia」に、猫が両目を閉じているのは、親愛の情を持っている相手に対してだと書かれていました。
逆に、猫が相手に目をあわせている場合は、「敵意」を表現しているそうです。
(※この説は、客観的な根拠が示されいないため、「要検証」がコメントされています)この説が正しいとすれば、稲荷神社をうろついている私も、同じ仲間と思われているのかも知れません。