一番上の写真は、昨夜デザートで食べた柿です。
秋も深まって、あちこちで柿のみがたわわに実っているのを見ることができます。
秋を感じさせる風景です。
最近、新潟県では町場にクマが出現するというニュースが毎日のように聞きます。
出ただけならばよいのですが、けが人も発生していて怖い話です。
先日は、私がかつて住んでいた寮の近くにクマが出て、けが人が発生して大騒ぎになったニュースが放映されていました。
知り合いにお見舞いのメールを入れたら、イベントが軒並み中止になったとのことでした。
こんな話を聞くと、もはやクマの出現は災害と言っても良いかなと感じます。
クマがこんなに町場に出現するのは、クマの餌が山で凄く不足しているそうで、餌を求めて里へやってくるのが原因らしいです。
餌の一つに柿の実が疑われています、実際クマが柿のみを食べているのが目撃されています。
柿の実に雪が積もった写真を見たことがあるかもしれません。
昔だったらこんな風景はありえませんでした、だって柿の木を植えている以上、実がなったら収穫するからです。
でも、今や柿の実は収穫されずに放ったらかし状態になってしまって、私達風景カメラマンにとっては魅力的な被写体になりました。
しかし、今度はクマの標的になってしまって、放ったらかしが問題になるのは間違いないと思います。
そうなると、柿の実を始末するか、場合に寄っては柿の木を伐採するような事態になりそうです。
残り柿が鳥の餌レベルだったら良いのですが、クマの餌となると被写体が消えてしまうのは残念ですが、人間の安全となるとやむを得ないですね。
ただ、柿の木に罪はないのですが。
下の写真は、先日訪れた五十公野公園(新発田市)で撮影しました。
こちらの柿の木は公園の街路樹として植えてあるので、収穫されることは絶対にありません。
ただ、山の中になのに、クマに食われたという話は今の所聞きません。
コメントありがとうございます。
旅人のために柿の実を一つだけ残す話し、いい話ですね。
今は、柿畑ですら収穫しないでほったらかし状態ですから、里山の荒れ具合がわかります。
一極集中の罪なのでしょうね。