新潟平野では、稲刈りはほとんど終わりました。
後は、飛び地のように稲刈りが終わっていない田んぼがポツンと残っているだけです。
上の写真は、近所の田んぼです。
稲よりも高く穂を出しているのは「イヌビエ」です。
ヒエは食用として作付されますが、イヌビエは雑草として水田の嫌われ者と言われています。
イヌビエは、田植えとともに芽吹きます。
そして、稲の刈り入れに先立って開花して、子孫を残します。
稲作に見事な適応をしたスーパー雑草と言えます。
私が子供だったころ、イヌビエが生えると、農家の人はこまめに抜いていたように記憶しています。
イヌビエがはびこっている田んぼは「ヒエたっぽ」と呼ばれて、手入れの行き届いていない田んぼの代名詞でした。
今は、除草剤を散布するので、イヌビエがはびこっている田んぼは余り見かけなくなりました。
だけど、写真に撮影した田んぼは、毎年刈り入れ間際までイヌビエがはびこっています。
除草剤を使わないのは悪いことではありませんが、刈り入れの時にどうやっているのか一度見たいと思っていました。
だけど、稲刈りの日と私の休みがあわなくて、未だに謎です。
下の写真は、今日の空模様です。
曇り時々晴れでした。
でも、強烈に乾燥していて、乾燥注意報が出ていました。
喉が乾きましたね。