「絶景!! 涼しい!!」
8月24日、善光寺を参拝しましたが、本堂の参拝前に山門を拝観しました。
山門の全景を撮影した写真を見ると二階の回廊へ人が立っているのがわかると思います。
平成二十九年(2017年)夏からは、その回廊へ上がって善光寺本堂や善光寺参道を鳥瞰的に眺めることができるようになったそうです、それで拝観することにしました。
山門脇の入口から、臨時に設置された急な階段を登りきると、仏像が安置されている部屋に至ります。
そこで仏像を参拝して、回廊へ出ると「絶景!! 涼しい!!」と思わず声を上げてしまいました。
当日は日差しが回復して暑い日でしたが、回廊は大きな山門のひさしで影になっている上に、涼しい風が吹いてくるので気分が最高でした。
眺望は写真のとおりです、参道方向を見ると先程歩いてきた仁王門と参道がよく見えます。
逆の方向は、罰当たりなのですが善光寺の本堂を眼下に眺望することができました。
余談ですが、仏像が安置されている部屋の壁には、びっしりと落書きが書かれていました。
名前、出身地、日付(多分参拝の)が、もうこれ以上書き込む空間がないほどに書かれていました。
読み取る落書きを見ると、江戸時代の年号がかかれていたり、私の生まれ故郷らしき地名があったりしました。
新しいのでは、明治の年号が入っているものもあったりします。
どこの寺社に行っても落書きは見かけるのですが、善光寺も例外ではなかったんですね。
多分、古い時代は、誰でも山門へ上がることができたのでしょうね。
ちなみに、仏像が安置されている空間は撮影禁止なので、画像はなしです。
もう一つ余談ですが、山門の回廊へは全周ネットが張り巡らされています。
多分、参拝者が落下しないようにと万一に備えているのだと思います。
このネットのために、いささか撮影は面倒でした、カメラのオートフォーカス機能を使うと、ほぼネットに合焦してしまうんです。
それで、マニュアルフォーカスへ切り替えて撮影しました。
ミラーレスカメラ(私のはDMC-G8)の機能は素晴らしいです、マニュアルフォーカスであってもピーキング機能を使えば簡単に合焦できます。
老人の裸眼ではとてもフォーカスを合わせることができませんが、便利な機能のおかげでで楽ちんでした。
良い拝観ができて、良かったです。