中古レンズ(LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S.)の総括編です。
このレンズをゲットしたのは、実は花のポートレートを撮影するためでした。
通常はマクロレンズを使った撮影で問題ないのですが、花との距離を詰められない場合に使いたかったんです。
例えば、沼のど真ん中に咲いているオニバス、あるいは小さなガガブタの花の撮影などです。
被写体のオオイヌノフグリは800mmの画角で撮影しました、絞りは開放ですがよく写っていると思います。
ただし、試し撮りをして見えてきた欠点もあります。
ズームリングが大体300mmあたりから少し重たくなって、スムーズに回りません。
マニュアルフォーカスのリングですが、回転の感触は問題ありませんが、最短から無限まで相当回転する必要があります。
ただ、800mmだとフォーカスの合焦点が凄く浅いので、その対策なのではと思われます。
後、ズームリングのロックがついているんですが、これは不要ではと思います、レンズが自重で伸びることはありませんでしたから。
この機能をAFとMFの切り替えにしてもらった方が撮影しやすいと感じます。
オリンパスのレンズは、そのようになっているので、とても使いやすく感じますから。
私が感じた細かい欠点はありますが、写りは十分に満足できました。
総括編といいつつ、実はレンズは既に私の手元にありません。
20日に手元へ到着して、不具合があったために23日にキタムラへ返品したからです。
不具合というのは三脚座のガタツキです。
オニバス沼でレンズを三脚に乗っけて撮影したのですが、その際ガタツキがあるのを確認しました。
レンズの三脚座がなくても、三脚座をレンズに取り付ける穴を利用して三脚にセットすることができます。
オニバス沼に行った際、三脚座を持ってゆくのを忘れて、レンズを直接三脚へセットする形で撮影しました。
穴はレンズに出っ張った形の部品にうがってあります、その部品にガタツキがありました。
カメラを動かすと、レンズが変にガタついたので気が付きました、多分手持ち撮影だけする人だと気が付かなかったのではとおもいます。
キタムラへ電話を入れたら、修理か返品かを選択して欲しいと言われたので、返品を選択しました。
で、返品した後ウェブ検索したら、同じようなトラブルがそれなりに発生していたのを確認しました。
ただし、穴の両脇に五角(六角だったかも)の穴が空いていて、それをスパナで締め付ければ誰でも治せるらしいです。
大三元(小三元)レンズなのに、こんなガタツキを発生させる設計をしたPanasonicにはいささか呆れました。
(※最新のロットは問題ないのかもしれませんが)