マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

日本の原風景もどき

2008年04月30日 | 散歩写真

福島潟「潟来亭」と菜の花の取り合わせ。




茅葺き作りの農家に菜の花畑。
こんな風景は、何となく日本の原風景を感じさせてくれます。
(もっとも、これはマスコミ等に刷り込まれた風景だと個人的には思っていますが)


さて、上へ掲示した写真は、そんな原風景を感じさせてくれるピッタリの取り合わせです。
もちろん「本物」の風景ではなく、訪れる人を楽しませるために作られた原風景もどきです。
場所は、新潟市北区(旧豊栄市)の福島潟です。
茅葺きの屋根を持った農家風の建物は「潟来亭」と名付けられた施設、菜の花はボランティアの方が前年に種を蒔いて育てています。


現在、菜の花が満開で、福島潟湖畔一面が黄色の絨毯に覆われて、それはそれはみごとな眺めです。
散策するもよし、写真を撮影するもよし、春の一日を楽しめます。


Camera:Nikon D50
Lens:SIGMA 105mm macro F2.8
PhotoshopElementsでサイズ変更+アンシャープマスク処理。





定番の取り合わせですね。
撮影した日は、余り風がなくて、鯉のぼりが綺麗に泳いでくれませんでした。
でも、風が吹くと花が揺れて、今度は撮影に支障をきたすので、いたしかゆしの風でもあります。







菜の花の絨毯と、遠景の取り合わせ。





出る杭ではなくて、出た菜の花を撮影。






福島潟の湖面です。
近隣の河川から水が流れ込むので、あまり綺麗な湖ではありません。
でも、傾きかけた太陽が湖面に反射して、心が洗われる一瞬を見せてくれました。








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公園の風景

2008年04月29日 | 散歩写真

花水木の花。




冬枯れで、色合いの寂しかった近所の公園も、一気に芽吹きの季節が到来して、花と若葉が華やかさを見せてくれます。

先日、その公園を散歩していたら、この季節の定番である花水木が綺麗な花と若葉を見せていました。
この花は、遠くから見ると、木にチョウチョが舞っているようで、とても華やかに見えます。
また、青葉は空かして見ると、緑の透過光が如何にも春らしいすがすがしさを感じさせてもくれます。

なので、この花を撮影するときは、葉っぱと花を透過光で写し取るのがセオリーとなっているようです。
ちょうど、紅白のお揃いで花水木が植えられていたので、両方を撮影してみました。


Camera:Nikon D50
Lens:SIGMA 105mm macro F2.8
PhotoshopElementsでサイズ変更+アンシャープマスク処理。




赤い花を付けた花水木。







どなたかが公園に植えたようで、横一列に菜の花が咲き誇っていました。

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高感度フィルム

2008年04月28日 | カメラ

上野駅コンコース。
コンコースは随分と現代的にお色直しをしましたが、天井の構造は私が初めて上野駅を訪れた時と同じです。
正面の壁に描かれた絵も変わっていません。
フィルムはNATURA1600、カメラの感度設定はISO1600。



お気づきの方もおられると思いますが、鉄道博物館で撮影した写真は、全てネガフィルムで撮影しています。
現像したフィルムをスキャナーでデジタル化して、PhotoshopElementsでレタッチをしてブログに使いました。

デジタルカメラと言う便利なカメラがあるのに、馬鹿馬鹿しいと思う方もおられると思います。
その通りで、デジタルカメラだったらランニングコスト(いわゆるフィルム代)は限りなくゼロなので、一発勝負のスナップショットは別として、その他のシーンは撮影枚数を気にしないで撮影できます。

私自身、カメラを始めたのはフィルム時代ですが、フィルム自体に思い入れがあるわけではありません。
でも、この前フィルムのジャンクカメラ(いわゆるコンパクトカメラの類)を入手したのをキッカケに、久しぶりにフィルムで撮影したら、結構面白かったので、今は気分でデジタルカメラとフィルムカメラ適当に使い分けて楽しんでいます。
しかし、今はフィルムカメラ受難の時代ですね。
フィルム一眼レフカメラは、ニコンとキヤノンが辛うじてカタログへ残していますが、中高級品ばかりで、ちょっと楽しむには金額的に手が出ません。
仕方ないので、中古で普及品のフィルム一眼レフを見つけて使っています。

鉄道博物館の旅は、子供がデジタルカメラを持って行ったので、私は敢えてフィルムカメラを持って行くことにしました。
鉄道博物館と言う暗い場所での撮影なので、前から一度試したいと思っていたフジフィルムの高感度フィルムNATURA1600を使う事にしました。
ご存じの方もいると思いますが、このフィルムはノーフラッシュで撮影する事を目的に作られました、フジフィルムのNATURA対応カメラに入れると細かく露出制御して暗い場面で雰囲気のある写真が撮影できます。
私のカメラはニコン製なので、そんな器用な制御はできません。
それで、巷のWebで良く見る情報どおり、暗いシーンはISO感度はそのまま、明るいシーンでは露出を+2(実行感度をISO400で使う)かけて撮影をしてみました。


結果は、カメラのレンズが暗いので、いくらISO1600のフィルムでもシャッタースピードが上がらないため、いささか手振れの画像もありましたが、色合いは問題はありませんでした。
昼間の写真も、少し不自然な色かぶりがあるものの、思っていた以上に良い画像をだしてくれました。
昼間もISO1600で撮影しても良さそうですが、その場合は露出計通りの高速シャッターが切れないので、今回の様に露出を余計にかけたのと同じ結果になると想定されます。

撮影結果を見ると、暗いシーンでは色合いが自然に感じますから、暗い場所できっちりと性能を発揮するフィルムだと思います。




(共通データ)
Camera:Nikon U2
Lens:Nikkor 28-80mm/F3.3-5.6 G
Film:NATURA 1600
ネガフィルムからスキャナーでデジタル化して、PhotoshopElementsでレタッチ。










「快速むさしの」だそうです、どこの駅で撮影したかは忘れました。
この列車(115系)、新潟では新潟色と言う色に塗られて走っています。
私が通勤時に乗る列車でもあります。
ISO1600で撮影。






新潟市中央区「やすらぎ堤」で撮影した満開のソメイヨシノ。
いささか色かぶりがあり、レンズの開放値がF5.6なのでボケ味が汚いです。
露出を+2で撮影。





宮城県の松島で撮影。
正面に見える島は「雄島」です。
露出を+2で撮影。





同じく宮城県松島で撮影。
松島のヨットハーバーです。
露出を+2で撮影。





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博物館の姫君様

2008年04月27日 | 鉄分補給

鉄道博物館の姫君様、181系特急とき(クハ181-45)。


さて、鉄道博物館の続きです。
鉄道博物館へ行ったらぜひ見たいと思っていた列車があります。
その列車、名前をクハ181-45と言います。
かつては「特急とき」として、上野と新潟の間を駆け抜けていた特急列車です。
上越新幹線開業と同時に「とき」の名前は引き継がれましたが、車輌は廃止の憂き目にあいました。
でも、一輌だけJR東日本新潟車輌センターへ保存されました、その保存された車輌が現在鉄道博物館へ展示されている車輌です。

かつては、この車輌を毎日の様に見ていました。
新潟への通勤時、進行方向左側に陣取っていると、屋根に覆われて大切に保存されているこの車輌を見ることができます。
やがて、大宮に鉄道博物館が建設されると、この列車は181系の代表として博物館へ移籍して行ったのです。

久しぶりに会った車輌は、御台様(C57 135)の後ろに展示されていました。
一際目立つクリーム色なので、姫君様の雰囲気がありましたよ。
屋根に覆われていたとは言え、外に展示されているよりは、博物館の中で大切にされ、大勢の人に見てもらった方が良いですね。






転車台後ろに展示された車輌達。
左から電気機関車(ED75 775)、クハ481-26(特急あいづのヘッドマーク)、クモハ455-1、そしてクハ181-45(特急ときのヘッドマーク)、ナハネフ22-1(寝台特急用客車 あさかぜのヘッドマーク)です。
「とき」と「あいづ」はクリーム色の車体なので、姫君様姉妹と言ったところでしょう。






車輌が展示してあるヒストリーゾーンは、全体がプラットホームとしてデザインされています。
特急ときは、上野駅のプラットホームに居るようなシチュエーションとなっていました。
さりげなく水飲み+洗面場までしつらえてあったりします。
人が座れる車輌は、基本的に中へ入る事ができますし、車輌によっては飲食が可能となっていました。






国鉄マーク(JNR)に照明の光が反射して綺麗だったので、撮影してみました。

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博物館の御台様

2008年04月26日 | 鉄分補給

ヒストリーゾーンのど真ん中に鎮座するC57135。




このところ、NHKの大河ドラマ篤姫が面白くて、毎週欠かさず見続けています。
今までの大河ドラマシリーズとはいささか毛色が異なっていて、歴史上の女性が主人公です。
篤姫は歴史上の人物ではありますが、ドラマの中で、篤姫が高輪の屋敷へ乗り込むとか、徳川斉昭と渡り合う等のシーンは実際にはあり得なかった場面でしょうね。
でも、この乗りが面白くて、見続けています。
何となく、あんみつ姫の乗りに感じてしまうのです。


歴史上の篤姫は、江戸幕府十三代将軍徳川家定の御台所(御台様)となった方です。
先日、我が家の子供のお供で、大宮にオープンした鉄道博物館を見学してきました。
鉄道博物館のメインは、各種鉄道車輌が一同に展示されたヒストリーゾーンです。
荘厳さを感じさせるヒストリーゾーンに展示された鉄道車輌の中で、ひときわ目立つのは唯一転車台に乗っているSL C57135です。
ヒストリーゾーンを御台様が済んでいる大奥に見立てると、鉄道博物館の御台様は間違いなくC57135でしょう。
貴婦人の愛称を持つこのSLは御台様の様な高貴な雰囲気を感じさせてくれます。
御台様が乗った転車台は、一日に二回回転するので、集まったギャラリーが御台様へお目見えできます。
しかも、博物館が壊れるかと思うような大きな汽笛を鳴らしながら回転するのです。
と、まあいささかこじつけ+戯れ言になってしまいました。
でも、博物館に展示されている展示物は、間違いなく日本の鉄道資料としては、第一級品です。
乗り物に少しでも興味がある人であれば、老若男女誰もが楽しめるスペースです。


この博物館、本当に広いです、いや広大と言った方が正解かと思います。
この博物館の前身と言える、旧万世橋駅にあった交通博物館とは比較にならない広さです。
五時間ほど滞在したのですが、最後は足が言うことを効いてくれなくて、体力の低下を自覚せざるを得ません。
健脚が必須でしょうね。


さて、JR東日本がお金をかけてリニューアルオープンしただけあって、見方によっては「エキナカ博物館」とも感じます。
いま、エキナカは流行ですよね、駅構内へお店や施設を入れて、お客にできるだけ長く滞在してもらって、結果的にお金を下ろしてもらうスキームです。
鉄道博物館も例に漏れず、お土産とか食事は、完璧にエキナカ化されていて、お金を落とさざるを得ないシステムになっています。
お金をかけた以上は元以上を取ると言う、商売っ気がいささか鼻についたことも確かです。










C57135の鎮座する転車台が回転している様子です。
この時鳴らす汽笛は本当に大きな音なので、怖い方は事前に耳を塞ぐようにアナウンスされます。






ヒストリーゾーンに展示された鉄道車輌を俯瞰した様子。
その時代時代の花形列車が揃っています、壮観です。






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チューリップ

2008年04月25日 | 散歩写真

小学校のプランターに咲いていたチューリップ。
子供達が、昨年一所懸命球根を植えたのだと思います。



昨日の昼、社食でお昼ご飯を食べながらテレビニュースを見ていたら、今月に入ってから、前橋市内で道端のチューリップが相次いで切り落とされた事件の犯人が撮影された防犯カメラ画像が放映されていました。

この男性、余程虫の居所が悪かったのか、持っていた傘を使って、次々とチューリップの花を凪足しておりました。

まあ、ストレス社会ですから、何かにはけ口を求める気持ちは分からないではありませんが、いささか向け先が間違っています。

この男性、もし新潟県に来たら、嫌になるほどチューリップの花びらを摘み取ることができたでしょう。
新潟県の花はチューリップです。
何故、県の花になったのかと言えば、球根を育てて出荷することが大きな産業となっているからと言えます。
今時期、球根を育てている農家の畑に行くと、一面各色毎に咲き誇ったチューリップを見ることができます。
赤、黄色と色毎に絨毯を敷き詰めた様な見事な眺めです。
実は、球根へ栄養を与えるために、花が散らない前に花びらを摘んでしまいます。
こちらの作業へ参加していただければ、嫌になるほど花びらを合法的に摘み取ってしまう事ができた訳です。(でも、なぎ倒す事は絶対にだめですけどね)

チューリップの好きな方は、大型連休中に花の絨毯を愛でにぜひ新潟県へお出かけください。
本当に、見事ですよ。




同じく小学校のプランターに咲いていたチューリップ。
ちなみに我が家のチューリップは、球根を植えると猫様に掘り起こされてしまうので、昨年は植えませんでした。
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良く見る花

2008年04月24日 | 散歩写真



私が住んでいる新潟市の本日の天候は一日雨模様、本格的に雨が降ったのは本当に久しぶりです。
このところ、初夏の様な気温が続いていたのが、今日は昨日に比較して一挙に五度前後も下がって、少し肌寒さを感ずる一日でした。


上の写真は、ご存じの方も多いと思いますが、スノーフレーク、別名をスズランスイセンと言う花です。
もちろん帰化植物なのですが、私の回りを注意して見ると、結構はびこっている植物でもあります。
この写真は、近所の小学校校庭で咲いていたのですが、毎年同じ場所で開花して、可憐な花を見せてくれます。
タイトルに記載したごとく、良く見る花です。


さて、下の花は誰もが知っているタンポポです。
この花は、ところかまわず勢力をはびこらせるので、人によっては忌み嫌われる植物でもあります。
私は、この素朴は花が好きで、春先の開花を待って撮影を楽しんでいます。
この素朴な黄色を写し取るのは結構難しくて、なかなか気に入った色をで写し取れません。
全体を写すのも良いですが、花をどアップで撮影すると、これまた違った世界が見えてきたりして、奥が深い花に感じます。
私の住んでいるところでは、群生している場所がありまして、そこが満開状態になるのを楽しみに待っています。


Camera:Nikon D50
Lens:SIGMA macro 105mm/F2.8
PhotoshopElementsでレタッチ後、サイズ変換+アンシャープマスク処理



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Opening

2008年04月23日 | 散歩写真

近所の小学校校庭に咲いていました。
背景の華やかな色は何だと思いますか?
実は、子供達がプランターに育てているチューリップの花です。
実際の撮影画像に対して、レタッチでコントラストを上げて見ました。



私のブログを開始します。

運動不足解消のため、ぶらぶらウォーキングを楽しんでいますが、ついでにカメラをたがえて何気ない身の回りの風景を撮影して楽しんでいます。
散歩で撮影した画像と戯れ言をマッタリと楽しむブログです。



Camera:Nikon D50
Lens:SIGMA MACRO 105mm/F2.8
PhotoshopElementsでレタッチ後、サイズ変換+アンシャープマスク処理。

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