いまさらなんですが、コンパクトデジタルカメラを買っちゃいました。
機種は、CANONのSX720HSという機種です。
現在、SX720HSの後継機種(SX730HS)も販売していますが、Web上の情報によると、動画機能以外の部分はほとんど進化していないとのことなので、敢えて古い機種を選択しました。
決めては価格です、新しい機種は4万円台でした、コンパクトデジカメに4万円は出したくないなという、ただそれだけですが。
買ったのにはもう一つ理由がありまして、今まで愛用していたLUMIX DMC-TZ30が壊れちゃったからです。
最近、ズームのスイッチ部分が怪しい動作をしていたのですが、先日遂にズーミングができなくなりました、その上ズーミングで勝手に動画撮影を始める始末です。
スマホも持っていますが、スマホのカメラはどうしても画角が固定(デジタルズームはできますが)されてしまうので、それが許せません。
DMC-TZ30は2013年の6月に購入したので、9年ほど使ったことになります、かなりの枚数を撮影しましたので、良くここまで持ったことに驚嘆しました。
このカメラで撮影した写真でフォトコンに入選したことはありませんが、予選通過したことは何回もあるんですよ、想い出深いカメラです。
コンパクトデジカメを新調するにあたり、色々調べたんですが、今はスマホに押されてしまって、機種が全然ないんですよね、撤退したメーカーさえありました。
結局、3万円くらいで買える機種はSX720HSくらいでした。
フィルム写真を始めたのはCANONのキャノネットQLという機種でした、実はCANONのカメラを使うのはこれが2台目なんですよね。
今日の午後、空模様が回復したので、720HSを持って初撮影に行ってきました、出かけた先は福島潟オニバス沼から続く道です。
空模様が回復する間際は、劇的な風景を見ることができます、今日も期待を裏切りませんでした。
このカメラ、35mm換算で24(W)-960mm(T)というとんでもないズームレンズがついています。
960mmは凄いのですが、多分手ブレで使い物にならないと想定していましたが、やっぱりそのとおりでした。
下の写真は960mmまでズーミングして撮影したものです。
なにせ手ブレ補正機能が付いていても、これだけの超望遠域ですから、自分の手ブレで画面が激しく揺れて中々静止してくれません。
超望遠域は、やはり三脚を使ったほうが良さそうですが、とにかく撮影したい場合は、何とか使えると思います。
手ブレもありますが、解像度はこんなものでしょう、高いカメラ+レンズと同じだったら、高いカメラは売れませんからね。
SX720HSは2016年に販売された機種なので、DMC-TZ30と3年ほど違います、でもそんなに大きな進歩は感じませんでした、ただしスチール部分の話ですが。
逆に、SX720HSは画面タッチ機能(フォーカスエリアの移動、シャッター など)がないので、その部分は戸惑いました、これは後退していると思います、個人的にはですが。
まあ、動作はキビキビしているので、普通に撮影している限りは問題はなさそうです。
この手のカメラは、普段遣いが問題なければ、OKです。