久しぶりに、シャーロック・ホームズを読み返しています。
シャーロック・ホームズが活躍した時期は、イギリスが世界の工場として君臨した、ビクトリア時代でした。
シャーロック・ホームズを読んでいると、ビクトリア時代の描写が多々ありますが、私にはピンと来ないことや、違和感を感じます。
それは当然で、自分自身、日本の古い時代でさえピンと来ないのに、外国の時代風景が違和感なく肌に感ずることなどできません。
この時代風景が、少しでも肌に感じられれば、シャーロック・ホームズはもっと面白く読めるのではないかと思います。
で、シャーロック・ホームズが活躍した時代の本を図書館から漁ってきました。
その中の一冊が「英国鉄道物語 新版(小池滋著)」です。
この本の、「地下鉄と推理小説」へシャーロック・ホームズの話が出てきます。
その話は、「ブルース・パーティントン設計図の冒険(The Bruce-Partington Plans)」で、地下鉄を使ったトリックが仕込まれています。
物語の中では、地下鉄の客車を引っ張っていたのは「蒸気機関車」となっています。
最初、この話を読んだ時、客車が蒸気機関車に引っ張られていたのに、違和感を憶えました。
でも、「英国鉄道物語」を読んで、納得しました。
しかし、地下に蒸気機関車を走らせるのは、ちょっと考えただけで、大変なことです。
そのへんのうんちくは、「英国鉄道物語」へタップリと書かれています。
自分自身が地下鉄なるものに、初めて乗ったのは何時だったか、記憶を遡ってみました。
私のように新潟に住んでいれば、多分「東京で」と言うのが大多数ではないかと思います。
でも、私が初めて乗った地下鉄は「札幌」でした。
札幌の地下鉄は、非常に特殊です。何せ、「鉄」と名前が付いていながら、鉄の車輪ではなくて、ゴムのタイヤなんです。
極端な例えですが、自動車のシャーシに、鉄道の車体が乗っているイメージです。
ゴムタイヤなので、乗り心地は良かったと感じました。
今日も、空模様はぐずつきました。
午前の早い時間帯は、青空も見えたのですが、直ぐに曇天となってしまいました。
午後からは、時々激しい雨が降ってきて、薄ら寒い秋分の日でした。
夕方前に、福島潟オニバス沼へ行って、散歩写真を楽しんできました。
雲は多かったけど、まだ青空が見えていましたが、今は外は雨です。
今夜は、福島潟自然文化祭の行事がある予定ですが、何せローソクを使う行事なので、実施が難しいかも知れません。