先日、ブックオフで、立て続けにカメラ関係の本を2冊購入しました。
一冊は「フィルター風景術 麻賀進氏著」、もう一冊は「フィルター撮影大研究」です。
著作名のとおり、レンズへ装着するフィルターの使い方を記載したノウハウ本です。
今や、レンズに装着するフィルターは、レンズ保護用のプロテクターかPLフィルターくらいしか用がなくなりました。
なぜかと言うと、カメラがデジタル化された結果、フィルター機能はカメラ側のホワイトバランス機能を利用すれば、大体用が足りてしまうからです。
だから、フィルム時代のノウハウ本は、ブックオフへ売られてしまったようです。
本だけではなくて、フィルム時代のフィルターも、ハードオフのジャンクコーナーで売られています。
フィルター関係の本を購入したら、今度はハードオフのジャンク箱で、とあるフィルム用フィルターを見つけました。
しかも、私がメインに使っているレンズに装着可能なフィルター径でした。
販売価格は315円だったので、購入する事にしました。
フィルターは、黒白フィルム用のフィルターで、黄色の「Y2」と言われるものです。
フィルターの説明書へは、「青空を含む風景や建物、人物、スナップなどの撮影に、私たちの眼の感じ方と非常に近いコントラストに表現するフィルターです」と書かれています。
黒白フィルムで撮影する場合、つけっぱなしで使える万能フィルターと言うわけです。
今日の画像は、「Y2」フィルターをデジタル一眼レフで撮影した写真です。
カラーで撮影すると、当然のことながら全体が黄色に着色されて、恐ろしい写真になります。もう少し色が薄いと、トイカメラ風な色合いになりますが、濃すぎますね。
実は、デジタルカメラのモノクローム撮影メニューにも、フィルターが選択できます。当然、Y系のフィルターもあります。
ですから、ワザワザ光学フィルターを装着して撮影する必要はありません。
このフィルターを購入した目的は、黒白写真を撮影するためではありません。
「フィルター風景術 麻賀進氏著」の記事に、Y2を使って日の出や落日をベッタリと染めるのに使えると書かれていました。
その記事を読んだあと、ハードオフのジャンク箱でフィルターを見つけてしまったので、買っちゃったわけです。
連鎖反応で入手しましたが、その内に落日で使ってみようかと思っています。
昨夜から今朝にかけて、殆ど積雪はありませんでした。
午前中は、低気圧が通過したために、激しい雨が降り続きました。その後は、雨が上がって、少し青空が見えたりしました。寒波も一服したようですが、年末年始に寒波がやって来るようなので、ひどくならないと良いのですが。