9月19日土曜日、ダムカード収集と紅葉撮影ロケハンを兼ねて、ダム巡りをしてきました。
最初に向かった先は、村上市三面川水系に設置された「奥三面ダム」です。
子供が小さかった頃、奥三面ダムへ向かう朝日スーパーラインという林道を途中まで行ったことがあります。
林道の途中に二子島森林公園という施設があり、そこで子供たちを遊ばせるためでした。
今回、二子島森林公園から先の林道は初めての体験です。
以前走行した時も結構な山道だと記憶していたのですが、奥三面ダムへ至る道は本当に結構な山道でした。
林道は、山の中腹を縫うような1車線の道なのですが、片側は山、片側は谷底で、ちょっと運転を間違えると命取りです。
まあ、道路が舗装してあることがせめてもの救いですが。
林道に入ったら、雨が落ち始めまして、運転には本当に気を使いました。
途中からは、当然のように携帯電話が使えなくなります、だからトラブルが発生しても、助けを呼べない可能性があります。
当日は、往路で2台、復路で1台の車に遭遇しただけでした、だから行楽季節外れだと助けは期待できませんね。
奥三面ダムは比較的新しいダムです、しかもアーチ式ダム(新潟県唯一のアーチ式ダムだそうです)のため、姿が美しく感じました。
V字型の渓谷を塞ぐようにダムが作られていて貯水量は豊富です、発電量が多いのも頷けます。
ダムの上から、谷底を覗き込むと、目のくらむような高さでした。
ダムカードですが、奥三面ダムの管理棟でもらえるのは平日のみです。
冬季は、道路が閉鎖されますから、当然駄目です。
土曜日に訪れたのに、私がダムカードをゲットできたのには訳があります。
土休日は、奥三面ダム下流にある三面ダムの管理棟で、こちらのダムカードを扱っています。
ただし、奥三面ダムを訪れたという証拠が必要となります、ダムの写真を撮影して行けばOKです。
したがって、土休日の場合は奥三面ダムと三面ダムのカードを嫌でもゲットできることになります。
余談ですが、このダムを作るに当たって三面集落がダムの底に沈むことになり、移転しました。
集落の周辺からは、縄文と弥生時代の遺跡が発掘さたそうです。
こんな山奥と言っては失礼ですが、縄文時代から人間が住んでいたことに、驚かされました。
したがって、古い時代から自然の恵みが豊かな地域だったのでしょうね。
今は、豊かな水で、人間の生活を潤し続けています、凄いですね。
もう一つ余談ですが、公衆トイレが面白いです。
トイレに入るためには、凄く厳重なドアを開けないと入ることができまません。
多分、冬季の雪対策だと思われるのですが、女性や年配の方はドアを開けるのは、大変だろうと想像されます。