マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

ちりも積もれば

2011年03月31日 | 戯言







我が家で、成虫となったモンシロチョウは、昨日昇天しました。
通常は、成虫になってから2週間程度と言われる寿命なのですが、一ヶ月近く生き抜きました。
部屋の中が暖かかったのと、餌に不自由しなかったので、体力が長持ちしたのだと思います。
思いっきり、外を飛びまわせることができなかったのが心残りでした。


昨日、ラジオ番組を聴いていて、面白いなと思いました。
昨今、電力不足で省エネ流行りです。それを逆手に取った訳ではないのでしょうが、電気を食っていると思われる設備の、電力消費量(電気料換算)を調べたものでした。

色々な設備(家庭内機器の電力消費量、東京タワーの照明、東京ドーム など)を紹介していました。
その中で、山手線を11両編成の列車で一周させたら、どの程度の電気料になるかは、ビックリしました。
「1,300円」だそうです。電車を利用することは社会に省エネになると盛んにPRしていましたが、この数字が本当だとすると、正しいですね。
なにせ、11両編成の列車には、相当の人数が乗れますから、一人当たりに換算すれば、自家用車とは比較にならないでしょうね。
ただ、他の設備も、電気料を聞くと、思ったほど電気を食っていないとも感じました。
電気料は、一ヶ月足し算して見ると高く感ずるんですが、各機器別に見ると意外と高く感じないんですよね。
と言うことは、省エネは、こまめに電灯を消したり、使わない電気機器のコンセントを抜いたりすることに尽きるのですね。ちりも積もれば山となるです。

※JR東日本の名誉のために記しますが、山手線を運行させる電力は、自前の発電所(新潟県の信濃川発電所、川崎の火力発電所)でかなりの部分を賄っています。


朝、竜巻注意報が出るほどに不安定で、横殴りの雨でした。
その後も不安定で、夕方になって、やっと回復した感じを受けました。
やすらぎ堤の花壇へ植えてあるチューリップの球根が一斉に芽吹いています。大型連休には、色とりどりの花を楽しませてくれると思います。














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鎮守の森

2011年03月30日 | 散歩写真



一番上の写真は、今朝撮影したものです。
通勤途中にある大ケヤキですが、毎年カラスが巣をかけています。かけていますと言いつつ、毎年リサイクルしていると言った方が正解ですが。
今日は、カラスの夫婦が、巣の近くに止まっていました。ソロソロ、巣のリサイクルを開始するようです。


阿賀野川の橋を通るとき、いつも気になっていた場所があります。
新潟側の川岸に、ぽつんと森があります。森の中に神社が見えるので、いわゆる鎮守の森です。
森と言っても、大きなケヤキが森を作っているように見えます。
前から気になっていて、近くに行ったら寄ってみようと思っていたのですが、そう思いつつ何年も経過してしまいました。

この前の日曜日、近くを通ったので、思い切って車を止めてみてきました。
その様子が、下の写真です。神社は「津島屋の諏訪神社」だそうです。
神社を参拝して、木を見上げたら、ビックリしました。森をつくっているケヤキは、スゴク、太くて高いんです。
下から見上げて広角レンズ(28mm)で撮影したんですが、全体を入れることができません。
多分、魚眼レンズを持ってこないと、だめかなと思います。
これから、葉っぱが芽吹くと、一気に鎮守の森らしい姿になります。その時、また撮影にこようかと思っています。
諏訪神社を参拝して、平穏な日々が戻ってくるように、お祈りしました。





























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風に乗って

2011年03月29日 | 戯言







大震災で被害を受けた、福島第一原子力発電所は、一進一退の状況が続いていますね。
速く、一定の状況に持って行ってもらいたいのが、国民の願いだと思います。

土の中から、恐ろしい放射性物質である、プルトニウムが検知されました。
国などは、いつものパターンで「いますぐ、危険はない」を繰り返すばかりです。
かつて、日本へ、核実験由来の放射性物質が飛んできたのと同等だとコメントしていたかと思います。

このコメントで、昔の事を思い出しました。昔と言うのは、私が小学生だった時代に遡ります。
当時、中華人民共和国では、原水爆開発のために、盛んに核実験を行っていました。
核実験で発生した放射性物質が、日本へも飛んできて、ニュースになっていました。なにせ、中国大陸から日本へ、黄砂が一年中飛んでくるルートがあるんですから、当たり前といえば、当たり前です。
ただ、当時は外を出歩くなとは、注意されなかったように思います。今ほど、情報がない時代でしたからね。

実は、飛んできた放射性物質を、見せてくれた先生がいるんです。
児童を集めて、計器(ガイガーカウンターだったと思います)を放射性物質へ近づけて、計器の音や針が振れるのを見せてくれました。
子供は、放射性物質の怖さなどよくわかっていませんから、興味津々で見ていた覚えがあります。
放射性物質と言っても、地面に降り注いだヤツを集めて来たらしいので、危険はなかったんだとは思います。
その集めたヤツを、チューイングガムへ閉じ込めていたのには、ビックリしました。

古き良き時代と言ってしまえば、それまでですが、今から考えると、のんびりした話でした。


空模様は今日も快晴、青空が広がりました。朝方は冷えたけど、日中は春の暖かさを感じました。これで、明け方も寒さが遠のけば、被災地も随分と過ごしやすくなると思います。












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名前は?

2011年03月28日 | 散歩写真








上の写真は、我が家で成虫となったチョウチョです。
野菜にくっついて青虫姿でやって来て、蛹となって、ついにチョウチョになりました。

モンキチョウかと思ったのですが、どうも怪しいんです。
ハッキリとは思い出せませんが、くっついて来た野菜はキャベツだったように思うのです。
キャベツだとすると、モンキチョウではなくて、モンシロチョウです。モンキチョウの幼虫は、マメ科の植物を食べますから、キャベツにくっつくわけはありません。
となると、やはりこのチョウチョは、モンシロチョウのようです。
調べてみたら、オスは少し黄色味を帯びているようなので、オスのモンシロチョウかなと思っています。


今日は、一日青空が広がりました。お日様の射し方が春を感じさせました。先週と違ってパワーがありました、気温も上がりました。
いよいよ暖かくなってゆくようです、暖かくなれば被災地も夜は随分と過ごしやすくなるのではないでしょうか。












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穏やかな一日

2011年03月27日 | 戯言






午前中は、雪がチラつくあいにくの空模様、午後からは天候が回復して、青空が広がりました。忙しい、空の変化です。
寒いです、外は風が強くて、体感温度は表示している気温よりも、ずっと寒かったですね。


被災地の皆様には申し訳ないのですが、寒ささえ除けば、穏やかな一日を過ごすことができました。
午前中は、古本屋巡り、午後からは福島潟を散歩写真で歩きまわりました。

今日は、ブックオフで少し高めの古本をゲットしました。
ゲットした本は、「木村伊兵衛の眼(レンズ)―スナップショットはこう撮れ! 」です。
豊栄図書館へも蔵書されているので、借りて読みました。
今日、ブックオフの本棚で見つけたんですが、この本は手元へ置いておきたい気持ちが強かったので、即購入しました。
ただし、105円ブックではありませんので、少し高い本です。まあ、定価からすれば、相当安いから、お買い得なんですけどね。


午後からは、ビュー福島潟へ行きました。昨日から、福島潟フォトコンテストの佳作以上の受賞作品が展示開始されたので、鑑賞です。
今年の大賞は、うなりました。福島潟へ鴨打小屋のレプリカがあります。小屋の覗き窓を額縁にして、白鳥が飛翔する風景を写しとっていました。
私自身も、この覗き窓から、何度も写真を撮影したことがあります。でも、大賞を受賞した写真のような創造力は、私にはありません。
全く同じ場所から撮影しても、こんなにも違うとはと、愕然としました.....
どれも力作揃いですから、鑑賞の価値アリです。


今日の写真は、ビュー福島潟での鑑賞が終わった後、湖畔を歩きまわりながら撮影した福島潟です。
もう一ヶ月もすれば、菜の花で黄色く染まった、春爛漫の福島潟になります。
平凡に季節が移ろって行くのですが、今日が穏やかに過ぎるのは、本当に幸せなのだと思います。












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言いづらそう

2011年03月26日 | 散歩写真





甲子園で、選抜高校野球大会が開催されています。開会前に、東北地方太平洋沖地震が発生して、開会が危ぶまれました。個人的には、開会した判断は、良かったと思っています。

この大会、新潟県に取っては、盆と正月が一緒に来たような大会です。
北信越の枠で日本文理高校が、二十一世紀枠で佐渡高校が選抜されて、新潟県の高校野球史に新たなページを加えました。

日本文理高校は、開会式直前と言う条件の悪い試合だったのですが、見事に初戦を突破してくれました。佐渡高校は、残念ながら強豪校の前に力及ばずでした。

ゲームの中継を聴いていて、笑っちゃいました。
何故かと言うと、ボールカウントの言い方です。今大会から、ボールが先、ストライクが後という、今までと逆の言い方に変更したようです。
アナウンサーは中継の中で、そのことを盛んにコメントしていました。でも、いざカウントを言う時に、物凄く言いづらそうなのです。今までの癖が出て、ついついストライクを先に言いそうになっていました。涙ぐましい努力なのですが、笑っちゃいました。
メジャーリーグの方式に統一したんでしょうね。


昨日アップした「科学映画館」へ、「原子力発電の夜明け」という科学映画がありました。少し長編(40分くらい)でしたが、鑑賞してみました。
原子力発電が、日本の未来に必要かを強調していました。案内(ナレーション)は城達也、音楽は山本直純が担当して、豪華版です。
子供心に、こんな映画を見せられれば、間違いなく洗脳されます。と言いつつ思い出したんですが、この映画は子供の頃に見た記憶があります。


時々青空も見えたのですが、概ね曇天で、時々雪が降りました。季節風が吹いて、2月の気温に戻ったような寒さでした。
庭の一角を見たら、毎年黄色い花を見せてくれるスイセンが芽吹いていました。スイセンが芽吹くくらいだから、そろそろ気温が上がってくれそうです。









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科学映画

2011年03月25日 | 散歩写真






私が小学校の頃、映画を使った授業がありました。
映画と言っても、いわゆる娯楽性の強い映画ではありません。当然、教育を目的とした映画です。

当時は、教育目的に作られた映画が結構ありました。
ジャンルは色々ありますが、私は「科学」を扱った映画が好きでした。
自然現象を扱った映画とか、未来へ向けた技術を扱ったやつです。
特に技術のジャンルは、輝かしい技術開発が、明るい未来を象徴しているようで、なんとなく心が踊ったことを覚えています。

ICTの世の中はありがたいものです。
Webを検索すると、そんな映画をライブラリー化して、見せてくれるサイトがあるんですね。
私が見たのは「科学映画館」と言うサイトです。ここは、「科学映画」のジャンルで製作された映画をデジタル化して、無料で見ることができます。
小学校の頃見た映画が含まれているかは思い出せませんが、映画の雰囲気は全く同じです。
ストーリーの流れ、あくまで真面目なナレーション、音楽の使い方など、一気に小学生の頃に引き戻してくれました。

この「科学映画館」へ、すごい映画がライブラリー化されていました。
今、世界中から注目されている「福島第一原子力発電所」についての映画です。
映画は二つあって、「黎明」と「福島の原子力」です。
「黎明」は、福島第一原子力発電所が建設されるまでの、現地の事前調査などを扱った内容です。また、「福島の原子力」は、原子力発電の仕組み、構造、工程、安全性などを分かりやすく説明した内容です。

当然のことながら、制作の胴元は「東京電力」です。
従って、内容は「如何に原発は日本の発展い役立つか」「如何に安全か」「如何に地元へお金を落とすか」と言った観点から作られています。

「黎明」を見て笑ってしまったのは(本来は笑ってはいけないのですが)、原子力発電所の建設用地として福島の海岸が選ばれたのは、ここ数百年大きな地震や津波に襲われたことがないと強調されていたことです。
このナレーションは、今聞いてみると、スゴク「虚しさ」を感じさせます。まあ、映画全体が「虚しく」感じます。
評価は、見る方それぞれでしょうが、ぜひ鑑賞してみてください。なお、一本30分弱なので、両方で一時間弱の時間が必要です。


夜、電話がかかってきました。
仙台市に住んでいる友達でした。何度電話をかけても出ないので、FAXを送っておいたのですが、今日連絡がきました。
家族も、家も無事だったそうです。新潟が実家なので、避難していて戻ったのだそうです。私に取ってはありがたい話ですが、亡くなった方や行方不明の方が尋常な数ではないので、複雑な気持ちでもあります。

今朝、外を見たら、ビックリしました。3-4cm位、雪が積もっていたんです。
もうすぐ4月だというのに、信じられません。それでも、夕方までにはほぼ消えてくれました。早く、暖かくなって欲しいです。











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ポイント

2011年03月24日 | 散歩写真






原発事故の作業で、ついに犠牲者(被爆者)が出てしまいました。
被爆を受けた方にお見舞い申し上げます。
また、現場で放射線を受けながら作業を行なっている方に、お礼を申し上げます。

東京電力首脳部が行った記者会見を見ていて、立腹しました。
何か、人事のような説明に感じました。
日本の社会構造は、下請けと言われる現場の人が、一番バカをみる仕組みになっています。
現場の危険な作業に、東京電力の社員の姿(作業している人もいるのでしょうが)が気配が感じ無いのは、何故なのでしょうか。


今朝、新聞を見ていたら、ポイントを被災地向けの募金へ使えることが分かりました。
NTTドコモが掲載していた記事ですが、ドコモプレミアクラブのポイントを、被災地向けの募金へ交換できるとのことです。
NTT東日本【フレッツ光メンバーズクラブ】のポイントも、同様に交換できるようです。
どちらも、会員になっていて、少しですがポイントが溜まっています。
早速、ポイント交換をすることにします。
Webで検索すると、他のポイントも結構交換が可能なようです。
気軽に募金できるので、良い取り組みだと思います。


今朝外を見たら、少し雪が積もっていました。この時期に、こんなに寒いとは、神様は試練を与え過ぎではないかと勘ぐりたくなります。
それでも、日中はそこそこ気温が上がりました。ただ、暖かさは感じませんでしたけどね。











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移ろい

2011年03月23日 | 散歩写真








水道水へ含まれる放射性物質が、ついに首都東京へ飛び火したようです。
既に、ペットボトルの水が、買い占めにあったとも聞きます。

いつものパターンで、水道水へ含まれる放射性物質は基準値を超えているが、直ぐに健康に問題が生ずることがない、と枕詞がついています。
パニックを心配することは分かるんですが、最悪の場合はこの様な健康被害も考えられますと言う情報も必要じゃないでしょうか。

今朝、ラジオ番組を聴いていたら、フリーのジャーナリストである上杉隆氏がコメントしていました。
内容は原発の事故についてです。
福島第一原子力発電所の各原発へ電源の供給が回復しつつあります。報道などを見聞きすると、電源の供給が回復すれば、何か直ぐに危機が去るように感じますよね。
でも、現実には、電源を通す先の機器が実際に動作するかどうかは、まだ分かりません。
結果的に、機器が全く動作しなかった場合は、現在のように外部機器(消防車など)を使って、冷やし続けることなります。
じゃ、どのくらい冷やし続ける必要があるかといえば、上杉氏は「2年は」とコメントしていました。

政府関係機関が発表する、希望的観測な情報も必要ですが、最悪な状況を勘案した情報も必要だと感じます。
その情報をどのように判断するかは、各人の判断です。各人が主体的に判断できる情報提供が必要だと思います。


朝は、雪がチラついていて、寒い朝でした。その後は、天候が回復して、青空が広がりました。ただ、風が冷たくて、日差しの割には気温が上がらないように感じました。
夕方から、再び曇り空が広がりました。
平年並みに気候が推移すれば、本来は暖かくなって良い時期なのですけどね、こんな、震災が発生した時に限って、寒い日が続くとは、悪いパターンです。

それでも、草むらを見れば、ヒメオドリコソウが花を咲かせていました。
梅林は、白梅と紅梅が満開状態で、良い匂いを楽しませてくれました。
季節は、間違いなく移ろっています。












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モンキチョウ

2011年03月22日 | 戯言






先日、我が家で蛹からモンキチョウが出てきたとアップしました。
こんな寒い時期ですから、外へ出すことはできません。しかも、花がないので与える餌もありません。
キャベツにくっついて我が家にやって来た縁で、成虫まで育てたのは良いのですが、最後の最後で困ってしまいました。

苦肉の策ですが、ティシュペーパーに砂糖水を吸い込ませて、餌として試しました。
結果、砂糖水を吸っているのを確認しました。
ボウルをチョウチョの居場所にしたので、自由に飛び回ることはできませんが、見ていると砂糖水を吸ったり、アチコチ場所を移動しています。

餌がなかったら、一週間くらいしか生きていなかったと思うのですが、今日も元気にボウルの中で生きています。


巷では、福島原発から拡散した放射性物質がニュースになっていますね。
北海道や西日本、あるいは外国へ逃げ出さない限り、影響から逃げることができないようです。
新潟市も水道水にホウ素が混じっているのが確認されました。
どんな時でも、夜のお風呂は欠かせないタイプです。今夜もお風呂に入りましたが、多分福島から飛んできたホウ素が混じっているのでしょう。
ラドン温泉に入ったと思って諦めるしかありませんが、あまりよい気がしません。


朝は、少し青空が広がったんですが、その後は段々と曇り空が広がりました。
これから、再び冬型になって行くようですが、この期に及んで雪だるまが天気予報に登場するとは、信じられません。
下の梅は、昨日散歩先で撮影したものです。









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