「気になるな」
最近「自粛警察」という言葉が流行っているようです。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出の自粛や休業の要請に応じていないとSNSなどで指摘する行為を指していると聞きました。
ここまでやる必要はあるのかなと個人的には感じました。
だけど、今日外出先で自分も「自粛警察」の一員じゃないかと感じてしまいました。
新潟県立植物園(新潟市秋葉区)でのことです。
野外の木陰に家族だったり、団体だったりがシートを広げてピクニックを楽しんでいました。
広い公園なので、各家族や団体の距離は三密になるような距離感ではありません。
そんな木陰にお年寄りの団体がいくつかいまして、楽しそうにおしゃべりをしていました。
ただ車座になって、恐ろしく近い距離でおしゃべりを楽しんでいました、しかも私が散策を開始して帰るまで4時間ほど全然動いた気配はありませんでした。
うーん、やはりあれだけ距離感が近い車座でおしゃべりとなると、やはり気になってしまいました。
新潟県立植物園へ向かう途中、阿賀野川河川敷の公園を通過したら、駐車場は満杯公園内はテントが林立して家族がピンニックを楽しんでいるようでした。
また、同じく阿賀野川河川敷のグランドでは子どもたちがサッカーの練習をしていましたが、それを眺めている親御さんたちは日よけのテントで密集状態でした。
こんなふうに物事を見ている自分を冷静に見れば、もう立派な「自粛警察」の一員になったなと怖くなっちゃいました。
人のことは言えません、私だって今日は新潟県立植物園へ行って散策をしてきましたからね。
緊急事態宣言解除後、恐ろしいほどに「緩み」が発生しています、しかし大型連休を挟んだステイホームで皆さん疲れ切っているのだから、こんなふうな行動を取るのは分かります、自分自身だって似たようなものですから。
新型コロナウィルスと付き合う距離感がわかっていないから、こんなふうになるのかなと感じました。
知見が集積して、新型コロナウィルスとの距離感がわかってくれば、「自粛警察」も自然解散すると思います、と不良老人の戯言です。
今日は、新潟県立植物園へ少しだけ足を伸ばして散策をしました。
お昼前に池の周遊路を一周し、木陰で持参したお昼を食べて、午後からは八幡山古墳遺跡まで往復してきました。
公園内はマスク着用が求められているので例の水着マスクを着用して散策しました。
流石に、八幡山古墳遺跡へ登る道では、ただでさえ息が切れるのに、マスク着用だと本当に息が乱れました、この辺は臨機応変で良いかなと感じました。
写真は、主に新緑の時期を終わりつつある木々の写真です。