悔しい
2012年03月31日 | 本
木曜日、ブックオフへ寄って、3冊ほど購入しました。
その内の1冊、やっちゃったんです、何かというと持っている本をと同じやつを買っちゃったんです。
せっかく、スマホに蔵書リストを入れているのに、自分の記憶を信じてしまって、調べなかったんですね。
まあ、105円の本ですから、ジュースを一本飲んだと思えば良いのですが、でも悔しいです。
3冊の内、1冊は前田真三の写真集をゲットしました。
こちらは、105円ではなくて、500円で購入しました、私にしてはお金をかけたほうです。
「一木一草」と言う写真集ですが、元値は3,800円です。
初版は、1983年発行と印刷されていましたので、当時の貨幣価値からすると、結構な価格の写真集だと思います。
当然大型本ですが、これだけの写真集となると、写真印刷はもちろんのこと、装丁自体もお金がかかっていますね、本自体が美術品です。
さて、写真ですが、私が寸評するなどと言うことは、100年以上早いです。
一木一草のとおり、私自身が普段目にするであろう景色から、しっかりと写し取っています。
多分、普段目にするような景色を撮影した写真は、有名な撮影地ではなくて、どこにでもあるような撮影地だと思います。
風景写真は、どうしても有名な撮影地で撮影したくなりますが、何気ない景色から切り取るのも、いいなと思います。
ただ、色合いは今様の写真集からすると、地味に感じます。
当然ポジフィルムの撮影ですが、データを見るとエタクロームとフジクロームを使っていました。
後に、風景写真の定番となった、富士フィルムのポジフィルム「ベルビア」が発売(1990年)される少し前ですから、当時の定番フィルムです。
地味なのですが、今様の鮮やかすぎる風景写真を見慣れていると、逆に新鮮に感じます。
良い写真集を手に入れることができたので、良かったです。
今日は、朝から雨模様、日中はかなり激しく降って、横殴り状態にもなりました。
気温自体はそんなに低くはないのですが、風があったので体感温度は結構低くかんじました。
とても、明日から4月になるとは思えません、寒いです。
下の写真は、先日福島潟を撮影した様子です。