マッタリ風景

散歩写真と戯れ言のブログ

台風17号

2012年09月30日 | 福島潟









台風17号が、やってきそうです。

新潟市の午前中は、台風なんて全然関係ないよと言いたげに、青空が広がっていました。
しかし、午後から夕方にかけて、空には雲が広がって行きました。
予報では、台風は、夜半から明け方にかけて、新潟へ一番近づきますが、既に夕方前から風が強くなって、雨が当たり始めました。
新潟は、台風の進路に対して、左側となるようですから、完璧な直撃は免れそうですが、こればかりは来てみないと分かりません。
ひどくならないことを祈るばかりです。

午後から、福島潟のオニバス沼を訪れました。
既に、風が吹き始めていて、立ったまま撮影していると、体が煽られてしまって、体ブレ写真が連発状態でした。
湖岸に生えている葦が、風に煽られて、激しく揺れているのが、台風の影響を一番感じさせました。
オニバス沼は、完璧に夏枯れなんですが、まだオニバスの花、ガガブタの花、ミズアオイの花を見ることができました。
でも、夏枯れの沼は、意外と面白い被写体が見つかります、風のなかを飽きもせずに撮影してしまいました。

写真は、元気に咲いている、ミズアオイの花です。










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シェーバーの刃

2012年09月29日 | 戯言







私は、毎日電気シェーバーのお世話になっています。
昔は、ヒゲソリを使っていたんですが、肌が弱いのと、利便性で、電気シェーバーを使うようになりました。
以来、使い続けた電気シェーバーは10台を下りません。

今使っている電気シェーバーは、昨年の7月に新たに購入した機種(Panasonic製)です。
電気シェーバーは、年を経るごとに性能が向上して、切れ味も、電池の性能も、驚くほど上がりました。


しかし、電気シェバーも幾つか欠点がありまして、その一つが消耗品の問題です。
電気シェーバーは、ヒゲを剃るためにモーターの力を使って、内刃と外刃を動作させてヒゲをカットします。
この内刃と外刃は、当然のことながら寿命があります。
取扱説明書には、内刃は2年程度、外刃は1年程度が交換の目安ですと書かれています。

私が使っている電気シェーバーも、1年以上が経過したので、刃を交換することにしました。
私のヒゲは、結構手強いので、思い切って両方の刃を交換しました。
結果、購入した当時の切れ味が戻りました。

「消耗品ビジネス」という商売方法があります。
これは、「髭剃りの替え刃やパソコンのプリンターのインクなど、本体を安く出して消耗品で儲けるビジネス」と定義されるようです。
私の購入した内刃と外刃を合計すると4千円を越えます。
この金額は、後2千円を足せば、同じ機種をもう一台購入できるほどの金額です。
本当に美味しいい商売だと思います。

今の電気シェバーは、ほぼ充電池で動作をします。
私が使っている電気シェーバーは、リチウムイオン電池を使った機種です。
今までの、ニッケル水素電池を使った機種と比較すれば、耐久性は高いようには感じます。
だけど、今までの例で言えば、電気シェーバー本体を購入してから、2年を過ぎた辺りで、充電池の性能が目に見えて低下して、結局は買い替えとなります。
なにせ、充電池を取り替える費用は、新品を購入する費用に匹敵しますから。

話を取りまとめると、1年目は刃の取替え、2年を経過したら本体の買い替えとなるわけです。
ヒゲソリ作業は、生きている限り逃げられないので、ずっと出費が続くわけです。
大きなマーケットではないでしょうが、一定の売上を見込めるマーケットですから、本当に良い商売だと感じました。


写真は、信濃川を横断するみなとトンネルの排気筒兼管理棟です。
雲の広がりと、太陽の反射で、中々印象的な眺めでした。











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オニバスの種

2012年09月28日 | 福島潟





今日は、久し振りに「暑さ」を感じました。
日中は、日差しが強かったです。
ただ、雲の感じは、秋の雲ですね。


下の写真は、先週末福島潟のオニバス沼で撮影しました。
トラフグの用に膨らんでいる部分は、オニバスの果実です。
中には、種が入っているはずです。
オニバスは、恐ろしく大きな葉っぱにまで成長するんですが、なんと一年草なんです。
池のあちこちで撮影しましたが、なんともユーモラスな姿に感じました。

先日聞いた、福島潟の研修の受け売りです。
オニバスは、2種類の種を作るそうです。
一つは、撮影した写真のとおり、開放花と言われる、水面上に花が咲いた後に結実する果実に入っている種です。
もう一つは、水中で咲く閉鎖花にできる種です、これは当然のことながら自家受粉になります。
不思議な事に、実際に芽吹くのは、ほとんどが閉鎖花の種だそうです。
遺伝子の交換をしない方の種が優勢になるとは、不思議な話です。
遺伝子の交換が少ないので、固有種に近くなります。
だから、福島潟のオニバスは、他のオニバス自生地と比較すると、花の紫色が強いそうです。

なお、オニバスの種も、ミズアオイの種と同じく、「かく乱」を好むそうです。
それが原因で、絶滅したと思われた福島潟のオニバスが復活しました。






















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ディスプレイ

2012年09月27日 | 戯言






今日は、日中だけ少し、夏が戻って来ました。
ただし、からりと晴れ上がるので、汗が吹き出すことはありません。
やはり、秋の晴れ間です。


下の写真は、近くのスーパーマーケットで撮影しました。
スーパーマケットに入っている、保険コンサルタントのお店のディスプレイです。
外の通路に面したガラス面ですが、他のお店は特段ディスプレイなどしていないので、これは目立ちました。
しかも、妙に商品を強調していなし、ユーモアを感じさせるディスプレイなので、とても好感をもてます。
これを見た人は、あれなんだろうと見ちゃいますので、下手なポスターよりもずっと効果がありますね。











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前職

2012年09月26日 | 戯言





「前職」と言うと、今日復職したとある方の話ではありません。

下の、最初の写真が前職です。
写っている木は、桜の木ですが、何が前職と関係あるのか不思議でしょうね。
この桜は、(旧)新潟地方気象台の敷地に植えてある桜です。
つまり、新潟市の桜開花日を決定する、いわゆる「標準木」(多分)です。

新潟地方気象台は、引越ししてしまったので、桜の標準木も代替わりとなりました。
したがって、写真に写っている桜の木は「前職」となります。
以前読んだ新聞記事で、この桜の木は伐採されると書かれていました。
まだ、無事に葉っぱを茂らせていますが、多分建物を取り壊す時期がくると、同時に伐採されるのだと思われます。
新聞記事を読んで、一度間近で見ておきたいなと思っていたんですが、拝めて良かったです。

今日は、少しだけ夏が戻ってきて、日中は結構暑くなりました。
そらも、真っ青な空が広がった、秋晴れでした。












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Help it or leave it.

2012年09月25日 | 散歩写真





まだまだ暑さが続いていた先日、新発田市月岡温泉地内にある調整池を訪れました。
いつものパターンで、散歩写真を撮影しながら、遊歩道を一周しました。

ふと空を見上げたら、青空に何かが浮いていました。
その様子が、下の2枚の写真です。
浮いている主は、カマキリでした。
カマキリは羽を持っていますから、空をとぶのは不思議ではありませんが、空にひっついているといった感じなんです。
よくみたら、カマキリは蜘蛛の巣に引っかかっている状態でした。

さて、ここでどうしようかと思案となりました。
カマキリを助けるべきか、それとも自然の摂理に任せてしまうかです。
結局、カマキリがかわいそうだと言う心境が強くなりまして、カマキリを蜘蛛の巣から救い出しました。
巣の持ち主はジョロウグモでしたが、こんなの大きな獲物は、めったに引っかからないと思います。
だとしたら、随分と恨まれた可能性が大です。
今のところ、カマキリの恩返しもないし、蜘蛛の夢でうなされることもありません。












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冷水

2012年09月24日 | 戯言









ここ数日、一気に気温が下がって、あの暑さが遠い過去のように感じられます。
今日の最高気温は、22度程度。
これは、午後に記録した気温ですから、その前後はもっと低くなります。
下手をすると「寒い」と感ずるわけです。

今日の朝は「寒い」と言っても良い気温でした。
当然、気温にあわせて、着る物も調整が必要ですから、当然長袖を着用するのが普通でしょうね。
でも、今日も半袖で通勤しました、回りは長袖とか、一枚余計に羽織った人がほとんどですから、スゴク目立ちました。

「冷水」と言うと、年寄りの冷や水が連想されますが、今日はそんな状態でした。
最高気温を記録した時間帯は、寒さは感じませんでしたが、朝夕は鳥肌が立つ寸前の寒さに感じました。
別段、気張っているわけではありません、単純に着る物を準備していなかっただけなんですけどね。

朝は雨模様でしたが、午後からは空模様が回復して行って、夕方は綺麗な夕景でした。
帰る時間帯、海方面には、ほんの少しだけ紅色の残照が残っていました。










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かく乱

2012年09月23日 | 







「かく乱」と言うと「鬼の霍乱」が思い浮かぶ場合が多いでしょうか?
日本語は、同音異義語が沢山あるために、前後の文脈がはっきりしないと、困っちゃいます。
ここで言う「かく乱」は、「撹乱=かき回し乱すこと」です。


以下の話は、受け売りですが、販売元は、神戸大学大学院、角野康郎教授です。
先日、角野教授の講演を聞きまして、その内容の一部です。

以下は、1951年に水田雑草(水田によく見られる雑草)の調査結果です。
全国害草と言われる、日本国内の水田で困った雑草です。

アゼオトギリ、アギナシ、タウコギ、オオアカウキクサ、サンショウモ、デンジソウ、スブタ、ミズオオバコ、ホシクサ、ミズアオイ....

さて、時は2012年。
上記の水田雑草は、ことごとく環境省のレッドリストへ載っているそうです。
レッドリストへ載った絶滅危惧種(植物)は、凄く珍しい植物だろうと想像してしまいますよね。
だけど、現実には人里の植物が危機に瀕しているんです。
当然、水田に関係する動物、タガメとかメダカも、同じように絶滅危機に瀕しています。
角野教授の話から、日本は、山間部が多いように感じますが、実際には湿地(ウエットランドと言うそうです)の水辺環境が豊かな国でもあることがよくわかりました。
振り返れば、子供の頃見た田んぼには、水草が浮いていたり、おびただしい数のオタマジャクシが泳いでいたりしました。

今日の写真は、「ミズアオイ」です。
昨日と今日、福島潟のオニバス沼で撮影しました。
昨日は快晴、今日は雨と、両極端の環境で撮影しましたが、個人的にはミズアオイには雨が似合うと感じています。

角野教授によると、ミズアオイは、種ができた後に地面がかく乱(かき回す)される環境を好みます。
水田は農作業の一環として、必ず地面を引っ掻き回しますから、ミズアオイにとっては水田は天国の様な所だったのでしょうね。
3.11の大地震の後、宮城県の水田では、急にミズアオイが復活したそうです。
角野教授は、水の流れによって、かく乱されたのが原因ではと言っていました。

オニバス沼のミズアオイは、人の手により管理されています。
だから、増減はあるものの、毎年花を愛でることができます。
角野教授は、日本の自然は二次自然(里山とか水田など)が多い環境で、その保全が結果として人間にも多大な恵みを与えてくれると説明していました。
本来であれば、田んぼで普通にミズアオイを見ることができるのがベストです。
だけど、現実問題として、そのような環境を作るには、難しい問題が山のようにあることも確かです。
日本人の得意技で、ここで思考停止となってしまいました。


一番上の写真は、今日の午前中に撮影した、雨に煙る福島潟です。
今日23日は「福島潟自然文化祭」ですが、あいにくの雨で、夕方から予定されている「雁迎灯(かんげいび)」がどうなるか心配です。






































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夕日三昧

2012年09月22日 | 福島潟










今日は、一日快晴。
日中は日差しも強かったけど、もう夏のような気温になることはありませんでした。
湿気が少なくて、秋を感じさせる、過ごしやすい晴れ間です。

夕方前に、福島潟のオニバス沼へ、オニバスの様子を見に行きました。
この時期、しかも午後なのに、まだオニバスの花が咲いていました。
さすがに咲いている花の数は激減状態で、数えるほどですが。

夕日の沈む方向に、雲がたなびいていたので、今日の夕陽はいわゆるフォトジェニックな風景になると予想されたので、夕日が沈むまでオニバス沼で夕日三昧と決め込みました。

まだ、空が焼けない時に、空へ虹のようなものが見えていました。
それが、一番上と、二番目の写真です。
自然現象の名前は忘れたんですが、条件が合致すると、こんな風景を見ることができると、ウェブの情報で見たことがあります。
以前、雁ばれ舎で夕景を見た時に、同じような現象を見たことがあります。

下の写真は、夕景三昧で、夕日が沈むまで、空の様子を時系列で撮影しました。
写真によっては、ゴミのようなものが浮かんでいますが、これは赤とんぼがシルエットとして写り込んだものです。

夕日自体も綺麗ですが、夕日が沈んだ後に、雲を赤く染める景色が良かったです。
最後の数枚は、そんな空模様を撮影しました。

カメラは、DMC-GF1とDMC-TZ30をチャンポンで使っての撮影でした。


































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誤用

2012年09月21日 | 戯言






今朝の新聞へ、文化庁が20日発表した「2011年度国語に関する世論調査」の記事が掲載されていました。

言葉の使い方というのは、時系列的に変化して行きます。
その変化の仕方が面白いと感じました。
大体が、元々の意味とは違う意味へ変化して行きますが、全く逆の意味に変化する場合もありますから、びっくりします。

私のブログの看板は「マッタリ風景」です。
このマッタリと言う言葉は、元々は京都弁で「とろんと穏やかな口当たり」という、食感を表す言葉であったと聞きました。
だけど、NHKのアニメ「おじゃる丸」の影響で、「ゆっくりしたさま、のんびりしたさま、くつろいださま etc」という意味が広まりました。
現在は、どちらかと言うと「おじゃる丸」の影響で広がった意味が優勢だと思います。

当然、私のブログも「おじゃる丸」の方にあやかったものです。
まあ、正確に言えば「誤用」なのですが、一旦世間に広がってしまうと、誤用が本当の意味に転化しちゃいます。
言葉の世界も、デファクト・スタンダードがあると言えます。

新聞を読んで、そんな戯言が思い浮かびました。












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