寒いです、冬型の気圧配置になったようで、強い季節風が吹いています、そして時々雪がちらついています。
これだけ風が強いと、雪が降っても殆ど積もることはありません、こんな時は山間部に雪が積もります。
今日で2009年も終わりなのですが、特段特別の日と感じません。
子供の頃と違って一年が過ぎるのが早くて、忙しなく感ずるばかりです。
大人は、一年間のスパンで、何らかの計画に沿って予定をこなしているので、そう感ずるのかもしれません。
寒かったのですが、少し体を動かさないと体調が狂ってしまうので、夕方前に寒風の中を歩いてきました。
頭の上から、季節風が渦巻く「ゴーゴー」と言う風きり音が重く聞こえてきますし、風上に向かって歩くと、風の勢いに押されて体がふらついたりしました。
そして、時々吹雪状態になるので、体感温度は寒暖計よりもずっと寒く感じます。
駅の近くを通ったら、雪の中に自転車が将棋倒しになっていました。
倒れた自転車を見ながら、新潟の七不思議だねと呟きました。
新潟の七不思議と言っても、私が勝手に見つけた七不思議なのですが、そのひとつが冬の自転車です。
新潟市に暮らしていると、冬になっても自転車に乗っている人を見ます。
まあ、暖冬で雪がなければ、風の冷たさを我慢すれば自転車に乗ることは可能です。
でも、先日の大雪のように雪が積もっていても、雪の中を自転車に乗る人を結構見ます。
雪国育ちの私にとっては、凄く不思議な眺めなんです、子供の頃は自転車はおろか自動車でさえ春までお蔵入りでしたから。
この冬の自転車、ハッキリ言って止めて欲しいんです、車を運転する立場からすると、タダでさえ傍若無人な運転(新潟市だけの現象かもしれませんが)をする自転車が雪の中を走行すると、さらに危険度が上がるんですよね。
雪の中をワザワザ自転車を押しながら歩いているのを見ると、何でそこまでと思うのですが、新潟市の人たちは違う価値観があるんでしょうね。
新潟では大晦日の夜を「年夜」と言って、ご馳走をたらふく食べながら過ごします。
昔は、ご馳走を心置きなく食べることができるハレの日でしたから楽しみだったんですが、最近は飽食の時代になってしまって、いささか格が落ちたかもしれません。
でも、ささやかなご馳走であっても家族で過ごす「年夜」は格別です。