今時分の朝、散策に行くと、私の周りでは田んぼで稲刈りをしている風景を見ることができます。
新潟の米と言えはコシヒカリですが、これから稲刈りの盛りを迎えるはずです。
米の作付面積はコシヒカリが圧倒的に多いと思われますが、他にもいろいろな銘柄が作付されています。
上の写真は、今日の夕食に食べた米です。
この米は「こしいぶき」という銘柄で、普段私が食べているものです。
先日、地元のスーパーに行ったら「新米」ののぼりが立っていて、そこに鎮座していたのは2種類の銘柄で、その片割れが「こしいぶき」でした。
しかもです、新米と旧米が同じ値段でした、それで即新米を買っちゃいました、それが写真の米です。
今は、収穫後の籾殻管理がしっかりしているので、収穫して時間が経過しても変に味が落ちることは少ないのですが、やっぱり新米は輝きと味が違いました。
新潟県人は、美味しい米は分からないけど、美味しくない米は直ぐに分かると聞いたことがあります。
今は普及米を食べていますが、かつては親が魚沼産コシヒカリを1年分も送ってくれたので、毎日最高の米を食べていました。
都市伝説だとは思いますが、普段から美味しい米を食べている人も多いから、わからないでもないですが。
と言いつつ、何かの本で読んだのですが、江戸時代、越後の米はまずいという定評があったそうです、だから「猫またぎ米」と呼ばれていたとか。
今でこそ越後平野は美田が広がっていますが、かつては泥沼の様な水田だったので、そこで収穫される米はかなり品質が悪かったそうです。
コシヒカリを知ったのは高校生の頃だと記憶していますが、まさかこれだけ普及するとは思っていませんでした。
でも、魚沼産でなくてもコシヒカリは値段が高いので、今は普及米を食べていますが、それでも充分に美味しいです。
今は、どこの都道府県でも、自慢の銘柄米がありますから、新潟のコシヒカリでなくても、美味しい米を食べられるはずです、良い世の中になったのかも。
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