目的は「おペン路」さん。
大都会の水族館はそれなりの規模があれば生き残って行けると思いますが、地方の水族館は特徴がないと生き残れないと思います。
なにせ、日本の人口は減って行くので、お客さんの数も減る可能性が大きいので、まともに行ったら地方の水族館は立ち行かないと思います。
結局は、その水族館なりの特徴を持つことに尽きると思います。
以前、私が訪れた鶴岡市の加茂水族館は、クラゲの展示に特化して、今や入場者が各地から押し寄せる大人気の水族館になりました、入場者数が増えたために建て替えができたくらいですから。
で、うみがたりの特徴はペンギンです。
うみがたりは、マゼランペンギンの飼育数が「世界一」の水族博物館なんです。
しかも、マゼランペンギンを間近で、いや一緒に歩くことのできるという、とんでもない仕掛けがあります。
建物の2階に「マゼランペンギンミュージアム」という施設が作られていますが、それはペンギンが住むお家を貫く小道があって、そこを入館者が歩くことができます。
小道でペンギンを見ていると、ペンギンは小道を横切ったり歩いたりします、ペンギンを本当に至近距離で観察できるんです、これはびっくりポンですよ。
注意が必要なのは、決して触ったりしないこと、それにしゃがんでペンギンと同じ視線いならないことです、これは水族博物館の担当者が一所懸命注意していました。
個人的に注意が必要と思ったのは、ペンギンが自分自身に近寄って来た時、ウンコを引っ掛けられる可能性があるということです。
ペンギンのウンコは白い液体状ですが、それが盛大に排出されるので、足元に排泄されたら大変なことになります。
ちなみに、私の1羽のペンギンが近寄ってきまして、何を思ったか膝をひつこく突っつくので、いつウンコをかけられるかと心配でした。
小道に入った人も、水族博物館の担当者も、ペンギンの可愛さにメロメロでした。
1階の「マゼランペンギンミュージアム」は下からペンギンの水槽を見る形になりますので、水中をものすごいスピードで泳ぐ別の姿を見ることができます。
この水族博物館は、「マゼランペンギンミュージアム」だけで十分にお客さんを集めることができそうです。
ちなみに「おペン路」さんというのは、東京のペンギン愛好家が、四国で飼育されているペンギンにあうことを「おペン路」さんと呼んだことにちなみます。
「お遍路」さんのもじりでしょうが、面白いですね。
日本各地に四国八十八か所の霊場を真似した遍路があるので、新潟にも「おペン路」さんがあってよいと思います。
マリンピア日本海にはフンボルトペンギン、寺泊水族博物館にはマゼランペンギンが飼育されているそうですから、3箇所で「おペン路」さんができますね。
今日の新潟市は、暑さと恐ろしい湿気で、椅子に座っているだけで、汗ばんできます。
「マゼランペンギンミュージアム」の涼しさが懐かしいです。
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