■Not Wrong Long c/w Under Th Ice / Nazz (SGC / 日本グラモフォン)
今年の年末は本当に酷い仕事地獄……。全然、休めず、です。
皆様は、如何でしょう?
で、そんな中で以前、ちょいと前なんですが、旧知の友が金策に迫られて手放しなブツが、私のところへ到着しました。そして、その中の1枚が、本日ご紹介のシングル盤です。
演じているナッズは、ご存じのとおり、トッド・ラングレンが在籍していたプログレ系ハードポップな人気バンドですが、それは今になっての結果であり、リアルタイムでは3枚弱のアルバムを残して消えています。
それは結局、時流に乗れなかったところもありますが、進み過ぎていた部分が顕著というか、本来はアイドルバンドとなるはずが、相当に凝ったサウンドを作ってしまった所為ではないでしょうか。
このシングル盤にしても、A面の「Not Wrong Long」は後のトッド・ラングレンが発表していくような、実にシンプルでハートウォームなメロディが冴えたポップスの隠れ名曲ですし、裏面収録の「Under Th Ice」は逆に強烈にドライヴしまくったハードロックの大名演!
ちなみに両曲とも、ナッズのセカンドアルバム「ナッズ・ナッズ」に収録されていますが、これはモノラルミックスのシングルバージョンということで、昔から欲しかったのですから、友人の窮地を救うという大義名分には申し訳ありませんが、本音は嬉しかったです。
う~ん、そういえば、本日が期限の手形が云々とか、必死でしたが、どうしたかなぁ。
こちらから、そんな事を確かめるのは関係の無い話ではありますが、気にならないといえば、ウソになります。
なんか、せつない年末です。