■気ままなジーナ / 松尾ジーナ (東芝)
最近のテレビが面白くない証として、民放には必須というCMのつまらなさ、精彩の無さがあるとすれば、当然ながら、そこへ出演しているタレントからスタアが誕生するはずもなく、だからこそ、CMなんか見る気にもならず、つまりはテレビ放送そのものが低迷するという、「鶏と卵」みたいな悪循環?
サイケおやじには、そ~としか思えないもんですから、本日取り出したのは昭和46(1971)年、パンストのCMに出演して更なる人気を集めた松尾ジーナが本格的に歌手としての活動もスタートさせた、その最初のシングル盤でして、しかもA面曲「気ままなジーナ」には、曲タイトルに自分の名前を入れ込んでいたという、その「あざとさ」は、ひとつの驚きでありました。
しかし、それは作詞:阿久悠&作編曲:森田公一から提供された極上のキューティポップ歌謡曲であり、アップテンポでメリハリの利いたリズム&ビートとホーンアレンジのコンビネーションが絶妙のイントロに導かれてキャッチーな曲メロを歌い出す松尾ジーナのカタコトの甘え口調は、それだけで男好きする魅力がたっぷり (^^♪
それは彼女の芸能的資質であり、歌手のみならず、モデルとしても、女優としても、きっちりと昭和40年代後半に足跡を残したと思っています。
ということで、昨日の続きとして、私用のPCの機嫌が最悪の状態から、少しずつ回復しつつあり、この文章も綴る事が出来ました。
明日は、もっと良くなるといいなぁ~~ (^^)