OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

飯島真理への最初の驚愕

2024-01-18 17:15:09 | Singer Song Writer

愛・おぼえていますか c/w 天使の絵の具 / 飯島真理 (ビクター)

今となっては優れたシンガーソングライターとしての評価も固まっている飯島真理ではありますが、少なくともサイケおやじの前に登場して来た頃、その昭和57(1982)年当時は声優であり、アイドルシンガーでもあり、それでいて翌年発売された最初のLPが坂本龍一のプロデュースによる収録曲が自作自演という驚愕は、これ如何にっ!?

実際、彼女のルックスは完全に女の子アイドルの王道であり、声質も同様でしたからねぇ~~!?

思い込みが人一倍強いサイケおやじにしてみれば、飯島真理の本性(?)が分からなかったというのが正直な告白だったわけですし、前述したLPにしても、その話題性だけは耳にしていたものの、しっかり聴いたのは完全に後追い……。

それでも初めて彼女を認識させられたのが本日掲載のシングル盤でありました。

もちろん、これは皆様ご存じのとおり、飯島真理が本格的に声優としてブレイクしたアニメ「超時空要塞マクロス」の関連主題歌として昭和59(1984)年に発売され、収録A面曲「愛・おぼえていますか」が思惑どおり(?)のヒット!

なにしろ、それは作詞:安井かずみ&作曲:加藤和彦から提供の「泣きメロ歌謡」であり、如何にもの歌謡フォーク味にモダンなセンスを付け加えた清水信之のアレンジもニクイばかりなんですが、何よりも飯島真理の声質が楽曲にジャストミート♪♪~♪

その程好いアイドルっぽさとニューミュージック系の節回しがあればこそ、これがヒットしなければ不思議なほどの仕上りだと思うばかり (^^)

しかし、サイケおやじを心底驚愕させたのは、ここに収録のB面曲「天使の絵の具」でして、何気なく針を落して流れて来たアップテンポの産業ロック系ニューミュージックの心地良さにグッと惹きつけられ、思わず制作クレジットを確認すれば、そこには作詞作曲:飯島真理!

その真実を知った瞬間、サイケおやじは彼女に対する認識を変えねばならなかった事は言うまでもございません (^^)

極言すれば、ここでも清水信之のアレンジが冴えているあたりは同時期に注目され始めたEPO=エポと似て非なる魅力あるとはいえ、後年、山下達郎からの制作作業の誘いが実現しているあたりは、さもありなん (^^)

以降、サイケおやじは密かに飯島真理を聴き続けておりまして、それでも妙に面映ゆさを自覚してしまうのところも、皆様にご理解いただければ幸いでございます。

ということで、飯島真理については追々に書いていきたいと思いますので、本日は出会いの瞬間を短めに (^^)

まあ……、好きなものは好き、それが飯島真理であったとしても、自分に言い聞かせるばかりです (^^;


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