OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

自分のボロ傘を眺めつつ

2016-06-15 17:52:43 | Singer Song Writer
傘がない / 井上陽水 (ポリドール)
 
散々っぱらバカをやらかし、やっと辞めると言い出した舛添の奴が、それでもボーナスや退職金を持ち逃げするような状況は、面白くないですねぇ~~。
 
最後にはタダ働きでもOK……、なぁ~んて泣きながら懇願していたのであれば、そんな報奨金は潔く返上、もしくは一般人になるのだから、堂々と寄付するのが人の道じゃ~ないでしょうか?
 
と、本日も独断と偏見に満ちた不平不満ではありますが、死者を鞭打つような話は止めにして、ちょうど今の時期になると思い出すが、昭和47(1972)年に発売された本日掲載のシングル盤A面曲、井上陽水が自作自演の代表作「傘がない」です。
 
ご存じのとおり、井上陽水には洋楽からの影響を隠さない作風があって、この「傘がない」にしてもグランド・ファンク・レイルロード=GFRの人気持ちネタ「Heartbreaker」の焼き直し的パクリは否定出来るものではありません。
 
逆に言えば、だからこそウケたという現実は失礼でも、何でもないでしょう。
 
で、これまでも度々書いてきましたが、サイケおやじが学生時代に入れてもらっていたバンドは、例えばダンパとか、そんなところで所謂パーティーバンドみたいな小遣い稼ぎも出来たんですが、しかしそこで要求されたのは決して自分達が標榜していたアメリカンロックではなく、当時流行の歌謡フォーク等々がメインでしたから、それゆえに反発して抜けていった先輩もいましたし、サイケおやじだってターヘを棚に上げて、一丁前に不貞腐れていた事も確かにありました。
 
そこで窮余の一策というか、もちろん歌謡フォークとかは演じるにしても、なるべくロックぼいもの、あるいはロック系のアレンジが適用出来る楽曲を選んでやるという方針が最低限の妥協になり、この井上陽水の「傘がない」に関しては、当然ながらGFRをモロに出すっ!
 
それはサイケおやじにとっても願ったり叶ったりで、なにしろGFRの「Heartbreaker」こそ、サイケおやじが高校生の頃からの十八番でありますし、やっている側が一番に楽しい事は言うまでもありません♪♪~♪
 
ちなみに高校時代の同好会では、この「Heartbreaker」でベースを練習したサイケおやじが、その頃にはギターに専念出来たので、本当に気持ち良くパワーコードを鳴らし、それほど難しくないのに自然体で盛り上がってしまうギターソロとか、そんなこんなを長々とやれる快感は今も忘れていないほどです。
 
まあ、聞かされる方は迷惑千万だったでしょうが、今となっては笑って許していただきたいという懇願の懺悔が本日の拙文であります。
 
ということで、井上陽水やアレンジを担当した星勝には失礼な暴言になってしまいましたが、決してバカにするとか、そんな気持ちは微塵もありません。
 
むしろ、この「傘がない」を世に出してくれたからこそ、自己満足ではありますが、日本語のロックをやれた学生時代の楽しさに感謝したいのです。
 
どうか、ご容赦下さい。
 
う~ん、それにしても今年は雨が少ないとか、様々な予報が出ていますが、どうやら明日は本格的な雨になるようなので、自分のボロ傘を、じっと眺めてしまうのでした。
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