■一月三日、八月五日 / 片山三紀子 (日本コロムビア)
新年もスタートしてみりゃ~、ほとんど何も変わっちゃ~いないのがサイケおやじの本性ということで結局、自分が好きなのは、こ~ゆ~サウンドに彩られた捨て鉢演歌!?
それが昭和46(1971)年12月に発売され、翌年新春に局地的ではありましたが、それなりに巷に流れていた片山三紀子の「一月三日、八月五日」であります (^^)
それは既に述べたとおり、作詞:ちあき哲也&作曲:井上かつお、そして編曲:小谷充が企図提供した、これが薄幸な女の未練と諦観が歌い込まれたミディアムテンポのR&B演歌であり、そのキャッチーなメロディラインを節回す片山三紀子の幾分スリムでシャープな声質は殊更印象的なサビのパートで冴えまくり (^^♪
また、サウンド作りにしても、完全定番とも云うべきピアノのイントロからグルーヴィなリズム隊と不穏なホーン&ストリングスの響きが実に素晴らしく、加えて間奏で炸裂するニューロックなギターソロもニクイばかりに、決して片山三紀子のコブシを阻害していないんですねぇ~~♪♪~♪
しかも、コーダーで未練たっぷりに流れ続ける演奏パートは、もっともっと聴いていたいなぁ~~、とサイケおやじに恋慕(?)させるほどですから、これは入れてもらっている高齢者バンドで本年中に練習したいもんだと、まあ……、それもサイケおやじの新年の抱負みたいなものになっております (^^;
最後になりましたが、主役たる片山三紀子に関しては未だ、勉強不足で知るところもございませんが、それにしても「片山」は東映女優にしてセクシーアクションドラマの最高峰「プレイガール」でも大活躍した「片山由美子」、「三紀子」は「平山三紀」を強く連想させられるという、個人的には妄想を掻き立てられる芸名(?)ですねぇ~~ (^^♪
あぁ~~、片山三紀子!
今年も大いに気になる女性歌手であります (^^♪