■懐かしのガソリン・アレー c/w Dandelion Wine / The Hollies (Parlophone / 東芝)
ほとんど我国では流行らなかった中でも、個人的に忘れられないほど好きな洋楽ポップスが、本日掲載したホリーズのシングル盤A面曲「懐かしのガソリン・アレー / Gasoline Alley Bred」です。
もちろん本国イギリスで発売された1970年秋には、以前ホリーズに在籍していたリーダー格のグラハム・ナッシュが新グループのクロスビー・スティルス&ナッシュ、さらにはニール・ヤングまでもが加わったクロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングで既に大ブレイクしていましたから、その頃になっても保守的なスタイルを貫いていたホリーズサウンドは、些か時代遅れというイメージがあったのかもしれません。
しかしホリーズファンにとっては、それこそが黄金律であり、永遠に続いて欲しいものに他なりません!
不肖サイケおやじも全くそのひとりとして、ラジオで最初に聞いた瞬間から、購入する為の乏しい小遣いの算段に覚悟を決めたほどです。
ちなみに当時のホリーズはテリー・シルヴェスター(g,vo)、アラン・クラーク(vo,hmc)、トニー・ヒックス(vo,g,etc)、バーナード・カルバート(b,g,key)、ボビー・エリオット(ds,per) という顔ぶれでしたが、グループのウリだったハイトーンのコーラスワークと歯切れの良いギターサウンドは健在♪♪~♪
というよりも、グラハム・ナッシュが主導して、結果的にリアルタイムではそれほどの評価を得られなかったサイケデリック期から一転、本来の小型ビートルズ的な味わいと爽やかポップス中心主義の融合に立ち返った王道路線がグラハム・ナッシュ脱退後のホリーズであり、それを時代遅れとか言われるのは心外であり、ふ~ん、分かってないなぁ~~、と突き放すのも、ホリーズファンの醍醐味(?)かもしれませんねぇ、まあ、ちょいとイヤミではありますが。
ただし、それでも納得出来ないのであれば、この「懐かしのガソリン・アレー / Gasoline Alley Bred」のキャッチーな楽曲構成の秘密の一端として、作者のクレジットを確認すれば、そこには英国産ポップスの良心であったデヴィッド&ジョナサンの正体であるロジャー・クック&ロジャー・グリーナウェイ、そして同系のエジソン・ライトハウス等々をプロデュースし、優れた楽曲を提供し続けたトニー・マコウレイという黄金のトリオが名前を連ねているんですから、もう何も言いません。
虚心坦懐にメロディとハーモニーの魔法に身を任せれば、心地良いロックビートの爽やかな風に気分は良好♪♪~♪
あぁ~、これがホリーズの真髄なんですねぇ~~~♪
ちなみにここで気になるのが「ガソリン・アレー」という言葉であり、ちょうど同じ時期に世に出されたロッド・スチュアートの名盤アルバム「ガソリン・アレイ」でしょう。
ご存じのとおり、ロッド・スチュアートは件の自己リーダーLPのド頭にその「Gasoline Alley」を入れ、シングルカットでヒットさせていた真っ最中でしたから、このふたつの曲に共通するメロディの味わいは、これ如何に!?!
このあたりは実際に聴いていただき、感じていただく他はありませんが、所謂英国的哀愁みたな「モード」は確かにあると思います。
しかしロッド・スチュアートがそれで押し切ったところをホリーズは、一部で留めてのポップス性重視の個性を堪能させてくれますから、その意味でB面に収録されたトニー・ヒックス作の「Dandelion Wine」が、単なるホンワカムードのカントリーロックで終わっていない事も特筆物!
う~ん、短いながらも、このどっかで聞いたことのあるようなデジャヴな聴覚刺激が、たまりませんねぇ~~♪ もう、ずう~~っと浸っていたい心地良さがあります♪♪~♪
ということで、とにかく素晴らしいシングル盤であります。
しかも自分の好きなものには、きっちり理由がある事も証明されていて、それは既に述べたとおり、一発でシビれさせられたA面曲「懐かしのガソリン・アレー / Gasoline Alley Bred」の作者クレジットに顕著でした。
この三人の書いたものにも、サイケおやじは全てを奪われてしまうというわけです。
そしてホリーズがそれを演じてくれるという、殊更の幸せに万歳!
コメントありがとうございます。
だいたいのプロは自分のギターを改造して使っているわけですが、エフェクターも特注でしょうねぇ。
個人的にはSRVの二連ワウ、両足使いセットが欲しいんですが、椅子に座って弾くんでしょうから、とても……。
むかしギター買うとよくオマケにつけてくれたワウファズとかあったら更に良いですね。
私はスキャッターブレインで出てくる何だか強烈なワウの音(マニアックなメーカーなんでしょうね)みたいなのを出してみたい今日この頃です。
コメント&ご指導、感謝です♪
ワウは殊更、相性というか、ギターにもですが、自分での扱い易さが大切だと思いますよ。
今、使っているやつは、これも東南アジアの某国製で、バッタの安物なんですが、ちょいと歪系の音が作れるんで重宝してました(笑)。
それと注文のアンプ、到着しました。
予想していたよりも、ずぅ~っとクリアな音が出ましたですね。
実は先日、韓国でテスコの「SP-62」という、これまたバッタの復刻エレキを日本円にして2千円ほどで中古ゲットしてきたんですが、これとの相性が良い感じ♪
ギターそのものが痛んでいるんで、少し調整が必要なので、後々の楽しみが増えましたです。
あとマイジェネとかまんまな音です
ワウはなんか消耗品って感じですよね。
もういくつ買ったかわからないほどですが
いつもCryBabyと書いてあるJenだったヤツです。
そういうばむかしトーマスというのもありましたが
最近みないですけどあれは良かったですね。
Jenよりもちょっと小さかったような憶えがあります。
好みは別としてワウでアドバイスが出来るとすれば
モーリーのバッドハウスみたいなのは便利ではあるけれど
ギターのVolを絞って使うようなとき(ジミのブードウーとか)
なんか全然ダメな感じで変なノイズも出るし我々向きではないかとは思います。
コメントありがとうございます。
>初期のWHOのギターサウンドとかに近い~
とすると、コードカッティングが楽しくなりそうですねぇ~♪
現物は今日、明日中に届くと思いますが、ますます楽しみになってきました♪
エフェクターの世界は踏み込むと泥沼化しそうなんで、ほどほどにしています。しかし実は最近、ワウがイマイチの調子なんで、これまた物色しているんですが……。
なんにしろ、使い方がターヘだと痛みも早いそうで、これは痛感する次第です。
>歪というか、ナチュラルディストーションは好きなんですが
私ストーンドライブというオーバードライブを使っているんですが、これはなかなか良いですよ(ちょっと高価ですが)
4年ほど前に縁あって中古で安く手に入れたんですが、これをつないで弾いてると止まらなくなりますね。
ブリーフみたいな変なかたちをしていてランチボックスJrと一緒に足元に置いてあると、このペダルの方がデカかったりします(笑)
ご配慮、ご厚情感謝です。
歪というか、ナチュラルディストーションは好きなんですが、意図的に作られたものは勘弁してほしいのが本音です。
とりあえず現物が届くのが楽しみですよ♪
ちょっとレスポールとかだとトーンコントロールが1つダケなのでブーミーになるの必定だと思ったのです。
それがストラトには丁度いい感じなんですが。。。
私は車で使う用にという感じで買ったんです。
Jrの方ははシガライターから電源が取れるのし
エフェクターにもアンプ本体から9Vを供給できるんですよ。
ランチボックスはJrよりひと回りデカイ(といっても小さいですが)ですね。
どっちにしてもハリのある音なので結構気に入って使ってます。
コメントありがとうございます。
注文したのは「ランチボックス」という名称で、「最大200W出力」がウリのやつです。話半分としても、価格が2万円台ですからねぇ、今から納得してますよ(笑)。
一応、宴会芸で使うギターは東南アジア製の左利き用ストラトコピーなんで、弦を上下張り替えて、右利きジミヘンやっているのでした(笑)。
なんかネットでみると、重さが3.04kgと2.27kgのふたつのバージョンがあるみたいなんですけど、届くのはどっちでしょうね。
私のは重い方でストラトとかP90にマッチする感じの歪み方の様に思うのでレスポール党のサイケおやじさんにはちょっとモアモアするのかも…。
っていうか、ハムバックングPUのギターでまだ試していないので、それを使っての感想と、どっちのバージョンだったか良かったらまた教えてください。
コメント感謝です。
ご紹介のミニアンプ、ネットで調べたら良さそうなんで、プチっと通販ボタン押してしまったですよ♪
今年の宴会芸で使う予定ですが、安いのが高得点ですねっ!
自分の場合、ちょっと楽器に触れなくなると、リズムがとれなくるんですよ……。
そこでとりあえず毎日、カッティングとスケールの練習はやるようにしていますが、もう上達は不可能と諦めの境地です(苦笑)。
たしか三軒茶屋だったかな。
ところで熟女Vo&サイケおやじバンドはライブをやったそうですね。
わたしはトンとご無沙汰ですが、最近ZTという小さいアンプを買いました。
(H)145 x (W)195 x (D)125 mmという超小型サイズなんですが
昔っぽいサウンドでかなり大きな音がでます(50W)
おかげでまた指先が硬くなりました。