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ワールドカップ観戦のレクチャー  文科系

2006年06月12日 10時05分32秒 | スポーツ
理由などごちゃごちゃ言わずに結論を書こう。なお、陣形、メンバーは予想されている通りの3.5.2で、新聞報道のメンバー11人と見てのことである。
1 FW(フォワード)2人と中村の他、中田および、三都主か駒野かの5人が前に行けて、守備も安定しているとき(2参照)は好調である。この前5人でぽんぽんと球が速いテンポで回っていればさらに良い。
2 守備は、DF(ディフェンス)・ラインがあまりFW陣と離れず、下がりぎみにならずに、DF・FWが近づいて一体となって全員でごちゃごちゃと敵保持の球を追い詰めあい、うまく奪いあっているときは好調である。その上で、攻めてきた敵FWの人数に対して、3人の味方DFの1人が余っている状態ならなお好調。
サッカーの守備とは、ゴールを守る事以上に敵から球を奪うことが仕事なのだ。球を奪えなければ攻められっぱなしになり、必然いつかは点も奪われるからである。なお攻守陣一体で攻防に努めるのが、現代サッカーの良いチームの最大特徴である。日本はこの特徴を最大限に持ったチームである。
3 1と2との一体的遂行は全員が走っていなければできない。球周辺の人は当然、そこ以外の人が走っていなければ1、2同時にはできない。1だけならば点を入れられる。2だけならば点が入らない。そんなわけで、中田英寿はその「ナカタ・ネット」最新記事でこう語っている。
「オーストラリア戦、合言葉は ”Run Run Run”。これが自信を持って戦うための言葉だと思う。」
ちなみに韓国と日本は世界で最も走るチームだ。オーストラリアの監督、ヒディングは「この2国は死ぬ気で走る国民性」と語っている。
4 攻撃では柳沢に注目。中村、中田から彼に球がたびたび渡っているようなら得点が近い。中村などが球を持っているときに同時に柳沢が球をもらうためにどう動いているかを見ると楽しい。
5 セットプレーは中村に目が行きがちだが、福西を見よう。中村が蹴る前後に福西がどこからどこへどう動きボールをもらうかを見ていよう。彼はファーではなく、ニアに動くのが普通だけれど。これは敵ゴールに、その都度置かれたボールが遠いか近いかという意味だ。福西は近い方に走る。
6 ドイツも猛烈に暑くなった。日本が走り勝つ後半の後半こそ、何かが起こる。90分のうち、最後15分こそ「世界最大の闘いの、命をかけた正念場」なのだ。
コメント (8)
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