九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

本日10時、大勝負!  文科系  

2006年06月18日 13時35分09秒 | スポーツ
ジーコが決断しました。4バック。
坪井の代わりに小笠原を前に入れて、サントス、加地をサイドバックに下げました。狙いは「DFラインの押し上げの強制」です。これは事前の福島合宿から論争があって、結論は出ず、ジーコがにこにことこれを見守っていたというもの。ジーコのこの態度、日本人監督には到底できないことですね。中田が「人格者」と語ったわけです。論争自身はこういうもの。宮本に対して中田、高原が「DFラインはもっと前に来い」と語り、いつも長い論争になっても、基本的結論は出ずDFラインは後ろ目のままで、幾つかの条件的一致だけを見たという経過があった戦略上の最重要問題です。
さて、オーストラリア戦の敗因をそこに求めたジーコがDF陣に対してついに「強制」にでたわけでした。オーストラリア戦では3バックがトルシェのように押し上げることができず、後ろにいて後半は実質5バックになってしまった。ロングボール多用の敵に日本がよく陥る負けパターンでした。

さて、予想です。勝ちか大敗かどちらかでしょう。それも僕は勝ちと見ます。別れ目は二つ。一つ、攻めの時には、味方が柳沢のように「ボールを受ける走り」が多いかどうか、つまりぽんぽんとボールが回りかつ中距離シュートを打てるかどうか。二つ、守りは敵のボール周辺にプレスがかかり、かつゲーム初めに敵トップにオフサイドがかけられるかどうか。僕はこの二つを注目します。

あー勝って欲しい!
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まとめてお返事、保守系さんへ  文科系

2006年06月18日 12時02分33秒 | Weblog
まず「軍事費順位」投稿を巡って。
保守系さん、あなたはマルクスが発見し、ケインズ、ガルブレイスそして最近ここに紹介した格付け会社、三国事務所代表、経済同友会副代表・三国陽夫も問題にしたような広がりと重要性をもった意味での「過剰生産」という概念が全く念頭に浮かんでいない。毛沢東のドホウコウロの粗鉄?の過剰生産?とこれとを同列に並べるなんていう珍説に、僕はもー口をあんぐりです。
この問題はアングリが過ぎてなかなか直接に応える気にはなれませんので、まずはあなたの文章に日頃感ずることを比喩として一言だけ。
知識には「構造」というものがある。1冊の本では「題名」が最も「全体の中の根本」なわけでしょう。それを各章に分けて説明していくのだから、章の題名がつぎの「全体的・根本的」なものだ。その章の内容すべての結びつきなどの説明から著作題名、テーマの解明をしていくということ。同様に次は各節が今度は章テーマを明らかにするということですね。人間はある問題現象を言葉で解明していく他はないのですが、その現象をいろんな側面に分け、それらの関係などを捉えて本質・根本を探っていく。そういうやり方と分析的、論理的な本の書き方とが同じということですね。これが構造的思考、構造的な話の進め方というもので、ある現象を解明する言葉には全体表題、章、節のように重要な順にピラミッドのような階層があるはずです。その重要性表現はさしあたっては「全体的・根本的」の程度という以外にはありませんが、まーとにかく、一つの問題現象に対して一つの述語とか他との一つの因果関係とかが付くだけというように、総ての知識が、ちょうど辞書のようにべたーっと横一列に平等に並んだ形で重要なわけではありません。
「過剰生産」って経済学者にとっては賛否にかかわらず、資本主義の題名、本質みたいな言葉です。「全般的過剰生産」で資本の投下場所がなくなり、それで不景気、恐慌、大量失業、戦争などがおこるというような言い方をこの前も僕はしたはずですね。鉄とか自動車とかある生産分野だけのそれなら、光学から発展したキャノンのように、他の分野に資本を移すだけです。物作りが満員になっているなら、金融にも手を出すというようになりますね。
対してドホウコウロが、不景気、恐慌、大量失業、戦争などなどの根本に座るこの概念と同列に並べられるのは、「生産」と「過剰」という言葉の連想ゲームみたいな思考においてだけでしょうね。これは、言葉遊びか、ダジャレの類。

さて、次はイラク戦争後の混乱の投稿を巡ってです。イランはまだまだ流動的ですね。中ロを含めた上海協力機構でのイランの動き、「安保理5か国+ドイツ」の提案に「慎重に検討中だが、濃縮活動停止だけを受けるのは最大の屈辱」という反応、この二つが今目につくことですね。が、見ていて下さい。石油取引所問題は年内期限ですから。そして、アメリカは、濃縮活動でイランが多少の譲歩?をしても、「まだだめ」と言い続けますから。この問題が世に出るときが必ず来ます。世に出ないとしたら、米の対イランいちゃもんは続いていることでしょう。石油輸出国機構のドル支払い慣習とは、それほどにアメリカの現状にとってそれこそ「全体的・根本的」なもののはずですから。アメリカの過剰生産、資本余りの根幹に触れてくる問題です。

他方、貴方の好きな理念的美辞麗句のようなものは生活、経済に余裕があってこそ多少の本音が通せるもの。今の米のように余裕がない国が語る言辞は、貴方が言うような子どものような純粋な物からはほど遠く、もー全くいわゆる虚偽、粉飾という意味に近いイデオロギーでしょう。もっともブッシュだけはこの虚偽、粉飾言辞を貴方が言うように「子どものような純粋さ」で信じているのかも知れません。が、それはもー貴方が言うように本当のアホの自己欺瞞に慣れすぎて、自覚症状がないからだけのこと。周りに言われて、「よし、おれそー言うわ。こんな言葉がカッコイイかな」なんて、ラムズフェルドに相談しちゃってね。ブッシュこそ何が本当かが、最も分からなくさせられているんじゃないかな。だからいくら「選挙に不利」を作っても、あのラムズフェルドを辞めさせられない。こんなブッシュでも、産軍複合体に踊らされていることには変わりありません。彼らの方はアホでも、子どもでも全くない
人の言葉を言葉通りに取るなんて、「床屋哲学(床屋さんに悪いですが、哲学者ではないという程度の意味にとってください)」でも厳禁でしょう。貴方は、アメリカだけになぜそうするんですか。そしてもう一つ。ご自分の「保守」という言葉ね。貴方の「保守好み」には途轍もない観念論を僕は感じてきましたね。そんなもん、なんの「規定」もはっきりしない、「あー言えば、こう言う」、「あーも言えるし、こうも言える」という類のもんでしょう。ひとつ、最も「日本の保守」らしい「理念」を言葉にして頂けませんか。貴方、案外それをやってないんですよ。他人の「提示」へのケチ専門じゃなく、自分の「提示」を、それこそ「日本保守の『全体的・根本的』理念」を一つ二つ「提示」して見せてください。

僕の文章が長い?それで誤読をしてしまう?
述語が豊富な、しかもいろんな反論を予測した、「構造的思考を目指そうとする文章」は、辞書の説明のようにはいきません。僕は貴方の文章は総てプリントして脇に置きながら、いつも返事を書いていますが。因みに、僕に誤読がありましたか?

最後にもう一言。「僕は『文科系』1本でいきます」と応えた以上、僕に2言はありません。メールで名前を使い分けるなんて、僕のセンスの外の世界のことです。
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「六十年安保・九条の会」のデモ          まもる

2006年06月18日 09時28分17秒 | Weblog
 新聞の片隅に、「46年前六十年安保闘争に参加した全学連の元メンバーたち200人が、国会周辺で九条改正反対のデモ行進をした。」という記事が出ていた。
 メンバーの多くは平均七十歳で、当時のデモで命を落とした女学生・樺美智子さんの遺影を掲げ行進したと言う。
 デモに参加した人々は「孫が戦場に行かないで済むように、じいさんも頑張ったという証を残したかった。」話していたそうである。また若い人の中にも「世代を超えて、改憲への危機感を共有できる。」と参加した人もいたという。
 私は当時「遅れてきた青年」として彼らの活動にエールを送ったものだった。
 今では共にこの国の未来を憂い、残り少ない人生に何かをしたいと感慨する同志である。
        
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