「こんな日本代表に誰がした?」
週刊誌の見出しです。敗戦の戦犯探しが始まったようです。
こんな敗戦、予想だにしなかったと、感じている
私達のココロに、すーっと入ってくるフレーズです。
負けたのは弱かったからだ。それ以上でも以下でもない。
などという冷めた記事はなさそうです。
BBCのサッカーのニュースを見ました。
ちょっと違っていました。報道が日本に比べて冷静です。
①戦力分析がきちんとしている。
それぞれの選手の実力評価が冷静。
日本のように、彼が怪我をした。代わりの彼に期待といった報道はしない。
彼の実力はカクカク、だが大舞台は未知数と。
②ファンも期待派、冷静派と両方紹介している。
スポーツといえども、報道のバランス感覚が感じられる。
ファンの成熟度も違うとは思いますが。
(日ごろは冷静な顔をしているNHKがバランスを失った
報道を展開しているのは何故でしょうか?)
日本のマスコミがもう少し冷静な報道をしていたら
戦犯探しに惹き付けられる人の数は、少なくなったと思います。
(反省は必要ですから、戦犯探しが悪いと、一概には言えませんが)
こうした報道は日ごろのドラゴンズ報道にそっくりです。
新聞の販売競争・視聴率競争にスポーツを利用してきた
歴史の産物ではありますが、
ファンの方が、それを越えていって欲しいものです。
そうすると、マスコミも別のモノサシの記事を載せざるを
得なくなるでしょうから。
ブラジル戦、引き分けたら