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始まっている覇権争い(朝鮮日報から)   落石

2009年04月01日 12時52分55秒 | Weblog
中国の外交はアメリカ、欧州連合西側世界との摩擦を避け、
経済発展に注力してきた
「韜光養晦(とうこうようかい=能力を隠し謙虚に行動すること)」
の路線から脱し、
本格的な強国としての外交を意味する
「大国崛起(くっき)」路線へと転換している。

 中国は「IMF改革」を貫く姿勢だ。
中国は世界3位の経済大国だが、IMFにおける議決権比率は3.66%で
米国(16.77%)の4分の1にも満たない。
英国やフランスよりも低い数字だ。
中国の王岐山副首相は、世界経済の回復に大きく貢献していると述べ、
それに見合った発言権と議決権を求めた。

中国はロシア、ブラジル、インド、アルゼンチンなど開発途上国とも
IMF改革論で積極的に連帯している。

 軍事的側面でも空母保有で遠洋への進出を図る戦略を公言するなど、
地域の大国から脱し、世界の強大国を目指す動きを見せている。


しかし、欧米によるけん制も強い。
米議会では民主党が中国のアキレス腱である「人民元レート操作」を
再び取り上げ反撃に乗り出した。
EUも、IMF改革の早期協議には反対の立場だ。


    

アメリカべったりの日本と違ってガンバッテいますね。
いずれドルは基軸通貨の地位からすべり落ちるわけですから
日本はこっちにも保険をかけておかないとね。

国益はどっちの方に行くと守れるのか?
長期的にみれば明らか。



コメント (6)
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