九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

「8月6日にモモちゃんが生まれた」       野崎栄子

2009年04月11日 22時13分22秒 | Weblog
<作者のコメント>

 青い空、ふりそそぐ太陽、風と花となかまと。

 そして、平和を。


☆ 明るい色調の中に、妹の誕生を喜ぶ姉弟が描かれています。
  母の表情にも似た姉のまなざし、よろこびとはにかみをみせる幼い弟。
  それぞれの胸元に平和の言葉が描かれていました。
(まもる)
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借金漬けの花見パーティー    落石

2009年04月11日 20時43分21秒 | Weblog
日本で定額給付金、借金漬けの花見パーティー
莫大な政府債務、将来にツケ
こんな見出しの記事が朝鮮日報に。

 日本人は最近、大人一人当たり1万2000円を受け取っている。
「全部消費に回せ」と支給される定額給付金だ。
高速道路料金も引き下げられた。
桜のシーズンも重なり、日本列島は外出ブームに沸いている。
しかし、こうした景気対策に使われた財源の半分以上は
将来にツケが回ることが明らかになり、
世論の動向が変化している。
と、記事は書いています。

   

たしかに選挙目当てに借金の大盤振る舞い。

借金漬けの花見パーティー、とは
上手に言い当てていませんか?





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点滅の滅のなかより被爆の地   遅足

2009年04月11日 20時38分35秒 | Weblog
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書「平和を願い」         藤井尚美 (他)         

2009年04月11日 16時19分15秒 | Weblog

<作者のコメント>

 初心者ばかりの新婦人の書道のグループです。
 憲法九条からそれぞれの好きな言葉を選びました。
 書は自分を表現するものです。伸びやかな個性を
見てください。
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書「マルディエムさんの告白」        植村香柳

2009年04月11日 15時52分06秒 | Weblog
★作者の植村さんは、前回も「慰安婦」の悲劇を告発する書をスケッチを添えて出展していただき大きな反響を呼びました。
 今年も引き続き「慰安婦」問題を書にしていただきました。
 書というどちらかと言えば古典的な内容の多い世界にあって、敢て今日的問題を形象化していただき感動しました。
                      (まもる)
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随筆「遊びをせんとや」   文科系

2009年04月11日 01時27分20秒 | 文芸作品

 ちょうど一年前のギター教室発表会で知り合い親しくなったNさん、今年二月の発表会ではもう四回も出演して、大活躍だった。先生が指導に出かけている郊外の町の合奏団のメンバーとして一度。そこの主要メンバーの三重奏。そして二重奏と独奏が各一回ずつである。会場には「ギター遊び飲み会」の常連メンバーも一人を除いてはみんなそろっていた。去年の発表会以降、春夏秋冬各一回ずつ我が家で開いてきた催しである。同門ではないが近年の僕のギター友達・Hさん(女性)は、自分の会の会長さんの運転で往復五十キロをものともせずやってきて、おわりまで聞き届けていった。「ギター遊びの会」では最も若い女性・KちゃんもNさんとの二重奏と独奏と、各一回ずつ出演した。あんな高くって明るい舞台では腕が震えてとうてい弾けないと遠慮し続けている僕は、Hさんの隣で聴衆に撤していた。
〈みんなが僕の穴埋めをしてくれるみたい〉
 僕にとっての圧巻はNさん・Kちゃんの二重奏。カルリの「ロンド作品三四の二」を暗譜で弾き切ったのである。プロでもない限り、合奏ではまず暗譜演奏はない。もしど忘れでも起こったらそこで演奏がはっきりと止まって、自然な修正は不可能。再開箇所を舞台上で相談し合って再スタートするしかない。この暗譜演奏、彼が一ヶ月以上も前から周囲に宣言して臨んできたものであって、これによって僕に対するある敬意と親しみを表してくれたらしい。学生時代にもバンドのギターをやっていて僕よりもはるかに滑らかな技術をもったNさんが、なぜ拙い僕に敬意なのか。まずこう言っておこう。
「年寄りの演奏、文化活動には、それぞれの過去、年輪からくる大きな長短が含まれているもの。だから年寄りの『ギター遊び』は面白い」

 事の次第を、毎日のように飛び交っているメールで追ってみる。
 初めは、Hさんの皆への質問。
「昨日のレッスンで先生と相談して『「ソル十七番』の練習開始を決定、前の会でTちゃん(僕のこと)がこれを弾いて超難しい曲と言われたので挑戦したくなったのかな(笑)。今日は終日練習前の運指確認作業、たちまち十三小節目で躓いた。まず低いソ(二指・全音符)の音と高いシ(四指・四分音符)の音の指が届かない、その上に三指・四指を抑えねばならない。もっと質問したいことが多々あるも、今回はこの点をご教授願いたい」
 対するHさんの応答。
「Nさん、十七番に挑戦とはすごい!頑張って下さい。私も十七番は思い出したように拾ってみるけど いつもこの十三小節目でギブアップです。自分で出した結論は きっとソルは手がバカデカくて指も長かっただろう、ね。それと、弾いていても曲想がわからない。ある程度の速さで弾かないとメローディーが浮かび上がってこない。本当に難しいです」
 ここから、いろんなやりとりがあって、その末に、Nさん。
「『セーハ(いくつかの弦を左人差し指で一度に押さえ和音を鳴らす技術)の人差し指を少し斜めに置く。人差し指指先の方をフレットから離し、その根本をフレットに触れるぐらいにね。すると小指が一センチ以上は上へ伸びますね。このスタイルでセーハ音を鳴らす努力がまた必要で、それは左親指の位置や協力で助けることですけどね。小指を第一関節だけで押さえる力も必要』 このアドバイスがとても参考になり、指が届き、まだまだだが何とか各音が少しずつ鳴りだした。左親指を小指の方向へ向けて抑えることによっても拡がりが違うようですね。そして暗譜、この曲は楽譜を見ながらでは絶対に弾けない」
 次は、こんなふうに、僕。
「 Nさん、僕はいま、本当に嬉しいよ。僕が確立した老人用暗譜練習法を、僕よりも技術も適応力も、脳の若さありそうな君が取り入れて、『難曲に挑戦できて、とても幸せなギター生活ができそうだ』といってくれるのだから。君なら、十七番でもすぐにぼくを追い越すと確信しているけど、これもまた嬉しい」
Nさん、Hさんは、総合的には僕よりもずっと上手だ。特に読譜能力と基礎技術に優れ、中級程度の曲なら楽譜を見てまもなく一通りは弾いてしまう。ギター経験が短い僕は、そんな芸当は到底無理だけど、振り返れば初めからすごく特殊なやり方を鍛えてきたようだ。それが、今次第に分かってきたのである。「多くの曲を広く浅くは弾けない。好きな曲の少数精鋭主義でいこう」。「大好きな曲なら難しいのでもまず暗譜してから、とことん弾き込むやりかた」。「暗譜法の確立と、難所の反復練習の根気、工夫」。こういう僕は、盲目の三味線弾きや琵琶法師を初めから頭の中に模範として置いてきたような気がする。彼らに比べてさえ、長年抱え続けてきた難しい一曲のキープに老いつつある僕が費やしてきた時間などは、とてつもないもんだろうなと思う。

 さて、こういった仲間は、凄く親しくなるものだ。オタクがオタクでなくなって、「一つのお宅に同居しあうようなもん」と見れば何の不思議もなかろうが、『和音のある音楽を作り出すオタク』には、格別な意味もあるような気がする。表現機能が単音楽器よりもはるかに強力だからだろう。そんな我々の、最新のメール交換である。

「明後日のランチはとても楽しみ! ちょっとワインを入れても良いように、電車で来ませんか? 僕はその積もりなんだけど。そして、話は変わりますが二十二日日曜日十三時から、瑞穂競技場でグランパスと清水との対戦がありますが、一緒にどう?」
 と、これは、Nさんへ僕からのメール。この「ランチ」とは、ギター教室発表会の裏方三人を先生ご夫妻が、招待してくれようというものだ。すぐに、こんな答えが返ってきた。
「十七日のランチ、いろいろ考えたけどやはり車で行くことにした。というのは会場へのアクセスが不便だから。羨ましいが、あんたが赤ワインを旨そうに飲んでる姿を見てるよ。二十二日サッカー観戦の件、幸い予定が何も入っていないので行きましょう! 明後日待合わせ場所など詳細を教えてチョ! チケットの手配もよろしく」

「遊びをせんとや生まれけむーーーーー遊ぶ子どもの声聞けば、我が身さへこそゆるがるれ」
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