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日本サッカー界理念を巡る激しい闘い   文科系   

2009年04月17日 23時54分40秒 | スポーツ
スポニチ・サイトにこんな記事が載っていた。

【 また、ラモス氏は日本テレビの氏家斉一郎代表取締役取締役会議長(82)と会談したことも明かし「氏家さんに“日本テレビFCになればまた資金を出す。Jリーグと戦ってほしい”と言われた。世の中は不景気。このままじゃウチだけじゃなくいろいろなチームが倒れる可能性がある」と、チーム名に企業名を入れることを禁止するJリーグの方針に異議を唱えていた。】

皆さんご存じのように、野球界とサッカー界はその理念が全く違う。プロ野球名には企業名がほとんど付いているが、サッカー界は企業名をつけてはいけないようになっている。そのかわりにチームが根拠地とする地域名だけをつけるようになっている。上記の記事は、この違いを巡る闘いなのである。本質的に語ればこういうことなのである。
「テレビなどの見せ物に出来るプロだけが会社名をつけて興業として派手に売り出していくか、アマチュアとも対等に地域に根ざした『スポーツ』として発展していくのか」

日本テレビは、「企業名をつけなければこれ以上は金を出さない」と頑張ることによって、「読売巨人軍」みたいなチームを作りたいのであろう。そして、サッカー界にも「テレビ興業」のような側面を強めたいのであろう。世界を見れば野球よりもサッカーのほうが遙かに将来性があるのだしして。

さて、あらかじめ言っておくが、この企ては余程の圧力がない限り成功はしない。
プロ野球みたいにアマチュアも含めたこの競技の伝統財産をトップ12チームだけに囲い込んだうえで、歴史的経過から来るテレビ放映権収入を牛耳る読売の財力に他チームがぶら下がるという、そんな状況も条件もサッカー界には存在しないからである。全て地域と結びついて、自治体などとも結びつき、J1が18チーム、J2が18チームも存在するのだ。しかも、その36チームが対等の発言権を持ってプロ機構としてのJリーグが存在する。そしてさらにこのJリーグと対等にアマチュアや地域サッカー協会なども加わって日本サッカー協会を形成している。これら全てが、日本のサッカー界の将来理念について対等の発言権を持っているのである。

こんな世界に対して上記のように「Jリーグと戦ってほしい」などと促して勝算ありと氏家が考えているとしたら、まるでバカだと僕は思う。金が全てを決するとだけ常々考えていて、大義名分も何もない愚かな頭脳と言う他はない。もっとも他の世界と同様、サッカー界の収入が減って食えなくなれば話は別。背に腹は替えられないということになろう。が、去年過去最高を記録した入場者数は、次のワールドカップを前にして増えこそすれ、減ることはないだろう。

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川柳 「ミサイル騒ぎで十句」        蜂の子

2009年04月17日 11時50分39秒 | Weblog
<ミサイル騒ぎで十句>

  テポドンと騒いで核を持ちたがり

  ミサイルと騒いで九条足蹴にし

  もっと射てニンマリ笑う国防族

  ミサイルが慌てて垂直上昇し

  痩せるほど崖っぷち好き首領様

 かの国のアナウンサーは高血圧

  首領様痩せても人民肥らない

  首領様後継ぎだけは儘ならず

 本心か洗脳なのか「首領様」

  天皇も先代までは首領様   

★ 皆さん川柳でこの世の憂さを晴らしませんか。

 私「蜂の子」まだ蜂の一刺しとはいきませんが、蜂の子のヘボで頑張ります
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鳩のメッセージ        まもる

2009年04月17日 09時20分20秒 | Weblog
 先日開かれた昭和区平和美術展の参加者共同作品の説明係をしていた時のお話。
 この係りはタタミ四畳分ほどある原子爆弾の実物大のパネルの前に立って、平和の思いを書いた鳩を貼って欲しいとお願いするのですが・・・・・

 退職間もないという方が鳩に何事か書いて私に見せて、「これ実感です。」と貼られた。見ると上の写真のように「日本は右旋回している。私は左旋回する、平和のために。」とかいてある。
 聞いてみると、「長いこと船に乗っていましたが、外から見ると日本の変質がよくわかりますよ。」とのこと、もっといろいろ聞きたかったけれど。
 
 また、数人の子供たちがやってきて不思議そうに見ている。
 一番上級の六年生の女の子が、「これ何ですか」という「何に見える」というと
二年くらいの子が、「黒くてチョーデカイおさかな。」という。
 爆弾に張り付けてある長崎の被爆の絵を見せながら説明するとうなづきながら一生懸命聞き入ってくれた。
 最後に鳩のことを言うと「貼る、はる」と応じてくれた。
 上級生は、「二度と原爆が落ちないように」「原爆なくそう」などと書き、一・二年生の子は「こわい・・せんそう」などと書いてくれました。

 平和の気持ちが受け継がれることを願うひと時でした。
コメント (6)
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