九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

本の紹介『天皇の「まつりごと」 象徴としての祭祀と公務』   

2009年05月09日 11時28分41秒 | Weblog
★護憲論者も改憲論者も、とりあえずの攻防戦は「憲法九条」
しかし最近の大不況の中で生存権をめぐり「憲法二十五条」がクローズアップされてきた。
 しかし、このことが一段落? すれば天皇の規定をめぐる第一章天皇条項が議論される日が訪れよう。今まだ尚早とはいえ、ここに規定されている天皇の国事行為などその日常的な政務を知る人は多くないがこれを知ることは議論をする上でたいせつなことであろう。何しろ不思議な世界ではある。この本はそうした疑問をかき立て、考え直すよき手がかりになると思う。JANJANの「今週の本棚」欄より紹介する。          (ネット虫)
       http://www.book.janjan.jp/0905/0905050763/1.php

<本の帯紹介>
天皇の本来的な任務を考えると、一方で神々を祀ることによって人々の心を澄ます役割があり、他方で領域を治めることによって人々を統べる役割があったに違いない。(序文より)日本のシンボルとしてのお務め―国民が思っているよりずっと、天皇陛下はお忙しい。

著者:所 功
出版社:日本放送出版協会
定価:740円+税
発行日:2009年5月10日
  
       <内容紹介>
 古来、祭事と政事のふたつを兼ね行うのが「まつりごと」である。天皇の仕事もまた、憲法の規定する国事行為などの「公務」=政事と、宮中で執り行われる「祭祀」=祭事からなる。本書は、一般にあまり知られていない「祭祀」の部分に焦点を当て、国家・国民統合の象徴として存在する天皇の全体像に迫り、現代スメラミコトの「まつりごと」とは何かを明らかにする。

<目次>
はしがき
序 現代の天皇は超ご多用
1 年始と毎旬・毎朝の拝礼
2 自然神などに祈る祭祀
3 祖先神などに祈る祭祀
4 憲法の定める国事行為
5 象徴としての公的行為
あとがき
コメント (1)
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国益に反する安倍晋三氏の危険な「先制攻撃」論             森田敬一郎の発言より

2009年05月09日 10時20分21秒 | Weblog
公務員は当然、憲法を遵守する義務がある。日本国憲法の前文と第9条を読んで、そこに軍事力による先制攻撃を容認する内容があると思う人はいないはずだ。つまり、安倍氏の言っていることは「憲法違反」なのだ。

法律以前の話としても、こんどのような発射台がわかっていて、何日もかけてのんびり液体燃料を詰めるようなタイプの「ミサイル」なら、米海軍配備のトマホーク(ロケット式の弾道ミサイルではなく、飛行機と同様な飛び方をする精密誘導の「巡航ミサイル」)1発あればいいが、すでに大量に配備されている移動式でどこにあるかわからず、発射にそれほど時間がかからないタイプの中距離ミサイルを全部叩くことは物理的にほぼ不可能で、仮に技術的に可能だとしてもそのようなシステムを実際に配備・稼働させるにカネがいくらあっても足りないではないか。

安倍氏や仲間の「従軍慰安婦はなかった」論の、例えばワシントンポスト全面広告が米下院の日本非難決議可決を誘発したように、このような議論はアメリカ政府にも「日本はやっぱりズレている。現実が見えていない」という受け止め方をされ、日本の政治的な信頼度を損なっている。国益に反する言動なのだ。

そもそも、日米安保条約は「日本の米軍への基地提供」と、「アメリカの日本防衛」を交換条件とする条約で、そこに「同盟」なんてことばは一言も書いていない。日米の緊密な協力はとてもいいことだが、自民党政権や外務省が「同盟」などと言いつのるものだから、アメリカの普通の人々はアメリカ軍が攻撃されれは、日本は「同盟国」なのだから敵に反撃する義務があると信じてしまっている。これも国益を大きく損なってきた言動だ。

「北朝鮮ミサイル発射で敵地攻撃力の検討必要 安倍氏  NIKKEI NETより」

 自民党の安倍晋三元首相は21日、党本部で開かれた中堅・若手議員がつくる「北朝鮮に対する抑止力強化を考える会」で講演し、北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け、敵基地攻撃能力の保持に向けた議論を進めていくべきだとの考えを示した。
 山本一太参院議員ら出席者によると、安倍氏は「日米同盟を機能させるためにも集団的自衛権や敵基地攻撃について議論の整理をしっかりしていくことが大事だ」と指摘。「(将来的に)今後の脅威に備える議論が必要だ」と語った。

★記事は「評論家森田敬一郎の発言」からです。私の愛読のHPです。 まもる

http://morita-keiichiro.cocolog-nifty.com/hatsugen/
コメント (2)
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