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村木氏免罪は民主党がターゲット、さて検察は? 文科系

2010年09月10日 18時26分21秒 | 国内政治・経済・社会問題
 本日厚労省元局長・村木厚子氏が無罪になった。僕もこのブログでこの問題性を3月15、28、31日、4月9日と、4回扱ってきたのでとりわけ感慨が深い。偽の障害者団体に厚労省が障害者団体証明書を出して、郵便料金の莫大な詐欺に繋がった事件であるが、村木氏は冤罪となった。村木氏を上げることによって、石井一民主党副代表まで迫ろうとした検察の企みも水泡に帰したのであった。

 さてこの冤罪、「東の小沢一郎、西の石井一民主党副代表」と、民主党に狙い定めた事件として知る人ぞ知るもの。検察の「民主党追い落とし策動」とも言える側面があるのであって、現在進行中の民主党代表選挙にも密接な関係があるものである。検察が筋書き通りに石井一議員を追い落とそうと、いかに酷いインチキ策動を重ねてきたか。それは、3月31日、4月9日の拙稿をお読み願いたい。

 さて、これだけ酷い冤罪をでっちあげようとして大失敗に終わったにもかかわらず、検察は何のお咎めもなしなのか。検察官適格審査会は全く機能せず、「法務省内のお手盛り審査会」に過ぎないということであるのか?!! これでは、あまりにも酷すぎるではないか! 国民を拘置できる検察が、こんなことをして何の責任も取らされないとしたら、日本の「社会的公正」は闇と言うしかない。

 そしてもう一つ。検察が小沢をターゲットにして2回も無罪になった。石井一議員をターゲットにして、こんな冤罪事件を起こした。検察が民主党を貶めようとしていることは明らかだろう。なのにマスコミは「小沢の説明責任」とかを騒いでいる。実態は「収支は合っているが、立て替えがあって時期が少しずれただけ」のことだ。政治家のお金の収支に1対1対応の説明をせよと言われれば、どうしようもなく不可能な議員は無数に存在するだろう。なのにこれを小沢だけが「説明責任を」とかいってなぜ攻められねばならないのであるか! これって、どういう光景なのだろうか! 検察が、2大政党の一方だけをことさらにマークするというのは、明らかにおかしい!!
 
 検察は村木厚子免罪事件の責任を取るべきだ。そうでなければ、日本の法務省を誰も信じなくなって良いはずである。犯罪者がこう語ることさえ出来ると思う。「お前らの利己的恣意だけで、犯罪をでっち上げる奴らが何を言うか!」と。
コメント (9)
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