九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

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チェゼーナの長友

2010年09月13日 22時01分35秒 | Weblog
 スポニチ・アネックス・サイトに載った長友の活躍をお知らせしましょう。香川と同じくらいの期待を込めて待っていた、朗報です。セリエAに上がったばかりのチームが、ACミランの豪華メンバーに、2対〇で勝ったんです。イブラヒモビッチ、ロナウジーニョ、ロビーニョを向こうに回して。僕は長谷部と並べて、この長友が好きなんですよね。


【 金星奪取だ!長友 日本人ミラン戦初勝利!
パトを抑え込もうと激しくチャージをかける長友
Photo By スポニチ

 チェゼーナの日本代表DF長友佑都(24)が金星奪取に貢献した。チェゼーナは11日、今季ホーム初戦で強豪ACミランに2-0で快勝した。

 左サイドバックで先発フル出場した長友は、安定した守備でブラジル代表FWアレシャンドレ・パト(21)らスターぞろいの攻撃陣を封じ、日本人で初めてセリエAでACミランから白星をもぎ取った。観戦に訪れた日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(57)を歓喜させた。

 日本代表DF長友が、セリエA最強の攻撃陣を黙らせた。開始早々の前半4分、体を張ってブラジル代表FWアレシャンドレ・パトの右クロスをブロックすると一気に波に乗った。1メートル92のスウェーデン代表FWイブラヒモビッチにも1対1で互角以上に渡り合った。20年ぶりにセリエAに昇格したチェゼーナが、優勝候補のACミランを2―0で破るという大番狂わせを長友が演出した。

 「ヤバイね。勝っちゃったよ。アドレナリンが出て来て、結構訳が分からないことになってる。あのメンツに勝って、ヤバイよ」。試合後、興奮状態の長友は声を上ずらせた。

 下馬評は完全にACミランが上。前線にはパト、イブラヒモビッチのほかにもブラジル代表ロビーニョ、ロナウジーニョ、さらに元イタリア代表のインザーギが顔をそろえる。5人のキャリア通算ゴール数は合計で942に上る。それでも長友は一歩も引かなかった。「パトの持つ足だったり、そのスピード感だったりを見ながら僕は間合いを考えながらやっていました」。ピッチ上では憎らしいほど冷静に振る舞っていた。

 終盤、ペナルティーエリア内でインザーギを倒してしまい相手にPKを与えたが、そのPKをイブラヒモビッチが失敗する幸運ぶりも見せて「運も味方につけてガッツポーズしちゃいまいした」と笑った。

 試合後、対じしたパトは「長友は素晴らしい。それにフェアプレーだった」と称えた。観戦していた日本代表のザッケローニ監督も「日本でもっとも優れた選手の1人、ロマニョーロ(チェゼナの方言)も少し話す。好青年だ」と自慢げに語った。

 翌日12日が24歳の誕生日。長友は「日本ではもう(12日が)来てますね。本当に最高の勝利」と胸を張った。世界最高のサイドバックを目指す男の勢いが止まらない。 】


 こんな長友が観られたなら、点取り屋ばかりを観る日本のサッカー文化をそろそろ変えても良い頃だ。そういうサッカー観って、僕は敢えてケンカをふっかけたいが、スポーツ観戦文化としては低級だと考えます。
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随筆 「老いと錯覚」、「老いと付き合う」   文科系

2010年09月13日 12時33分42秒 | 文芸作品
 ギターのフォームを変えた。棹が顔の左側面に前より近づくようにギターを立て、やや上向きであった表面板を地面に対して垂直に近いようにもした。そうしたら、右手の指遣いがなんというか、急に楽になった。それに、音も明らかに良くなったように感じる。先生にたずねてみると、返ってきた言葉がこれ。「確かに変わりましたね。よく透る音になったと思います」。これには僕もたしかに同感なのだが、急いでさらにいっぱいつけ加えたい。前よりも大きい音が出せるようになったし、指の角度が変わったせいか鋭い感じの音になったようにも思うし、これらの何よりも嬉しいのは、右手指が捌きやすくなってミスが少なくなってきたように感じることだ。今の僕が、これをどれほど嬉しがっているか! やっと光明が見えたような境地に至っているのである。

 僕は今、ある1曲だけを7ヶ月も弾き続けている。それも1日2時間近く。「この人、ちょっとおかしいんじゃないか?」。この光景なら、他人にそう取られても仕方ないだろう。そんなことを書いてみたのが、このブログの8月25日「随筆『大聖堂』第3楽章」である。これを書いた動機、エネルギーの源は、押し詰めて言えばこんな感じだろうか。
 好きな曲しかやらす、特に好きな部分にのめり込む僕だが、退職後のこんな手習いはやはり「年寄りの冷や水」。「もう限界。きれいさっぱりやーめったっ!」という「可愛さ余って憎さ百倍」と背中合わせなのではないか。僕の母は、定年前に退職してから再開した三味線を、78歳で何もかも投げ出してしまった。舞台も、教室も、それどころか弾くことさえも。俺の場合は、これから先一体、どうなるんだろうか。

 さて、今回のフォーム変更の成り行きは、こういうものだろう。
 この第3楽章、どうしても上手く弾けない。だけど、この曲は「最速アルペジオ(分散和音)などの中から低音・高音の旋律、副旋律を響かせることが出来れば、痛快・『音楽』この上なし」に見えるから、どうしても弾けるようになりたい。そうし続けて早半年。要は、自分の基本的な技量を上げていくという遠大な道しか無かったということなのだろうな。その行き着いた先がこのフォーム変更である。これを気付くまでに今の僕には半年間のこんな修行がどうしても必要だったんだろう。

 さて、とは言え現実はまだまだ。『6連16分音符をせめて60の速さにしたいのだが、最近まで45がやっとだった』のが、50ほどになり、55の峰がうっすら見えてきた程度。でも、老いてもけっこう道はあるものだ、やっぱり老いのせいだけにしてはいけないな。などなどと、また思い知ったものだ。そして、老いとケンカ別れした母のようにはなりたくないとも、また思い直しもした。  
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