九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

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朝鮮日報の社説より   らくせき

2010年09月28日 19時11分18秒 | Weblog
中国は、日本との衝突の過程で政治・経済的な圧迫手段を総動員して
日本を屈服させ、中国人船長を釈放させるという結果に至った。
また米国との関係では、元安が米中の貿易不均衡を深刻化させているとして
元の再評価を主張する米国の要求を、きっぱりと拒絶した。
こうした対応を通じ、「中国の力」を全世界に知らしめたというわけだ。

中国としては、自分たちが米国や日本に向け駆使している戦略が、
短期的には成果を上げているように見えるだろう。
だが一方で、これまで中国が主張してきた北東アジア協力モデルの実現や、
東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟各国と交わした
「領土紛争を平和的に解決しよう」という中国の約束に対し、
世界から信用を得ることができるのかどうか、考えてみなければならない。

それと共に、アジアや全世界で中国の立場を確保するに当たって
肯定的な影響をもたらすかどうかについても、冷静に問うてみる必要がある。

現在、中国との間で南沙諸島をめぐる紛争を抱えている
ASEAN加盟各国の対米依存傾向が浮き彫りになりつつある。
また日本では、「今回の事態で中国に一方的に封じ込まれ、
日本が白旗を掲げるしかなかったのは、日本が平和憲法に縛られ戦争ができず、
米国の核の傘に安全保障を委ねざるを得ないからだ」という声も上がっている。
中国が突出した経済力と軍事力で日本を押し込むほど、日本の右傾化は加速し、
北東アジアにおける安全保障の構図全体も不安定な状態へと流されていく可能性がある。

北東アジアで「ヨーロッパの家」のような地域共同体を構想するのが
難しい最大の理由は、
力のある国家が力のない国家に手痛い傷を負わせた過去の記憶のせいだ。
中国は、100年前は被害者だった自分たちが、今や自国の利益を前にして、
法よりもまず力を持ち出す国へと変貌してはいないかと自問してみるべきだ


     

冷静な判断ですね。岡目八目。
韓国も自分が関われば、こうはいかないけれど。
BBCが評したのと同じ。
短期の勝利は長期の敗北につながる可能性も。
かっての大日本帝国の道を中国も歩むのか?





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川柳を一句    らくせき

2010年09月28日 19時06分19秒 | Weblog

  中国のあぶない舌に舐められる

  中国のキケンな舌が舐めてくる

      

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「勇気と誇り」は「行け行けドンドン」の中にはないのではないか。   只今

2010年09月28日 07時01分01秒 | Weblog
 このところの一連の事態で感じる疑問を、あえて口にします。
「それでも日本人かっ」といった、かってこの国を席巻した言動が、また降りかかってくるように思われる事態、
そのことが怖くて、いささか昂ぶった物言いになりますが、口ひらきます。
 
 尖閣諸島で日本がとった一連の行動、その位置づけは、
「国民に勇気と誇りを与える」ためのものであった、と前原大臣は言いました。
 しかし私が前原大臣に望むことは、できるだけ「ふるさとの山はありがきかな」の保全をしてもらうことと、
できるだけこの国を硝煙の匂いから遠ざける努力をしてほしいということだけです。

 その上で聞きたい。あなたは逮捕に当たっての現状認識、
(例えば、石垣島漁民の中には、「国の立場は色々あろうけど、余り事荒立てず、上手に振る舞ってくれ」といった声)はどの程度あったのか、
 更には、逮捕後の読みについては、
(例えば、国連総会でのアピールとか、これまでの強制送還に類した早期釈放など) どの程度持ち合わせていたか。
 
 ついでに言えば、処分保留の処置について抗議している民主党議員の多くが、ブルーリボンを着用していることに気づき、
 この人たちにこんな疑問を呈したくなりました。
 かの無惨な国に拉致されたままのめぐみさんを始めとする人のことを思うとき胸痛み(しかし、家族は二十四時間それを思っている) なんとか奪還せねばと、ただただ奪還することだけを考えたら、
「中古ピアノも贅沢品故、輸出禁止」といった対抗措置では、
益々、ますみさんたちは涙に暮れる日々の中に放置することにならないか、そんなことは考えませんか。
 




  
 
コメント (1)
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