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保安院の大罪(50) やっと発表「核燃料の所在」  文科系

2011年12月02日 17時14分11秒 | 国内政治・経済・社会問題
 表記の東電発表と、それに対する小出裕章氏のコメントとを報告します。いずれも阿修羅掲示版に載ったものです。

【 1号機では、溶け落ちた核燃料の量は不明だが、「相当な量が落下した」とした。2、3号機も一部の核燃料が落下したと推定。いずれも落下した溶融燃料が格納容器の床のコンクリートを溶かして浸食する「コア・コンクリート反応」が起き、1号機では最大65センチ浸食した。床から格納容器の鋼板までの距離は最短1.02メートルで、最悪の場合、鋼板までは37センチしかなかったことになる。ただし、格納容器の下には厚さ7.6メートルのコンクリートがあり、地盤には達していないとしている。
 一方、2号機での浸食は最大12センチ、3号機で同20センチと推計した 】

 小出裕章の「炉心は格納容器内との東電発表に対して」は、以下の通りです。なお小出氏は、別のところでこうも述べています。東電発表をそのまま信ずるものではない。東電が、自ら過去に発表してきたことを覆したことはたびたびだったし、スリーマイル島事故のように「何年も後に開けてみたら、破壊は推定以上に酷かった」というできごともあったからだという理由らしい。よって以下の談話は、東電の発表通りとすればという条件付きである。それにしても、保安院はいったい、何の保安をやっているのだ!

【「メルトダウンした炉心はまだ格納容器内に留まっているとの東京電力の発表に対して小出裕章氏は「元々溶けている炉心というのは2800℃を越えているのです。鋼鉄というのは1500℃を超えたら溶けてしまいますので溶けた炉心が鋼鉄の所まで達してしまうのであれば鋼鉄は容易く溶けると思います。それがまだ37cmだけはまだ頑張ってもっているという風に東京電力が言っているのですね。もしそれが駄目だとすれば放射能の拡散を防ぐ手立てが無くなるということです」 】
コメント (2)
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韓国の新聞より2つの見方      らくせき

2011年12月02日 10時39分27秒 | Weblog
北朝鮮の体制・核については、専門家の間でも意見が分かれているようです。

まず、てロシアの専門家の見方 

「北朝鮮の核兵器水準は粗悪だ。
核廃棄を名分に別のものを勝ち取るための取引手段にすぎない。
多くのロシア専門家はプルトニウムを利用した北朝鮮の2回の核実験は
失敗したとみている。
そこで持ち出したのがウラン濃縮計画だ。
来年の米大統領選挙を控え北朝鮮はウランを利用した
核実験で挑発するかもしれない。
しかしこれもまた成功の可能性は大きくないように見える。
核兵器の問題は自然に解消されるだろう」

「金正恩(キム・ジョンウン)への権力委譲がなされた2020年以後
10年間に北朝鮮は崩壊するだろう」
「20年以上後継者授業を受けた金正日(キム・ジョンイル)に
比べ金正恩の後継作業は数年しかなかった。
権力委譲後に西欧社会と事業をしてきた官僚集団が
私的利益のために市場化を推進するだろう。
市場化は体制変化に直結し、この官僚らと経済的利益を得られない
軍部が対決して長期の混乱が加重される」

ロシア国際経済・国際関係研究所(IMEMO)のワシリー・ミヘーエフ副所長。
副所長は1981年から1984年まで平壌(ピョンヤン)駐在ロシア大使館の1等書記官を務め、
1980年代末には韓国とソ連の修交に関与するなど
30年以上韓半島専門家として活動してきた。

一方、正反対の声もあります。

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領当時、6カ国協議の最初の首席代表を務めた
李秀赫(イ・スヒョク)元大使は、著書「北朝鮮は現実だ」で、
こう述べています。

「北朝鮮住民は日帝後、今日まで自由というものを経験しなかった。
従って意外にも堅固に見える。
携帯電話が増える点も、長期的には影響があるだろうが、
これは実生活の効用価値が高まったものであり、思想的に大きくなるものでもない。
利用する人たちも体制で利益を享受する人たちだ。
体制で不利益を被る人たちが接近する手段ではなく、
体制安住勢力が享受するソーシャルネットワークだ。
私たちはあまりにも過剰解釈をしているようだ。
金正日(キム・ジョンイル)が3年以内に死亡し、
5年以内に統一するというバラ色の展望もあったが、それは危険だ。
‘3年’という時間はビル・クリントン元大統領の北朝鮮訪問に
随行した米国医師が話したというが…私にはよく分からない。
診察もせず顔色だけを見て、これに基づいて希望的な考えで
3年、5年以内に統一するという話が出てきた。
これが政府の対北朝鮮政策に影響を及ぼさなかっただろうかと考える」

また、「北朝鮮は核を放棄しない」とも。

自分の国が崩壊したロシアの見方。実際に北と交渉してきた韓国の高官。
どちらが正しくて、どちらが間違っているということではありませんが
変化は避けられず、新しい流れに、金さんがどう対応するのか?
それが一番大きな変数でしょうね。



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