韓国での日本の車に関する話題を２つ。 らくせき

韓国の新聞から。日本の車について２つの話題です。

一つは、韓国日産のボックスカー「キューブ」が、
先月の韓国輸入車販売１位となったとのこと。
不振が続いた日本車ブランドの自尊心を守ったとコメント。
（私もキューブに乗っていますが、日本ではそれほど
人気のある車種ではありません。
それが韓国で人気が出るとは不思議です。）

もう一つは、トヨタの新作ＣＭ。
豊臣秀吉と織田信長の２人が２０１１年に復活し、
トヨタの車に乗り日本中を走り回るというＣＭ。
ＣＭの主人公の１人が壬辰倭乱（文禄慶長の役）を起こした
豊臣秀吉だったことが問題視されました。
ユーチューブを通じてＣＭを見たネットユーザーらは、
「韓国と日本を不快な関係にした歴史的人物を
有名俳優まで動員して美化したことは韓国を無視したもの」
「隣国も配慮できない企業が世界市場で再跳躍するというのは矛盾」と
いう反応を見せた。
トヨタ側は論議が起きると現在この広告を放映していないと伝えられた。

お隣の国なのに、理解するのは、なかなか難しいですね。
歴史的な経緯もあるのでしょうが・・・

保安院の大罪（５１）「他人事のように」 文科系

　
　中日新聞昨夕刊１面トップと、本日朝刊２面トップに、一連の記事が載った。前者の見だしは『福島原発事故　冷却装置作動中と誤認　保安院文書公開　東電、津波の後に』とあり、後者は『初動で混乱　深刻化招く　福島第一　保安院の東電調査』。簡単に要約してみたい。

　まず、この保安院による聞き取り調査は、８月４、５日に行われたが、中日新聞による情報公開請求で初めて明らかなになったものだとのことである。４ヶ月も漬け置いたところを見ると、隠し続ける積もりだったのだろうと指摘されたら、抗弁の余地もないのではないか。
　次に、「冷却装置作動中と誤認」とか「足りぬ人手　注水訓練不足」とかの、「初動で混乱　深刻化招く」に関して。この点については僕として何よりも、保安院の釈明、見解を聴きたいと思う。国民に責任を負った原子力安全保安院として、これまでどういう保安努力、事故対策指導をしてきたのかなどの報告、釈明が欲しい。併せて、国民が原発を考える上で貴重なこの情報を４ヶ月も塩漬けにし、情報公開請求があって初めて世に出した事情も是非聴きたいと思う。

　こうして僕は、こんな感じを拭えないのである。この聞き取り調査にまつわる一切で、保安院がなにか「他人事」のような処理してきたのではないか。国民に対して保安院が、過去も現在もずいぶん無責任であると考えるが、どうだろうか。