九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

想定外で想定内の金さんの死去     らくせき

2011年12月20日 19時04分04秒 | Weblog
病気だった金さんの寿命は長くないというのは想定内。
しかしあっけない死は想定外でした。

北朝鮮の国民は、どう感じているのか?
ピョンヤンの市民は、金さんのおかげで良い生活をしてきたので、
悲しさは大きいでしょう。

しかし、それ以外の国民は?
朝鮮日報の記事で、少し様子が伝わるかも知れません。

以下、朝鮮日報より。

平壌市内では、生活必需品の市場の営業時間が1日2時間に制限され、
あらゆる橋の両側では武装軍人が警備をしている、と
電話で接触した平壌市民たちが話した。
市内では特権車両以外は通行が禁止され、通行人に対する検問が行われており、
通信障害が深刻な状態だ、と市民たちは話した。
平壌―定州、平壌―新義州間の道路でも特権車両以外の通行が制限されており、
軍人が主要な地点に配置され保安検査を行っている。

(まるで、韓流ドラマの王様の死去のようですね。)

一方、北朝鮮の専門家は、北朝鮮の雰囲気について、
17年前に金日成主席が死去した際の追悼の熱気とは違うと話した。
「開かれた北韓」放送のハ・テギョン代表は、両江道の消息筋の言葉を引用し
「住民たちは来るべきものが来たというように淡々としており、
落ち着いて金正日総書記死去のニュースを受け止めている。
それなりに余裕も見える」と話した。

(なんとなく分かる気がします。)

北朝鮮の事情に詳しいある脱北者も「金日成主席が死去したときは
本当に悲しくて泣いている北朝鮮住民が多かったが、
金正日総書記の死については、外では泣いているふりをしていても、
一人でいるときは泣いていないだろう」と話した。
特に2009年末に北朝鮮当局が貨幣改革に失敗し、
経済困難が深刻化してからは、北朝鮮住民たち間での
金正日総書記に対する不信がぬぐい去れないほどだったと話した。

(そうでしょうね。)

NK知識人連帯のキム・フングァン代表は「北朝鮮の住民と電話で話したが、
驚きながらも内心喜んでいた。何か変化が起こるだろうという希望が感じられた」
と話した。

(そうかも・・・)

キム代表は、北朝鮮内部の消息筋の話から「北朝鮮の軍部隊に非常警戒令が下され、
外出や外泊が全面禁止となり、戦闘態勢を整えるよう命じられたが、
韓国に侵攻するような兆候は見られない」と話した。

(そんな準備をしてきたわけではないから当然かな。)

中国の品物を輸入している個人輸入業者は、
中国に注文した品物を取り消してほしいという電話をしているという。
当分は市場が閉鎖されるなど、通常の活動ができないと考えたためだ。
中国・延辺の消息筋は「現地の商売人たちは、
金正日総書記の死よりも商売に影響が出ることの方を気にしている。
市場や税関が閉鎖され、北朝鮮の通貨価値が低下して物価が上昇することを
より懸念している」と話した。

(利に聡い人たちはどこにも。)

全体に、冷静ですね。一番びっくりしたのは後継者の金さんかも。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする