九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

憶測  中国の狙い    らくせき

2013年02月07日 19時42分17秒 | Weblog
今回の中国の軍艦が自衛隊の護衛艦にレーダー照射をしたのは
米軍の偵察機に中国軍機がスクランブルをかけ、
さらに自衛隊機が逆スクランブルという状況のなかで起きたようですね。
今回の照射は、かなり意識的に行われた感じです。

一体、中国の狙いはどこにあるのでしょう?
憶測ですが、中国側の狙いは、尖閣問題を紛争地として
世界にPRすることにあるのでは?
そのためには小さな軍事的な衝突も選択肢のなかに
入っているのではないでしょうか?

今回の照射も日米の出方を探るために行い、
反応を見ながら、中国政府としての姿勢を表明するのでは?

しかしこんなやり方が本当だとしたら
現在の中国政府には「中国」という名はふさわしくないですね。
徳のある国家のみが「中国」を名乗ることが出来ると思います。
いまの中国は単なる覇権国家です。





コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

随筆  年、ジタバタ  文科系

2013年02月07日 12時51分20秒 | 文芸作品
  年、ジタバタ

 10年に、慢性心房細動で心臓カテーテル手術を二度受けた。これによって最後まで続けてきたスポーツ・ランニングを断念しなければならなくなった。他にも不具合を数え上げれば切りがない。目は網膜剥離で手術をしているし、白内障を辛うじて止めている現状でもある。耳はというと、ギター弾きすぎの難聴。窓を開けて弾けと医者に厳命されている。音が響きにくい最も広い部屋を開けっ放しにして、冬はストーブを夏は扇風機を傍らに引き寄せて弾くという、漫画みたいな一年の光景!
 ランナー断念から約一年半、その効用が消えた体になっていくのが手に取るように分かった。ランナー時代はなかったことなのだが、階段を上ると息が切れだして、驚いた。心臓の立ち上がりがどんどん遅くなっていくのを、何かにつけて思い知らされた。そしてそのしわ寄せが、体の無理している部分にたちまち現われてきた。僕の場合はギターによる酷使部分。なんせ今でも、一日に二~三時間弾くのだから、酸素の回りが悪くなれば痛む部分がすぐに出てくるわけだ。三ヶ月ほど前から左右の手、指が痛みだし、準備運動とか途中休憩などとだましだましやって来たのだが、とうとう右手薬指がダウン。腱鞘炎でいわゆるバネ指の症状が始まった。医者に行ったら薬指付け根に注射を打たれたが、果たして治るのだろうか。週一回で四回ほど打たれた。これで治らなければ切開手術だそうだが、種々注意を働かせて、ちょっと悪い現状を維持している程度。
 周囲を見回してみると、ギター大好き老人たちは、みんなどこかを傷めて、だましだまし弾いていると分かる。肩や腕を痛める人が最も多いが、メニエル症候群になる人がいるのは、意外に高いギター音圧の耳への影響かも知れない。こんなことから、数ヶ月ギターから離れる人も出る。数ヶ月離れるなんて!退職後に先生についた僕なら見る影もない音に再び巻き返す気力が萎えてしまうかも知れない。その巻き返しができなくて、僕からギターが奪われたら一体どう生きたらよいのか。痛みを騙し騙し弾くことになる。
「助かった」という感じで、ほっとしたこともある。以上の間中、平均七十往復ほどの階段登り体力だけはかろうじて維持に努めてきたことである。この酸素吸収力維持によって、この身体がどれだけ助かっていることかと、改めて振り返ることができた。これがなかったらこの右薬指など、もうとっくに手術を宣告されていたに違いない。そんなふうに考えつつ胸をなで下ろしていた。こんなことで慰めるしかない歳になったということだろう。

 でも、どんな努力も、何の楽しみも生まないって、そんな年齢ってないのではないか。これは母の晩年をよーく観ていて教えて貰ったことだ。僕の母が、僕の目の前で自力でパジャマを着た日々をこのごろよく思い出す。初めは五分ほどかけて。最後のころは二十分もかかって、不自由な右手、弱った下肢を懸命に働かせながら。隣りで僕が黙って見守っていたからできたことだったと思う。「子だけが生き甲斐」、その愛情の凄まじさを感じた時だった。僕の子どもらはあんなふうに待っていてくれるだろうか。
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする