九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

ザックジャパン(70) 明早朝、香川レアルマドリッド戦  文科系

2013年02月13日 17時58分36秒 | スポーツ
 本日、マンチェスターユナイテッドとレアルマドリッドとのヨーロッパ・チャンピオンズリーグ決勝トーナメント第一回戦ファーストレグがある。近年実績からすれば決勝か準決勝での対決が、1回戦で見られることになった。ただし、明朝5時前のキックオフだ。

 さて、香川が先発するかどうか、フットボール・マスコミ界にも両論がある。ドイツ誌は4ー4ー2の2列目左先発を予想しているが、スペイン・マルカ誌は4-2-3-1で2列目は左からナニ・ルーニー・バレンシアとし、香川をベンチスタートと報道した。また、マンUの公式サイトは、「ファーガソン監督が、香川の得意なトップ下での起用も」と伝えている。
 いずれにしても香川が出場することは間違いない。それも、今まで僕がここに書いてきたことを証言として、先発出場濃厚とも観ている。もしも途中出場としたら、得点が欲しい時の秘密兵器としたのだとさえ断言したい。なんせ今日現在まで監督ファギーが、ナニやバレンシアよりも香川を重用してきたのは明らかなのだから。

 見所として、攻撃陣の面子を眺めてみたい。マドリードのベンゼマ、クリスチアーノロナウド、エジルに対して、マンUのファンペルシー、ルーニー、香川。バルセロナを除けば世界最高の顔ぶれということになろう。
 香川真司、23歳にして世界最高の舞台に立つことになった。それもマドリッドのホームゲーム、敵地サンチアゴ・ベルナベウでの初登場である。 
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ポスト「資本主義」世界の構図』  文科系

2013年02月13日 16時43分00秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
 この拙稿は、ここでも1月9日の「世界から日本、9条を見る」などで触れた本「なぜ日本経済が21世紀をリードするのか」(NHK出版新書 徳川家広)のさわり部分の要約紹介である。この題名は、売ることをも意識してか描かれている内容から見るとやや誇張と思うが、副題とか構えとかからそれなりの内容のものと判断させていただいた。上の表題はこの本の副題を採用させていただいたものだし、この人の構えはちょっと長期のスパンであって、アダムスミスなどから始まるその時代区分などに関わってこう記しているのが僕には面白かったからである。
『21世紀に入って、すでに10年以上が経過しているのに、21世紀を「予測」する本を書いてしまいました。実はこの時代区分の方法には、イギリスのマルクス主義の歴史家エリック・ホブズボームという偉大な先達がいます。ホブズボームはフランス革命から第一次大戦の勃発までを「長い19世紀」、そして第一次世界大戦の勃発からソ連の崩壊までを「短い20世紀」と呼んでいます』
 歴史の長期的時代区分とは、歴史の何を最も重視するかによって変わってくるものである。著者が、産業特に労働力の代替物としてのエネルギー開発に目を付けているのは明らかであって、このこと自身がそれなりの見識と思うのである。

 さて、サブプライムバブルが資本主義経済の一時的病なのかその崩壊が始まる徴候なのかは今、大論議が要るところだろう。作者はこれを「終焉に向かう資本主義」の病理そのものと見て、こう論じている。
『マルクスの指摘した生産過剰の問題、ケインズが指摘した需要不足の問題が、蘇ってきたかのようです。(中略)企業は雇用を破壊して一時的には利潤を増やせても、中長期で見れば消費需要は落ち込み、最終的には消費によってのみ実現される利潤も、当然ながら低下する運命にありました』
 こう述べた上でこの著作は、イギリス、ユーロ、アメリカ経済の今後を予測し、これらと対比して日本の相対的優位性をいろいろとあげている。そして最後に「ポスト資本主義への二つのシナリオ」を提示するのだが、それはまず世界のエネルギーの将来が上手くいった場合とそうでない場合に分けられている。その上で、上手くいかなかった場合、日本の前途は大きく開かれていると語る。こんな具合に。
『日本は相対的に見て、受けるダメージがいちばん低い国になります。日本は現に、GDP1ドルを生み出すのに必要なエネルギーが世界でいちばん低いという、きわめてエネルギー効率の高い経済を誇っています。火力発電でも製鉄でも、必要なエネルギーは世界最低なのです。エネルギー価格が上昇していった場合、日本企業が受けるダメージは相対的に軽く、国際競争に勝ち残る可能性も、その分だけ高いということになります』
 この点で例えばアメリカなどはエネルギー効率が大変悪い国だと述べられた上で、近くドル体制が崩壊すればエネルギー輸出国にならざるを得ない国だとも述べられることになる。

 そして、世界のエネルギー開発が上手くいった場合としてまた、二つの道が提示されている。資本主義の失敗の教訓を上手くくみ取った場合と、そうでない場合との二つだ。
 後者、つまり『再度資本主義の過ちを犯す危険性もある』場合については、こんな表現になっている。
『エネルギーが労働を代替えし、失業者を制御するために戦争を起こし、あるいは人口を容赦なく管理し弾圧する警察国家が成立するといった、暗澹とした未来図が想像されます』
 エネルギー開発が上手くいってかつ資本主義の教訓から人類が学べた場合はどうだろうか。この部分はおかしな記述としか僕には思えないのだが、まー書いてみよう。
『(その場合も)決してハッピー・エンディングというわけには、いきません。人類の文化は資源の希少性を前提にして発展してきたものなので、貧困や欠乏が解消された社会において、人が果たして幸福を実感できるものなのかどうかが不明なのです』
 こういう時代のことならマルクスやケインズだったらこう描くことは明らかである。生活必要が満たされ始めた人々は、人間にとってポジティブなものを求め、深めあっていくことになる。労働時間を減らしあって、趣味や、家族や友人との語らい、文化や芸術に楽しんだり、哲学をしたりもするだろうと。

 経済学の本と言っても、「目前の景気がこうなる」とか「自由主義競争永続・万能論」式のものとかではなくって、長い経済学史の伝統を踏まえて人類の近い未来を考え合うような本が読んでみたいものだと思っている。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

悩ましい中国    らくせき

2013年02月13日 10時21分00秒 | Weblog
北朝鮮の核実験が行われ、NHKは特番を組み連呼報道をしていました。
連呼するのに何の意味があるのか?と疑ってしまいました。

現内閣が、こうして対応していますというPR臭さも感じてしまいました。

一番困惑しているのは中国でしょうか?
日本や韓国が核実験をした場合のアメリカのような立場でしょうか?

ある意味で北朝鮮のほうが日本よりホネのある外交政策をとっているのかも・・・

これは核実験を許容しての投稿ではない積り。ちょっと臍曲がりですねが・・・

北朝鮮がなにを望んでいるのか?
この核実験から、なにが見えてくるのか?
そんな報道があったら読んでみたいのですが。



コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする