九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

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対米追従の巣窟・外務省!   文科系

2013年08月09日 11時22分15秒 | Weblog
 また過去ログで申し訳ない。法制局長官が外務省から来るなんて! あまりに腹が立つので、以下を再掲です。ちなみに、アメリカ国家の累積債務は、日本の倍ほどだったはず。アメリカ並みの軍事大国という、こういう国の後を追いかける事に日本がなっていくのは必然だ。そして、医療などもアメリカ並みの酷さになっていくということなのだろう。一蓮托生とはそういうことであって、悲しい。

【 愚かな谷内正太郎談話  文科系 2013年01月10日

 本日の中日新聞に、谷内正太郎・内閣官房参与(元外務次官)から聴き取った話が載っていた。その末尾にこんなくだりがある。
『集団的自衛権については、自らが攻撃された時は他の国に助けてもらう、その国が攻撃された時は「われ関せず」という態度は責任ある大国としてありえない。集団的自衛権は国家の品格、品性に関わる問題だ。米国も、そのような日本の貢献を期待している』

 さて、この谷内氏の理屈にかかわって、本日二つのコメントを書いたばかりなので、転載する。二つのコメントを書いた後に、この記事を読んだのだったが。

『 暗黙の当然 ! (文科系) 2013-01-10 08:56:37
 名無しさんへ
 上の文章からすれば、九条は当然こう。

 アメリカは軍事予算でどんどん衰退を速めたと言える。冷戦が終わったときに、こんな声が識者に多かったのに、これを無視したからだ。
「3000億ドル軍事費の半分を経済に回して、日本などの経済力に対抗すべき」

 安倍が今時「防衛力増強」って、アメリカの後を追いかけその軍事予算削減の穴埋めでもするつもりか。としたら、アメリカが衰退してきたスパン以上に、国の衰退をもっと早めるだけだ。今時9条改訂なんて、バカのやること。それはアメリカが証明済みと言える。アフガン戦争でもイラク戦争でもね。ほんとにアメリカはどうするんだろうか。そして安倍はバカやるんだろうか? 』

『 アメリカの意向 (文科系) 2013-01-10 09:08:23
 アメリカの日本への意向はこう。
 ドル体制を守る戦力の片棒を、1500兆円の(老人)資産がある日本に担がせたいだけだ。イラク戦争は、ドル体制を守るためだった。00年11月にフセインが石油決済ドル体制から離脱したからだ。
 なんのことはない。衰えつつあるドル世界体制を守るために、日本の若者が殺されるのだ。それを、こう美化しているだけ。
「同盟国と言いながら、アメリカが攻撃されても銃も撃てない日本!」
 本音を隠して上手い理屈を考え出すのは、ディベートに強いアメリカの常道である。そんなことも分からぬから、安倍をバカというのだ。9条があれば「(出兵せねば)トヨタが輸出できなくなるぞ」など何を言われても、「国民が許さないので、済みませんが(無理です)」と言えるのである。』

 谷内氏は「国家の品格、品性」などと言うが、この場合、馬鹿も休み休み言えと言いたい。相手を見て物を言えということだ。
 嘘の理由で、国連の反対を押し切って有志国だけを募ってイラク戦争を起こした国。そこでたくさんの自国の若者、無数の相手国民を殺した国。後になって大統領が『嘘の理由だとは知らなかった』と語った国。因みに、政府・外務省はイラク戦争に参戦したが、嘘の理由に丸め込まれて莫大な金を浪費したことについて、何か釈明でもあったたっけ?
 こういう国相手にこんな「品格、品性」を語るのは馬の耳に念仏どころでは済まないはずである。今後、嘘の理由で戦争を起こして、そのために日本の若者が殺されるということが起らないという保証が一体どこにあるのか。あなたはそういう保証をどこかで確認できたのか!? 当方が品格をもって接するべきなのは、品格のある相手だろう。これがない相手にこんな態度は、呆れて物が言えない。
 さらに、こんなこともある。相手は、傾きかけた軍事超大国だ。しかもイラク戦争に見るように、ドル体制を守るためなら嘘の戦争も辞さぬ、何でもしようと決めた国だと考えるべきだ。現に、冷戦が終わっても経済に金を回さず軍事力をかえって増強したのは、こういうやり方で行こうと決めたということではないのか。そうでない保証が一体、どこにあるというのか? アメリカがイランをこれだけ敵視する理由も、この国が独自の石油取引所を設けてユーロ決済も可能としたからだったはずである。06年春に騒がれたこの問題はその後どうなったのか。日本は確か、アガザディン油田から撤退させられたようだが?

 谷内氏のこの言葉が、確信犯的悪漢相手の「おつきあいポーズ」であることを期待したい。

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米軍が日本にいる残暑かな    らくせき

2013年08月09日 09時18分27秒 | Weblog
角川春樹さんの句

 日本に米軍がゐる暑さかな

をパクッて詠んで見ました。
   
沖縄で、またまた米軍のヘリが墜落。
日本の消防車は門前払い。日本人は誰も近づけない。情報もない。
これが憲法のある独立国の姿なのか?

安倍政権は、アメリカにばかり気を使っているような発言。
沖縄の人たちは、ますます政府を見限っていくでしょう。
そして自分たちで解決の道を探し始めたようです。

あの鳩山さん、あっという間に総理の座を追われました。
育て上げた民主党からも追い出されたのはなぜ?
あの時、外務省の官僚がなぜ鳩山さんのほうを向いていなかったのか?
誰のほうをむいて仕事をしているのか?

憲法を持つ独立国・日本にしては不可思議なことばかり。

こうした疑問に答えてくれた本が「日米地位協定入門」です。

事態は占領が終った時に始まったとのこと。
基地をめぐる地位協定が秘密裏に調印され、今も大きな力を持っていると言う。

当初は、反対する日本人もいた。
東京地裁は、砂川事件の判決で、憲法を一番上に、日米安保条約を下に置いて
違憲判決を下した。

アメリカ国務省と日本政府は直ちに最高裁に上告。
アメリカのシナリオにしたがった判決を出す。
これは条約については政治的に重要なので、裁判所は判断できない、という考え。
条約を上に憲法をしたに置く、まさに逆転判決を最高裁は下す。
これが定着。
官僚は日本国憲法より、安保条約を守るために行動するようになっていく。

これが鳩山さんがあっという間に総理の座を追われた原因だったという。
日本は巨大な安保村になっているとのこと。

夏の夜の夢。いや悪夢。知りたくなかった真実とはこのこと。

今日は長崎に原子爆弾の投下された日。15日は終戦の詔勅のあった日。
そして9月2日が降伏文書に調印、正式な終戦日。
以後、70年ちかく米軍は日本に居続けています。
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