「昨日、安倍首相が集団的自衛権の憲法解釈を変更すると述べましたが、どう思いますか?」(記者)
「何だって。質問の意図をしっかり言ってみて。(中略)国民を守るために法があるのであって、
憲法を守るために国民がいるのか。朝日新聞(の記者)なのか。
珍しいね、読売が(このような質問をして…)。
(中略)読売も(集団的自衛権に)賛成だったのだろう?」(麻生副首相)。
「昨日の紙面を見れば明らかに賛成です」(記者)。
「君、記者生活をあまりしていないのだな(笑)」(麻生副首相)。
日本の安倍晋三首相が集団的自衛権の許容方針を明らかにした翌日の16日、
安倍政権のナンバー2である麻生太郎副首相と読売新聞記者との一問一答だ。
安倍内閣の閣僚の言論観を象徴的に見せている。
麻生氏の傲慢な性格を考慮するとしても、これは正常な対話ではない。
そのまま過ぎ去る記者たちも情けない。ただ「書く(記)者」に忠実なだけだ。

麻生さんと記者とのやりとり。面白いと思いますが・・・
この言語観。国を誤らせた過去の歴史の繰り返しでは?
国語審議会はどう考えているのか?
記者は聞いてみたら?