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「よたよたランナーの手記」(50) また、故障  文科系

2014年05月26日 18時20分44秒 | 文芸作品
 19日初めにこう書いた。
『7日にサイクリング。韓国旅行では、11日に4.2キロ、13日に4.5キロと、いずれもホテルのジムで走った。帰国したその日15日にもいつもの市営ジムで同じく30分走を4.2キロ、そして18日には1時間8.8キロ。この18日は、5日以来13日後という久しぶりの1時間走だったせいか、疲れた。しかも、走行途中の後半は右アキレス腱の痛みをおして走っていた。そう言えば足首の補強鍛錬を怠っていたなと』

その後は、20日に30キロを超えるサイクルツーリングをやって、23日には外コースを6.5キロほどゆっくりと走っただけだ。相変わらずの右アキレス腱痛に加えて、走りの疲れがひどいことから、色々自分で調べてみた末にこんなことが分かった。

 右アキレス腱痛が意外に長引いて、重く、根が深いものと分かって、慎重に調べた。まず、左脚全体が弱くなっていると分かった。そこから、走っているときの右フクラハギ(右つま先を蹴る筋肉)に特別な負担がかかって右アキレス腱痛がおこったのである。その原因を探っていったら、どうもこういうことなのだ。30才前に左脚つけ根の腰椎椎間板ヘルニア手術をしているのだが、その患部上下に1か月ちょっと前から違和感とごく軽い痛みがあって、これによって左脚全体がやや衰えていると発見できた。その対策として、前回に書いた右つま先立ち鍛錬に加えて、左脚全体を鍛え始めた。ただ、これらの弱っている筋肉に強い負荷をかけたら僕としては珍しく筋肉痛が起こり、それが長引いてしまった。5年前なら何でもなかった負荷による筋肉痛が今は2~3日も退いていかないのである。そんなわけで、右アキレス腱痛はもう一週間以上も続いている。
 ただ不幸中の幸いと言おうか、今回の故障の本家本元である左脚つけ根椎間症は自分で管理可能な範囲にあると、長年の経験から分かる。あれやこれやで、走ろうと思えば今日にでも1時間は走れるのだが、慎重に様子を見ている。左脚と右下脚筋の強化に日々努めながら。ただなんせ、筋肉痛が長引かぬていどの負荷というのが、意外に難しい。すべてが未体験の、僕にとって新しい局面、領域だからだ。老いとは、老いに抗するとは、そういうものなのだと痛感する毎日だ。だからこそ、早い時期に老いに敗れてしまう人も出るのだろう。僕の父もそうだったのだけれど。

 今月で73才になったが、あれこれと、本当に年を感じる時期に入ってきたものだ。ギターレッスンでも、同じなのだ。とんでもない予期せぬミスが出るようになり、全体的に音が汚くなった。歳をすり抜けながら出来る鍛錬をしていくこと、楽しい活動の活動範囲を狭めないための努力がどんどん必要になっている。「白秋に入ったから」ではなく、「白秋に入ったけど朱夏のよう」でいたいものだ。
コメント
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