九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

産経新聞                    1970

2014年10月08日 23時12分02秒 | Weblog
あまり好きでは無いというより元々関心が無かった新聞なんだが、元ソウル支局長が在宅起訴されたんだな。
韓国の司法もバカをやったもんだ。あの大統領始め司法もおかしいな。
こういうことが通るならば韓国の民主主義というのは名ばかりのものになる。
自覚も無くやるならば(まあそういうことなんだろうが)、北朝鮮の体制よりも余程危なっかしい。
注目しているのは、韓国の報道機関がこの件についてどういう報道をするかだ。
報道の自由を訴えるのか?
そうでないとおかしいだろう。
又、日本以外のマスコミが大統領への参詣のような記事を書いた場合同じように在宅起訴するんだろうな。
じゃないと筋が通らないもんな。
かなりおかしい。
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これからの2試合                 1970

2014年10月08日 16時18分24秒 | Weblog
香川は中盤で起用するらしい。柴崎と並べてアンカーに細貝か?
それはまあひとつ無難なところなんだろうが先行きつまらない中盤でぐだぐだになりそうな中盤だな。
433で世界に立ち向かうとするならば田中、香川と並べてアンカーを柴崎にするくらいでないとな。
柴崎は守備を少し鍛えればアンカーからの組み立てが出来る。
細貝や森重は逆立ちしてもそれは出来ない。
433でこの差は大きいんだよ。
ドイツにしろスペインにしろアンカーから攻撃を組み立て、守備でも敵陣バイタルまでカバーする。
今の代表の中で先々そういう可能性を秘めているのは柴崎だけ。
他の連中は程遠い。ただの掃除屋。
だから柴崎をアンカーとして代表で育てれば強力な中盤になる。当然香川の後ろに柴崎と並ぶと守備で崩壊する危険はあるが、育てる価値は細貝、森重のアンカーよりは
はるかに高い。
せっかく433をやるならばそこまでやって欲しいんだよな。
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アギーレジャパン(10)代表に定着した頃の岡崎   文科系

2014年10月08日 12時40分18秒 | スポーツ
 表題の内容の古い拙稿二つを紹介させていただきます。09年に書いたものです。今をときめく岡崎の原点と言えるものを、皆さんどう読まれるでしょうか。


『 岡崎慎司の凄さの立派な表現  2009年06月14日 | スポーツ

日本代表FW岡崎の凄さを僕はここでも去年から書いてきた。その通りに今年になって彼はさらに一皮むけてきた。8ゲームで7得点などという選手がここ4回のワールドカップ日本代表にいただろうか。

さて、僕が誰かからの受け売りなどではなく自分で考えて書いてきた岡崎の特長をそっくりなぞったような評論が、最新号の週間サッカーダイジェストに載っているので紹介したい。彼はまさに、こういう選手なのだ。顔がけっして知性的とは言い難いので損をしているが、非常に賢い青年だと思う。
以下に彼を描いた場面も南アワールドカップ出場を世界で最初に決定したあのウズベキスタン戦の得点シーンである。当ブログでも知ったかぶりして無責任に人を批判する誰かが僕の評論を否定して論議があったシーンだが、この記事は僕が述べた通りを書いてある。

【 このゴールが決して偶然の産物でないことは、これまでに何度も実証されている。09年に入ってからの岡崎は、すでにA代表のゲームで6ゴールを奪っていた。先のキリンカップでは2試合3得点。そのどれもが、決して簡単ではないものばかりだった。誰よりも早くスペースを見つけて動き、相手ディフェンダーに体を寄せられてもバランスを崩さずにトップスピードのままボールを止め、素早くシュートモーションに入る。(中略)
4大会連続のワールドカップ出場を決めたこの日の一撃も、結局はすべて本人のシナリオどおりだったのかもしれない。中村憲にボールが入った瞬間、岡崎はすでに相手最終ライン裏のスペースへ全力で走り始めている。『憲剛さんがいいボールをくれました』という事実も見逃してはいけないが、そのパスを引き出したのは間違いなく、岡崎自身から放たれた”リズム”だった。】

この岡崎、かって日本にいなかったようなFWだと僕は書いてきた。まずシュート技術が極めて多彩かつ繊細に上手い。次いで、いつも前へ詰めて、他人が放ったものでもシュートがでるとさらにまた前へ詰める。不器用な中山雅史が多くの点を取ったのは、この「詰める」ということの繰り返しからなのだと言われている。「ゴール前では何かが起こる」という格言どおりに、ダッシュの走力やスペースなど周囲の状況を見る目などを、誰よりも繰り返して鍛えてこないとなかなかできないことなのだ。そしてまた、体も強い。現在世界1のフォワード、バルセロナのメッシも169センチであれだけできるのは体も強いのだろう。メッシとイニエスタ両天才の武器はアジリティーだが、岡崎のそれもすごい。』


『 代表・岡崎慎司が成長を語る  2009年07月10日 | スポーツ

岡崎慎司のことは、去年からここで何回も書いてきた。代表の代表・「点取りの顔」が生まれるという予感からだった。そんな時、スポーツグラフィック・ナンバー最新号に彼へのインタビューが載った。その内容は、最近の自分が成長したと思う点を語っていて、それもかなり深いと感じた。そこを、彼の言葉として要約する形式で紹介し、いくらかのコメントをつけたい。サッカーの最新点取り術紹介というところだろう。

①「自分が動けば良いパスが来る」
去年11月、シリアとのテストマッチで先発しましたがある反省がありました。「自分は、味方のパスに合わせて動いているだけのFWだ」と。これに対して、今年の1月ごろにこう決心したんです。「自分は止まった状態で足元にボールを受けても何もできない。自分から動き出そう」と。すると、良いパスが来るんです。だから、パサーがパスする前に「ここに欲しい」というのを示すんです。もう身振り手振りを入れながらね。

②迷いをなく動くこと
「僕はこっちに行きたいけど、パサーはなんか違うところを見てるんじゃないかな」、なんてやってると、遅れてしまい、相手より先にボールにさわれなかったりします。自分を信じて、とにかく迷いを捨てて自分から動くことにしました。

③自分の長所と、これから身につけたいプレー
去年の代表戦でも確かに、自分は運動量があったし、チャンスも作れていたと思う。今年のチリ戦では、フィジカルコンタクトでも負けていないなと感じた。(その上で、上記の変化があったということなのだ)
僕のゴールを目指す姿勢は、相手のDFラインを下げさせると思うんです。すると、相手の、DFラインとボランチの間にスペースが生まれます。そこで僕がボールを受けられるようになって、さて何ができるかと。これが、次のステップへの課題です。

さて僕、文科系は以上の内容から、中田英寿と中山雅史の間にあったこんな会話を思いだす。多分、まだ中田が日本にいた97年頃のことだ。20歳の代表新人が、日本のエースアタッカーの1人に堂々と注文した話であって、いわゆる「体育会系」組織ではあり得ないようなエピソードとして、強烈な印象を受けた覚えがある。

英「中山さん、あんなに敵DFを背負ってちゃパスを出せませんよ。何でも良いですから、敵のいないところへ全力で走ってってください。そこにパスを出しますから」
中山は、半信半疑ながら言われるとおりにやってみたら「すげー!」と目から鱗だったと述べている。ぎりぎり届くあたりに、厳しいパスが来たのである。ゴール枠に入りやすい絶好の場所で、かつ自由にシュートが打てるということなのだ。
ちなみにこの話が多分、全盛期の磐田を作るのに生きたはずなのである。磐田のパスサッカーはこれ以降に、点とり屋の中山の動きに合わせて組織全体が動くようになったという磐田選手の話を聞いたことがあるからだ。この時の磐田がどれだけ強かったかは次のことで分かる。02年に中山の相棒・高原がJリーグ得点王になったのだが、これ以来日本人得点王は出ていない。因みに岡崎は、FWとしてのゴンのスタイルを尊敬して止まないと公言してきた。「あの泥臭さが特に好きだ」とも。

なお、中田・中山のこの歴史的やりとりにも関連することだが、当時の中田にはサッカー関係者の大多数からずっと、こんな批判が集中していたことも思い出す。
「不親切なパスばかりを出す奴」
「アタッカーに『全速力でそこまで動け。届くはずだ』という生意気で、不遜なパスだ」
そのすぐ後には、「中田のパスこそ世界標準である」と変わっていったというおまけが付く話であった。代表での相棒トリオを形成した名波、山口や、岡田監督が中田のこのパスを高評価したからである。
中田へのこの批判から、当時の僕は、評論家とか専門家とかが案外当てにならぬなと思ったものだった。20歳の代表新人であった中田が、日本サッカー関係者全体を大変革して、それによって史上初めて日本がWCに出ることができたというエピソードでもあって、非常に興味深い。』
コメント (2)
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世界経済史の今を観る(7) 諸問題と解決の方向①  文科系

2014年10月08日 06時47分37秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 さて、第3回から前回まで、70年代ポスト戦後世界以降の新自由主義的経済グローバル化の流れを観てきた。グローバリズムとはその思想のこと。実際に問題になるのは実体経済グローバル化の問題点であって、思想と実態は同じ物ではない。ちょうど市場主義と市場そのもののように。
 ここ以降は表題の内容で、以下三つのことを紹介してみたい。つまり、こう進むつもりでいるということだ。①まず、ここまで観た世界経済経過の構造的まとめ。これは、過去の理論が格闘した問題提起をも借りつつ、今をまとめてみるということになろう。②次いで、100年に一度の大事件リーマンショックを通して、今この構造に世界でどんな論争が起こっているかということを観る。真っ向から対立するような論争だらけなのである。なお、こういう論争で次第に増えてきた意見、国連などで他方が譲歩してきた解決方向なども観ておきたい。そして最後に③、②も含めて具体的課題を全体的にできるだけ羅列しておき、終わりとしていきたい。すべていろんな該当本のつぎはぎのようなものだ。が、特に次の本は今ここでおすすめしたいと思う。

 岩波ブックレット伊藤正直・東京大学大学院経済学研究科教授著「金融危機は再びやってくる 世界経済のメカニズム」。短いこの本が、題名のことについて重要な具体的事項をほとんど網羅していると、僕には思われた。僕が読んだ他の多くの本に書いてあることがほとんど入っているからだ。ただそれだけに、「広く浅く」ではなく「広く難しく」と言える。つまり、他の新書版2~3冊では到底すまないような広い事項に少ない分量で触れているから、説明が少なくなるということ。相当の予備知識がないと理解できない部分が多いということになる。ただ、金融危機の反省過程で国連レベルで起こっている論争とかその推移とかまでていねいに紹介されているのはとても公正なやり方でもあるし、自分でも考えを深め、まとめることも出来て、非常に有り難かった。この部分を紹介したくて上記②を書こうと思ったようなものである。

 さて、①、現在の世界経済構造である。これを、過去のケインズやマルクスの経済構造把握理論との対比でどういうことになるのかについては、ここまで折に触れて観てきた。要は、新自由主義が、『需要側でなく供給側つまり資本の自由に任せるのが、官僚任せにも等しい、怪しげな「マル公」国家まかせに比べればまだ上手くいくのだ』というやり方である。だが、需要を重視したケインズなどに言わせれば当然こういうことになるだろう。現に有効需要がおおいに不足しているではないか。それで現物経済はどんどん小さくなり、そこでの利子率はどんどん下がってきて、失業者をいっぱい出しながらだぶついた資本はマネーゲームに明け暮れることになってしまったではないか。資本が膨大に余っているほどにこんな豊かな世界なのに非正規労働者が溢れ、死に物狂いで働かなければ正規職もつとまらない世界というのこそおかしなものだろう。このようにケインズを読むのが、今話題の本、NHK出版新書、高橋伸彰立命館大学教授著「ケインズはこう言った」などである。

 基軸通貨ドルが変動相場制以降どんどん安くなって、世界がふらついているからマネーゲームが起こるのだが、いずれにしても、資本がモノ・実物経済から全く離れてしまったのは大問題である。この点は、金子勝とか浜矩子とかなんらか伝統を踏まえた経済学者のほとんどが指摘し、批判するところと思う。食料、水、エネルギー、地球環境など、人間はモノの中で生きるしかないのだから、確かにそうには違いないのだ。問題は、それらのモノがきちんと生産、確保されて、すべての人々に優しく行き渡る仕組みとして何が相応しいかということだろう。なのに食料は買い占められて世界のあちこちに反乱が起こるほどなのだし、中国の退耕還林政策は水問題で悪戦苦闘している有様だ。なお、金子勝らが強調するグリーンニューディール政策提起などのように、世界の実物経済の新分野で有効需要を切り開き、失業者などに普通の職を作っていくというように新たな有効需要の道を開拓していくことに国家の命運をかけるべきだと語る論者も多い。少し前のオバマもそうだったし、イギリスの政治経済論者にもそういう人は多い。

 また、先進国の失業、非正規労働者問題をこのように辛うじてのように「弁護」する論議がある。
「ブリックス諸国など中進国のキャッチアップで、市場を奪われたのだ。そちらの生活が向上しているという側面を観ないといけない。ただこれも、キャッチアップが一応成し遂げられるまでの十年程度の延命策だろう。その後の世界は、有効需要不足問題から難問噴出となるだろう」(岩波ブックレット「グローバル資本主義と日本の選択」で武者陵司・武者リサーチ代表がこういう内容を語っている)
 これに対して、もちろん「資本主義の命運がつきたのだ」と、新しく言い出した人も多い。上にも観た、NHK出版新書、高橋伸彰立命館大学教授著「ケインズはこう言った」のように。
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