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ハリルジャパン(62) ACLで、浦和レッズとFC東京が大健闘!  文科系

2016年04月07日 10時20分12秒 | スポーツ

 現在6ゲーム中4ゲームまで終わったアジアチャンピオンズリーグのグループ予選が、とても面白いことになっている。強いと思われたガンバ大阪や広島が苦闘中で、FC東京が首位、浦和が強豪揃いの中で2位と健闘している。ガンバなどは1勝もできず、2敗2引き分けの最下位なのである。目立った特徴、傾向を上げてみたい。

 ガンバ最下位は、これまで名を聞かないある中国クラブに2連敗したことによるもので、このチームが恐ろしく強い。上海上港という聞いたこともない名前だが、強いのなんのって対戦2ゲームでガンバの1対4という有様。身体が頑強でデュエルに強いし、シュート技術などもある上に最後までダッシュが続けられると言ったチーム。去年アジアで優勝した広州恒大よりも強いのではないか。ちなみに、テレビ中継でアップされた上海上港の監督を観て、驚いた。スベン・ゴラン・エリクソンと言うスエーデン人で、往年のイタリア各クラブの名監督として名を上げラッチオではセリエA優勝、後にイングランド代表初の外国人監督として日韓W杯、ドイツW杯のイングランドチームを本戦出場に導いた名監督である。 中国は今、世界の名監督が集まっているようだ。現在の中国クラブの強豪・広州恒大の監督は、有名なブラジル人のルイス・フェリッペ・スコラーリ。こちらは元ブラジル代表監督である。

 去年アジアで優勝したこのチーム、広州恒大と今回同じグループに入ったのが浦和。そして、これと既に2戦を終えているが、浦和の1勝1引き分けで、合計得点は3対2。1対0で終わった第2戦を観たが凄まじい死闘であって、浦和は本当によく戦った。特に、槙野などDF陣の粘り強さが特筆もの。国同士の闘い、それも最後には世界一クラブまで行ける大会というものは、その強豪同士の闘いは、攻守の最後一瞬が勝敗を決めるとつくづく感じたところである。最後の一歩、最後1センチでも抜け出し、あるいは脚を出すこと。これが勝負を分ける光景がとても多かったのである。「あの脚が出ていなかったら、敵のシュートはポスト直撃ではなく、得点になっていたろうに」と、そんな感じなのである。
 浦和は本当によく堪えた。これがスポーツの醍醐味の一つなのだと、ちょっと感動ものの闘いであった。日本一の浦和ファンには心からスバラシイ!とお伝えしたい。
 東京の首位をくさすつもりはないが、ここの中国の相手は上海上港や広州恒大よりはかなり日本人向きにできているというか、とにかく今風に言えばインテンシティー(厳しさとか、集中度と言うような意味)が少ないように感じたものだった。

 最後になるが、今の中国クラブは日本クラブが苦手としていた韓国クラブと較べても凄く強くなっている。中国と韓国を観ると、アジアはもはや日本一強の地域ではなくなったと思う。優勝の第1候補が上海上港で、あと日本チームと広州恒大が続いているということではないか。もちろん、韓国チームもオーストラリアチームも強くなっている。

コメント (2)
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