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公共放棄国家こそ、義務を押しつける  文科系

2016年04月10日 16時16分19秒 | 国内政治・経済・社会問題

 今年はとうとう大学までが、その卒業式、入学式における国旗、国歌のことが問題になった。僕は無政府主義者ではないけど、右翼、保守派の方々の国家崇拝行動、その動機である崇拝感情のことは、いつも笑える。アメリカの軍隊映画に度々出てくる国家、国旗への「最敬礼」というのも同じだ。嘘理由ででっち上げたイラク戦争、その国旗、国歌に国民の尊崇を強制するようなものだろうし、太平洋戦争を聖戦と呼ばせてその先頭に立てた旭日旗への忠誠とともに進軍していったようなもんだ。そういう理屈に笑えるということと同じである。

 ちなみに、公務員、役人が、国民全体に最敬礼する理屈なら、まだ分かるけど、福島処理に見える官僚の不始末や、警察や議員の不祥事の多さやなどを観れば、彼らの公僕精神の方をこそ、逆に叩き直したいほど。だからこそ、彼らのこの「国家尊崇要求」にはさらにさらに笑えるばかりなのだが、この僕なりの原理的理由は、さらに次の通り。

 近代社会契約説によれば、国家って一種の契約書のようなものにすぎない。主人公である国民が、政府に「このようにせよ」と命じた命令。そういう契約書。それをその主人である国民に「尊崇せよ」と誰が命じることができるのか。そんなことは、原理的に成り立つはずがないことなのだ。ましてや、政府や文部大臣などがそんな「尊崇」の音頭を取る権限など原理的に存在しないはずである。したがって、こうなる。そういう理屈を通したい人々って、この得体の知れない「尊崇」があると都合の良い人たち。それでもって何となく国民を押さえて自分らが上に立つようにして、何かその言う事を聞かせたい政治家やその周辺の人たち。国家主義って、こういう人種が人為的に創りたいものなのだろう。
 そんな彼らが、どうして「(憲法には)権利ばかりが書いてあり、義務がない」とかを国民に改めて強調することが出来るのか。自民党憲法草案や、櫻井よしこの論議、その背景思想はここで破綻している。近代国家になっても、日本書紀のような国家(神話的)尊崇が都合がよいと振る舞っているようにしか、僕には見えないのである。甘利にせよ安倍にせよその他誰にせよ、政治家や官僚らの方が余程義務を忘れ、あるいは嘘ばかりついている。それを隠すために、国家尊崇を要求しているようにしか見えない。

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ハリルジャパン(63) 今夜、岡崎、CL出場決定  文科系

2016年04月10日 15時33分39秒 | スポーツ

 今夜9時半からレスター・サンダーランド戦があるが、NHK衛星第一は、この大事なゲームを映してくれないようだ。一日遅れの明日録画でやるらしい。今時、こんな「サッカー及び岡崎への人気妨害工作」とは、一体誰の陰謀なのだろう。以下のように大事なゲームなのに。

 今夜2位のトットナムは5位マンUと戦う。手負いの誇り高いファンハール・マンUも、来期のチャンピオンズリーグ出場権、「4位以内」が懸かっているので、もう必死に立ち向かうはず。これが勝つようなことがあれば、レスターの勝利を織り込めば勝ち点差が10に開く。レスターの相手の方が18位の降格圏にあり、これまで得失点差マイナス19と失点が極めて多いチームだから、得点力があるレスター勝利は極めて可能性が高いのである。そして、勝ち点差10ともなれば、レスターの優勝はもう決まったようなものだ。ゲームの残りはあと、5つ。レスターが3回負けてその間トットナムが全て勝っても、まだ順位が変わらないという事態になる。

 ちなみに、この失点が多いチーム相手に、「岡崎ハットトリック」なんてことにならないかな。明らかに監督の指示もあるようで、最上段に張って抜け出しを狙いつつ相手DFラインを押し下げる役割が多くなった岡崎である。バーディーやマレズでさえがその岡崎をよく見ていて抜け出しに合わせてクロスを送るようになっている。そんなわけで、岡崎は得点の臭いがどんどん高くになっているのである。楽しみ!

 なお今日は、レスターの来期チャンピオンズリーグ出場が決まる日でもある。5位のマンUが負ければレスターの勝敗に拘わらず勝ち点差が16に開いて、5位以下が残り5ゲームではレスターには追いつけなくなるからである。そしたら、「チャンピオンズリーグに岡崎!」と、その雄姿が観られることになる!今夜これが決定する。マンUが勝てばレスターの優勝?、マンUが負ければレスターの来期チャンピオンズリーグ出場と、今夜はそういう夜なのだ。

 日本人FWがヨーロッパチャンピオンズリーグ出場なんて、日本のサッカーファンには夢のような話になる。ちなみに、日本マスコミ界がアジアチャンピオンズリーグの話題性を小さくしているやり方への警鐘になればこの上ない幸いである。アジアチャンピオンズリーグに出ている4チーム、FC東京、浦和、広島、ガンバも、もっともっと頑張れ! 日本及び世界のマスコミ界も、実物文化がバーチャル文化に敗北していくかも知れないという危機感をもっともっと持つべきである。

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