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「味の素」が7時間労働   文科系

2017年02月23日 09時11分24秒 | 国内政治・経済・社会問題
 2月21日の中日新聞夕刊でこの記事を読まれた方も多いだろう。「7時間労働 2年前倒し」「味の素、ベア1万円も」と見だしされた記事である。書き出しから、ざっと紹介すると・・・

『味の素は二十日、働き方改革の一環として、正社員の一日の所定労働時間を七時間にする目標を二年前倒しして二〇一八年度に達成させることで労使が合意した。(中略) 労働時間の削減はこれまで二〇年度が目標達成の期限だったが子育てとの両立や自己研さんを後押しするために取り組みを急ぐ』

 これだけ豊かな社会では、こういうのが当たり前なのだと思う。ただし、世界で合意しなければなかなか進まないとは思うが。ちょうど、1894年にイギリスで成立した今の「8時間労働制」が、1919年にILO条約で世界的に合意されたように。こういう「前世紀の遺物」に対して、今の政府の働き方改革実現会議の「合意」とやらは、なんという代物なのだろう。やっとこさ、以下のような段階って、恥の公表、その上塗りではないのか。
『長時間労働抑制のため一年間の残業時間の上限を七二〇時間(月平均六〇時間)とする方向』

 「一日三時間残業を、改めて、公認!」。これを「改革」と呼ぶ姿勢、神経! 前世紀の遺物「八時間労働制」に対して、日本の現状がいかに悪いかという事だ。「電通」が絶えない国というべきだ。これでは、一般消費、内需なども向上する訳がない。
コメント (2)
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