ついに、アメリカの身勝手に対する集団行動が始まった。それも、イギリスまで加わった独仏三国が、アメリカのイラン制裁に反旗を翻して。アメリカだけが国連規則の例外という「トランプのアメリカ例外主義」行動ばかりが目立ち始めた世界で、とうとう。
昨日2月1日の中日新聞夕刊、3面左最下段隅の見出しも小さなこんな記事だが、この報道の世界激震インパクトは限りなく大きい。
『イラン貿易継続へ新組織』
この新聞記事によると、こういう反米行動・組織である。
『ドイツ、フランス、英国の三カ国は31日、イラン核合意から離脱した米国の制裁を回避し、イランとの貿易を継続するための新たな決済組織を発足させたと発表した。・・・イランとの経済活動を維持し核合意を存続させる狙いがある。・・・・三カ国の共同声明によると、医薬品や医療機器、農産物などイラン国民に不可欠な物品を中心に欧州との貿易を支援。長期的にはイランとの貿易を望む他国も新組織を利用できるようにするとしている』
さて、ここには間違いなくEU諸国、BRICS諸国、上海協力機構諸国や、インド、インドネシアなど中国を主たる市場とするアジア諸国にアフリカ諸国、キューバ、ボリビア、ベネズエラなど米大陸でアメリカに虐められて来た諸国も加わって行くのではないか。そういう各国の会社などがイランと取引してもアメリカの制裁から金融などで庇護したやろうというのだから。
アメリカは国連の下で締結したイラン核合意から一方的に抜けるとともに、今後イランと取引する会社、個人などには制裁を加えると宣言した。トランプアメリカは、こういう「アメリカ例外主義の反国連行動」を、各国を分裂させるというやり方で展開してきた。「あの国にはこんなに厳しくしたが、こちらには執行猶予してやるぞ」とかの各国各個撃破政策をとって。一例、日本向けのイラン制裁・石油取引は、この3月までは認めてやるぞというやり方だ。これは、ローマ帝国の「分割して統治せよ」という世界政策と同じ物。世界各国が国連の下で一斉にアメリカを非難、拒絶するのを予防するというやり方なのである。
これに対して僕は、こういう反米統一行動の動き、動向が必ず起こると、心待ちにしていた。それがついに、起こった。それも、アメリカが構えた世界戦略上の焦点、イラン戦線において。
さて、アメリカはこれからどう出るのだろうか。あれだけ国連を無視し続けてきたのだから、世界が国連に結束してアメリカを非難するきっかけにさえなりかねないのである。
昨日2月1日の中日新聞夕刊、3面左最下段隅の見出しも小さなこんな記事だが、この報道の世界激震インパクトは限りなく大きい。
『イラン貿易継続へ新組織』
この新聞記事によると、こういう反米行動・組織である。
『ドイツ、フランス、英国の三カ国は31日、イラン核合意から離脱した米国の制裁を回避し、イランとの貿易を継続するための新たな決済組織を発足させたと発表した。・・・イランとの経済活動を維持し核合意を存続させる狙いがある。・・・・三カ国の共同声明によると、医薬品や医療機器、農産物などイラン国民に不可欠な物品を中心に欧州との貿易を支援。長期的にはイランとの貿易を望む他国も新組織を利用できるようにするとしている』
さて、ここには間違いなくEU諸国、BRICS諸国、上海協力機構諸国や、インド、インドネシアなど中国を主たる市場とするアジア諸国にアフリカ諸国、キューバ、ボリビア、ベネズエラなど米大陸でアメリカに虐められて来た諸国も加わって行くのではないか。そういう各国の会社などがイランと取引してもアメリカの制裁から金融などで庇護したやろうというのだから。
アメリカは国連の下で締結したイラン核合意から一方的に抜けるとともに、今後イランと取引する会社、個人などには制裁を加えると宣言した。トランプアメリカは、こういう「アメリカ例外主義の反国連行動」を、各国を分裂させるというやり方で展開してきた。「あの国にはこんなに厳しくしたが、こちらには執行猶予してやるぞ」とかの各国各個撃破政策をとって。一例、日本向けのイラン制裁・石油取引は、この3月までは認めてやるぞというやり方だ。これは、ローマ帝国の「分割して統治せよ」という世界政策と同じ物。世界各国が国連の下で一斉にアメリカを非難、拒絶するのを予防するというやり方なのである。
これに対して僕は、こういう反米統一行動の動き、動向が必ず起こると、心待ちにしていた。それがついに、起こった。それも、アメリカが構えた世界戦略上の焦点、イラン戦線において。
さて、アメリカはこれからどう出るのだろうか。あれだけ国連を無視し続けてきたのだから、世界が国連に結束してアメリカを非難するきっかけにさえなりかねないのである。