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米ギャング行為を、誰も止めない?  文科系

2019年02月24日 22時22分05秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 これも、「マスコミに載らない海外記事」のサイトから取ったもの。投稿者は、以下の文中にもあるように、元アメリカ財務次官補、高官である。日本で言えば、孫崎享や古賀重明よりも、政府内でずっと高位のお人。

【 アメリカのギャング行為を誰も止めないのだろうか?
2019年2月23日
Paul Craig Roberts


 今日、コロンビアとベネズエラの国境で、アメリカが画策した出来事の的確な描写がThe Sakerウェブサイトに、3日前に投稿されていた。http://thesaker.is/alert-this-would-be-the-plan-for-next-february-23-2019/

 世界の大半は、これを「アメリカによるギャング行為」と見ている。だがそれに対し誰も何もしない。

 ジョン・ワイトが問うている。「ドナルド・トランプやマイク・ポンペオやジョン・ボルトンやエリオット・エイブラムスが、ベネズエラ国民の幸福をいささかでも気にかけると誰が本気で思うだろう? 連中は考え方が、トーマス・ジェファーソンよりも、アル・カポネに遥かに近い、高級仕立てスーツを着た凶悪犯だ。」https://www.rt.com/news/452274-venezuela-us-intervention-gangsterism/

 ベネズエラでの帝国の表看板としてワシントンに選ばれた操り人形フアン・グアイドをマドゥロ大統領が逮捕しそこねたのがベネズエラ民主主義に終止符を打つことになるのかもしれない。マドゥロがグアイドを逮捕し、反逆者を裁き、処刑するだけすむのに、なぜ自分たちが危険な状態におかれるのかとベネズエラ軍はいぶかしく思っているだろう。

 ベネズエラ民主政治の敵であるエリート連中に対するチャベスの決定的行動の欠如が、今マドゥロによって繰り返されている。これは自信の欠如という合図を送っているが、アメリカによるクーデターを産み出したのはこの自信の欠如なのだ。

 マドゥロは、彼を攻撃する宣伝映画を制作するアメリカとイギリスのマスコミが、画策された「人道支援」国境検問所の現場に居合わせるのを許すという失敗までした。

 次はボリビアだろう。


 Paul Craig Robertsは元経済政策担当財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニューズ・サービスとクリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。】
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