標記について、いくつかの新事実が出てきた。
①高須氏、河村氏は、それぞれ相手が運動を持ちかけてきたと言っている。高須氏は田中事務局長には面識がなかったと言っている。河村氏が紹介したと考えている模様。
②署名偽造を請け負った広告会社との契約書の事務局記名者は、①の3名の誰でもない。もう1人の事務局人物だ。常滑市の市議の名前が出てきたが、その人物が500万円近い契約の記名者だからだろう。この出鱈目行為に500万円を出したのは誰か。そこがこの出鱈目事件の震源地ということになる。現実の金のことだから、必ず出所は分かるはずだ。
③市長選を前にした河村氏は、田中氏やこの常滑市議らに「神輿を担がれ、その上で突き落とされた」という結果になっている(それでももちろん、運動の先頭に立った、河村氏の責任は重大であることにはかわりない)。500万円とか1000万円を出してまで、こんなことをした背景は何だったのか。バックには意外に大きなものがあると考える。県議会議員である田中事務局長は維新の国会議員候補だったのだし、国会野党が強い名古屋、愛知は自民党から見たら重点対策区だったことでもあるし。