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バイデンのイラク戦争  文科系

2021年03月09日 02時00分45秒 | 歴史・戦争責任・戦争体験など

 バイデンのシリア攻撃が極めて陰険に、姑息に展開されている。このことについて「マスコミに載らない外信記事」サイトにこのところ何本かの報道ニュースが載って来たが、8日の「イランとイラクを仲違いさせ損ねたバイデン」がとても興味深い。他国の「民主化」とやらにはここのところ、ことのほか熱意を示して来たアメリカだが、不法戦争を仕掛けるというのは「国内弾圧」よりもはるかに罪の重い国際犯罪であると、こんな事は十分に分かっているはずだろうに。
 記事の書き出しはこうなっていた。

『 2月25日、イラクと国境を接するシリア地域で米空軍が行った空爆と、ジョー・バイデン大統領による、これら行動が招いた影響は世界の多くの国で多くの議論を引き起こしている。
 2月26日、ジョン・カービー国防総省報道官は、記者会見で、特に「アメリカ合州国のイラクとクルドのパートナーがシリアの親イラン派集団のインフラ空爆に必要な情報を集めるのを支援した」ことを指摘した。
「分割して、支配せよ」という古来の原則に沿って行動し、主権国家シリアの領域に、この明確な攻撃行為の準備をする上で、イラク諜報機関とクルド人の協力とされることを述べ、バイデン政権が、テヘランとバグダッド間の争いを強め、・・・・・
 アメリカの声明と、シリアの親イラン派集団に対する空爆を背景に、2月27日、イラクのフアド・フセイン外務大臣は、突然生じた問題を緊急に解決するためテヘランに飛び、イラン最高国家安全保障会議のアリ・シャムハニ事務局長と会談を行った。「シリアでの残忍なアメリカ攻撃は、組織的テロを蘇らせる取り組みの一環だ。イランと、過激派と戦っている他の国々は、イスラム原理主義テロが地域に再度出現するのを阻止する」とアリ・シャムハニ事務局長が述べた。イラン最高国家安全保障会議事務局長は、イラク外務大臣に、外国軍隊を国から追い出すという、イラク議会に採択された法律を想起させた。』

 イラク国会は、イランのスレイマニ司令官暗殺事件から、「外国軍はすぐにイラクから出て行け」という決議を採択した。スレイマニをイラクに招待させておいて、イラク空港に到着したばかりのスレイマニをアメリカがドローンで暗殺するという暴挙を敢行したからである。ここからイランへの接近を強めたイラク政府をまたなんとかイランから切り離そうとした下手な猿芝居だったのである。シリアはもちろん、イラクといいアフガンといい、米国不信は既に取り返せないものになっている。それにしても、こんな猿芝居って、またまた米軍の信用を無くすだけで、ますます米軍隊による暴力統治に頼るしかなくなってしまったということだろう。

 中東米軍の「いつまで続く戦場ぬかるみぞ」。当事国に承認されていない外国軍駐留というのは、国際法上は戦争である。アメリカは、イラクとも戦争をしているだ。こんな国が「酷い非民主主義国には制裁」って、どの口で言うのか。

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八十路ランナーの手記(346) 急劣化とちょっと回復?  文科系

2021年03月09日 01時28分01秒 | スポーツ

 7日に書いたように、6日の外走りは近年珍しいほどの不調だった。初めの心拍数が175などと高すぎたから、落とすための歩行も入れたウオームアップに30分もかかったうえに、最後5キロがキロ当たり6分40秒(ストライド88センチ、1分心拍数155)! 2月23日の外走りから、ジム走りを2日入れただけで11日ぶりに外を走ったらあんな風になるのかと本当に驚いたわけだ。

 そんな6日から中1日おいた8日の外走りは、6日と全く同じ9キロほどの最後5キロが、1キロ当たり6分27秒(ストライド91センチ、1分心拍数151)と出てきて、ちょっとびっくり。ゆっくりした走り出しでも6日と同じように160超と高すぎる心拍を鎮めるために歩いたりしたのも6日と同じだったのだから、その割にタイムが良かったという驚きである。
 さしたる原因もなく、あるいはちょっとしたことで急劣化、急回復と、ぼくの身体がそんな風になってきたということだろうか。走る日が少なかった上で外走りをちょっとサボると急劣化して、その急劣化もまだ1~2日のLSDでかなり回復できるということなのだろうか。いずれにしても、心肺機能がちょっとおかしいとは言えるのだから、これが不可逆的なものになっているのかどうか、ちょっと力を入れて確かめておく必要がある。

 なお、2月に入ってから、上半身の姿勢が良くなっていると感じる。腰から頭頂までちゃんと伸びているようになったし、その上で「腰だけ前傾」も少なくなってきた。「顎を引き、姿勢を伸ばして、つついた脚の踵から頭頂まで一直線でやや前傾、かなり前方を見る」が、一応身についてきたということ。このことについては、1年かかって身につけた「地面を(跨いで走るのではなく)つついて走る」力学合理的フォームでマシンでも走れるようになった事が大きいのだろう。ちなみに例えば、3月2日などは1時間45分かけて13キロというマシン走をやっている。このように新フォーム上半身も安定してくると脚のツツキにも自然に体重が乗って良いリズムになるもの。こういう改善点が生きるのも、LSDをちゃんと重ねた上でのことなのだと、やはりこの2日で改めて教わったということだろう。

 こんな学び、気づきがあるたびに、それが80の老人のタイムにも如実に現れてくるのだから、ランニング、スポーツは楽しい。

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