路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【著書紹介】:あの国の本当の思惑を見抜く『地政学』

2025-03-10 08:15:50 | 【外交・外務省・国際情勢・地政学・国連・安保理・ICC・サミット(G20、】

【著書紹介】:あの国の本当の思惑を見抜く『地政学』・隠れた「国家の本音」が見える・地図が暴き出した 世界情勢の裏側

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【著書紹介】:あの国の本当の思惑を見抜く『地政学』・隠れた「国家の本音」が見える・地図が暴き出した 世界情勢の裏側

 ◆地形的に見ると、アメリカもロシアも中国も弱い。

  だから、戦争をやめられない。

 近年、「世界情勢を理解したい」という需要が増えています。
ロシアのウクライナ侵攻、パレスチナ・イスラエル戦争、中国の台湾・尖閣諸島・南シナ海での野心的行動など、ニュースで不安定な国際情勢にまつわる話題を見聞きしない日はありません。
あの国の本当の思惑を見抜く 地政学
 
 国際政治を考える上で、まず見るべきものは何でしょうか?
 歴史、文化、統計、報道——どれも重要です。
 しかし、本書はそれが「地理」であると考えます。
 
 ニュースを普段見ていると、外国首脳の発言や人々の意見ばかりが目に入ります。
 それらを見ていると、世界情勢を動かしているのは「人間の意志」だとつい思いがちです。
 しかし、人間の思考や行動は、私たちが思っている以上に地理に動かされています。
 それも、気づかないうちに。
 
 地理を基準に世界を眺めると、次のようなさまざまな事実が見えてきます。
 
 ●アメリカは広い海で隔てられるので「攻められづらい」国だが、同時に他国を「攻めづらい」国でもある
 
 ●ロシアはヨーロッパの大国と平らな地形で繋がっているせいで、領土を拡大し続けなければならない
 
 ●対立を深めるアメリカと中国は、実は国土や隣国との関係など、「似た者同士」である
 
 ●日本にとって朝鮮半島はユーラシア大陸との「橋」。朝鮮半島の安全を確保することは伝統的な地政学的課題
 
 寒い場所では、港が流氷で閉ざされて、貿易ができません。
「国を守ろう」と思っても、地形が平坦だとかなり苦労します。
 地理が「檻」だとすれば、国は「囚人」です。
 囚人に何ができて、何ができないかを知るには、まず檻の形を知らなければならないのです。
 
 本書は、地政学動画において平均再生回数150万回という圧倒的な支持を得る著者・社會部部長が、不変の地政学の法則を解説する1冊。
 
 「海と陸」というシンプルな切り口を中心に、これまで世界で起きてきたことの真の理由を知り、今の世界で起きていることを「自分の頭で考えられるようになる」本です。
 
 ■定価:1,980円 (10%税込)
 
 ◆目次より
 
 序章 今、地政学を学ぶ意義
 第1章 アメリカ 強そうで弱い国
 第2章 ロシア 平野に呪われた国
 第3章 中国 海洋国家になろうとする大陸国家
 第4章 日本 大陸国家になろうとした海洋国家
 終章 地政学から学べること
 
 ◆著者紹介
 
 
 YouTubeチャンネル「社會部部長」。一切の素性を隠したままわずか30本ほどの動画で
 33万人登録、3000万回再生を達成した今最も注目される歴史・地政学解説チャンネル。

 ■担当編集者より一言

 2020年にたまたま1本の動画を見ました。「なぜ日本と西欧だけが繁栄したのか?【文明の生態史観】」というタイトルのその動画では、豊富な資料をもとに高いクオリティで日本と西欧の発展に隠された謎が解説されていました。その動画を投稿していた人物こそ、本書の著者である社會部部長さんです。そこから約4年、完全書き下ろしで「地政学」の本を書いていただきました。古典地政学の原書まで遡って書いていただいた内容は、驚きと説得力で満たされています。ニュースを見ていて、「どうしてこの国とこの国が争っているんだろうか」「なんで戦争はなくならないんだろう」といった疑問を抱いたことがある方は、ぜひお手に取ってみてください。

 元稿:㈱サンマーク出版 主要出版物 社会・国際・政治 【話題・あの国の本当の思惑を見抜く『地政学』・隠れた「国家の本音」が見える・地図が暴き出した 世界情勢の裏側】  2025年01月30日  09:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【著書紹介】:『神坐す 世界遺産宗像大社 沖ノ島自然と祭り』 著/山村善太郎

2025-03-10 08:15:40 | 【国連・ユネスコ・世界遺産・世界有形無形文化遺産・記念物遺跡会議

【著書紹介】:『神坐す  世界遺産宗像大社 沖ノ島自然と祭り』  著/山村善太郎  世界遺産「沖ノ島信仰」の全貌に迫る

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【著書紹介】:『神坐す  世界遺産宗像大社 沖ノ島自然と祭り』  著/山村善太郎  世界遺産「沖ノ島信仰」の全貌に迫る

 ◆〈 書籍の内容 〉

世界遺産 沖ノ島信仰の全貌
平成29年(2017)に世界遺産に登録された『「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群」の写真集。古代4世紀から数百年にわたって、国家による祭祀が執り行なわれた沖ノ島。磐座などの祭祀遺跡、今もなお島に残る遺物の数々、さらにこれまで誰も撮影していない沖ノ島の神々しく神秘的な夜景、星景の写真を初公開。
一般の人が上陸できない世界遺産として知られる沖ノ島。すべて国宝に認定されている島内から出土した8万点のご神宝の中から厳選した写真も多数収録。
4096824771.jpg (707×1000)
 ◆〈 電子版情報 〉
神坐す ~世界遺産宗像大社 沖ノ島自然と祭り~
Jp-e : 096824770000d0000000
【ご注意】※この電子書籍は紙の本のイメージで作成されており、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

■世界遺産 沖ノ島信仰の全貌。

 平成29年(2017)に世界遺産に登録された「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群」の写真集。古代4世紀から数百年にわたって、国家による祭祀が執り行なわれた沖ノ島。磐座などの祭祀遺跡、今もなお島に残る遺物の数々、さらにこれまで誰も撮影していない沖ノ島の神々しく神秘的な夜景、星景の写真を初公開。

 一般の人が上陸できない世界遺産として知られる沖ノ島。すべて国宝に認定されている島内から出土した8万点のご神宝の中から厳選した写真も多数収録。(底本 2024年11月発売作品)

   ■定価:3300円

 元稿:小学館 主要出版物 社会・国際・政治 【話題・『神坐す  世界遺産宗像大社 沖ノ島自然と祭り』・世界遺産「沖ノ島信仰」の全貌に迫る】  2024年11月05日  09:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【ゴジラ】:佐賀の観光大使に 県の形そっくり、魅力発信

2025-03-10 08:15:30 | 【地方自治・都道府県市町村・地方議会・議員年金・デジタル田園構想・地方地盤沈下】

【ゴジラ】:佐賀の観光大使に 県の形そっくり、魅力発信

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【ゴジラ】:佐賀の観光大使に 県の形そっくり、魅力発信 

 11月に生誕70年を迎えた特撮怪獣映画「ゴジラ」を、佐賀県が観光大使に迎えた。県の形が横倒しにしたゴジラのシルエットに似ていることが発端で生まれた企画という。特撮怪獣にちなんだアートやパネルなどが県内各地に出現、県の魅力発信に一役買っている。

佐賀県嬉野市の岩屋川内ダムの壁面に描かれた「ゴジラ」=22日、佐賀県嬉野市(TM & ⓒ TOHO CO., LTD.)

 11月下旬、高さ約60メートルの岩屋川内ダム(同県嬉野市)壁面に巨大なゴジラが出現した。描かれたゴジラは、ドイツの清掃機器メーカー「ケルヒャー」が制作。

 高圧洗浄機で壁についた約半世紀分の汚れを落とし、白と黒のコントラストで浮かび上がらせた。県によると、2025年1月下旬までが見頃という。

 今年11月下旬、岩屋川内ダムを訪れた長崎県大村市の前本三男さん(70)は「口元と目元、手の迫力がすごいね。ダムに洗浄機で描くという発想がいい」と話した。

 また、県庁の展望ホールにも巨大ゴジラが出現。窓に印刷したシートを貼り付け、襲い来る怪獣を演出している。観光客に好評という。

 民間シンクタンクが発表した24年の魅力度ランキングで佐賀県は最下位に沈んだが、県の担当者は「ゴジラと形が似ているのは佐賀県にしかない唯一無二のファクト」と期待を寄せた。

 元稿:サンケイスポーツ新聞社 サンスポ 主要ニュース 社会 【話題・地方自治体・佐賀県が、11月に生誕70年を迎えた特撮怪獣映画「ゴジラ」を、観光大使に迎えた】  2024年11月27日  15:09:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【恐竜王国・福井】:JR福井駅に、さらに恐竜…大型肉食「スコミムス」が登場 全長10メートル、高さ4メートル 9月末に完成予定

2025-03-10 08:15:20 | 【生物学・特定外来生物法・動物生態系・終生飼養・環境税・花粉症】

【恐竜王国・福井】:JR福井駅に、さらに恐竜…大型肉食「スコミムス」が登場 全長10メートル、高さ4メートル 9月末に完成予定

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【恐竜王国・福井】:JR福井駅に、さらに恐竜…大型肉食「スコミムス」が登場 全長10メートル、高さ4メートル 9月末に完成予定 

 福井県福井市の福井駅西口で9月18日未明、ワニのような頭をもつ大型肉食恐竜「スコミムス」のロボットの設置作業が始まった。脚や上半身のパーツが組み上がると、全長10メートル、高さ4メートルの威容が現れた。今月末に完成予定。

恐竜ロボット「スコミムス」の設置作業=9月18日午前3時35分ごろ、福井県福井市中央1丁目の福井駅西口広場

 スコミムスは当初、3月の北陸新幹線県内開業に合わせて設置する予定だったが、ロシアによるウクライナ侵攻の影響で欧州からの部品調達が滞るなど、制作が遅れていた。これで同駅周辺のロボットやモニュメントは計23体となり、県と市が進めてきた「恐竜エリア拡大プロジェクト」が完了する。

 設置は午前0時半ごろから始まり、スコミムスを制作した「ココロ」(本社東京都)の社員ら約10人が作業に当たった。都内の工場から大型トラックで運んできたパーツをクレーンで土台に移した後、パーツ同士を接合させる作業を同5時ごろまで続けた。今後、パーツのつなぎ目を整える作業や土台の装飾などを進める。完成すれば頭や口が動くほか、鳴き声を上げる。整備費は約1億円。

 ■⇒恐竜3Dホログラムディスプレーが福井駅に登場

 県の担当者は、10~12月に北陸3県で展開される大型観光企画「北陸デスティネーションキャンペーン(DC)」に間に合わせたとし「来県した観光客を多様な恐竜コンテンツでもてなし、駅前周遊につなげたい」と期待を寄せた。

 ■⇒「スコミムス」設置作業の写真をもっと見る

 ■福井駅周辺恐竜エリアポータルサイト

 元稿:福井新聞社 朝刊 主要ニュース 社会 【話題・JP福井駅・西口で9月18日未明、ワニのような頭をもつ大型肉食恐竜「スコミムス」のロボットの設置作業が始まった】  2024年09月19日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【福井県立大学】:国内初の“珍”新学部新設を発表、X興味津々「人気になりそう」「私なら目指す」

2025-03-10 08:15:10 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【福井県立大学】:国内初の“珍”新学部新設を発表、X興味津々「人気になりそう」「私なら目指す」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【福井県立大学】:国内初の“珍”新学部新設を発表、X興味津々「人気になりそう」「私なら目指す」 

 福井県立大恐竜学部の公式X(旧ツイッター)が30日、更新。来年25年4月から国内初の学部が新設されると報告した。

 「国内初、『恐竜学部』誕生」と恐竜の絵文字を添えて書き出し「ようやく仮称がとれました」とつづった。

 公式Xでは、同大が発表した令和7年度(2025年度)入学者選抜要項を掲載。要項によると一般選抜の前期後期や学校推薦型選抜や外国人留学生らが対象の特別選抜など多岐にわたる。理念、目的については「恐竜学部は、福井県で蓄積された恐竜研究をさらに発展させ、地質学を含めた地球科学分野の教育・研究活動を通じ、現代社会の地球科学諸問題に対応するため、幅広い教養と地球科学に関する知識・技術を持ち、多様な局面において協働的および自主的に課題を探求・解決できる人材を育成するとともに、学術情報を地域社会へ積極的に開放することを目的とする」と記している。入学定員は約30名だという。

福井県立大恐竜学部の公式X(旧ツイッター)から

 また、公式Xによると、今月28日に「大学設置・学校法人審議会より、福井県立大学恐竜学部恐竜・地質学科(仮称:申請中)の設置認可を『可』とする旨の答申がなされました」と明かしている。

 「恐竜学部」の新設にXでは「人気になりそう かっこいいなあ」「モンゴルに行ったりしそう」「いいですね! もし私が中学生、高校生だったら絶対目指してるなぁ」「どんな学問領域になるんだろう。生物、気象、地学…あとなんだ、なんか色々ありそうやけど、利活用先として遺伝子とか医学とかプロダクトデザインとか?」などの興味津々のコメントが寄せられていた。

 福井県内の観光名所として「福井県立恐竜博物館」が有名。福井県勝山市村岡町の長尾山総合公園内にある、恐竜を主たるテーマとした自然史博物館。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・福井県立大・恐竜学部の公式X(旧ツイッター)が30日、更新】  2024年08月30日  18:18:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【兵庫県議会】:斎藤元彦・兵庫知事チャット、44%が休日・夜間…百条委が「時間おかまいなし」告発を認定

2025-03-10 07:16:50 | 【22年改正公益通報者保護法・組織内部の通報が困難な時、報道機関等外部へ通報可】

【兵庫県議会】:斎藤元彦・兵庫知事チャット、44%が休日・夜間…百条委が「時間おかまいなし」告発を認定

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【兵庫県議会】:斎藤元彦・兵庫知事チャット、44%が休日・夜間…百条委が「時間おかまいなし」告発を認定 

 兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラなどの疑惑を内部告発された問題で、県議会の百条委員会は4日、告発文書で指摘された「机をたたいて激怒」「幹部にチャットで夜間や休日など時間おかまいなしに指示」――などの行為を事実として認定。チャットについては2023年度、斎藤氏が複数の幹部との間で4885件をやりとりし、このうち夜間や休日が全体の44%(2165件)を占めたと指摘した。

県議会議長に調査報告書を提出する百条委の奥谷委員長(右)(4日午後、兵庫県庁で)=前田尚紀撮影
県議会議長に調査報告書を提出する百条委の奥谷委員長(右)(4日午後、兵庫県庁で)=前田尚紀撮影

 一方、職員に実施したアンケートでは、斎藤氏が「お前はエレベーターのボタンも押せないのか」と職員を 叱責しっせき したと聞いたなどの証言も寄せられたが、報告書には盛り込まれなかった。奥谷委員長は記者会見で、アンケートについて「調査の端緒になる情報を収集するために行った。記載された内容をそのまま事実とは認定しないという前提だった」と説明した。

 報告書では、斎藤氏の言動が「パワハラ行為と言っても過言ではない」と指摘しつつ、断定を避けた。奥谷委員長は「我々は司法ではなく、法的な見解を断定するのは難しい」と述べた。

 ■関連記事
兵庫県議会の百条委委員長、内部告発は「事実無根でもうそ八百でもなかったというのが結論」…調査報告書公表

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 社会 【疑惑・地方自治体・兵庫県・斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発文書問題で、県議会調査特別委員会(百条委)】  2025年03月05日 07:09:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【迷走する兵庫県政】:斎藤知事は「民主国家の権力者としての資格なし」 橋下徹氏が批判「告発者探し」が「兵庫県政混乱の根源」

2025-03-10 07:16:30 | 【22年改正公益通報者保護法・組織内部の通報が困難な時、報道機関等外部へ通報可】

【迷走する兵庫県政】:斎藤知事は「民主国家の権力者としての資格なし」 橋下徹氏が批判「告発者探し」が「兵庫県政混乱の根源」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【迷走する兵庫県政】:斎藤知事は「民主国家の権力者としての資格なし」 橋下徹氏が批判「告発者探し」が「兵庫県政混乱の根源」 

 元大阪府知事の橋下徹氏が2025年3月6日にXで、兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラなどの疑惑を亡くなった県元幹部から告発されていた問題をめぐり、「民主国家の権力者としての資格なし」などと斎藤知事を批判した。

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斎藤知事は「民主国家の権力者としての資格なし」 橋下徹氏が批判「告発者探し」が「兵庫県政混乱の根源」© J-CASTニュース

 ◆「告発を不正目的、虚偽扱いした斎藤さんは知事として失格」

 この問題を調査する県議会の調査特別委員会(百条委員会)は4日、調査報告書を公開した。その中で、斎藤知事が机を叩いて声を荒げたことや、複数の幹部職員とのチャットのやり取りのうち約44%が休日や夜間だったことなどを事実として認定。断定的な表現は避けたが、「パワハラ行為と言っても過言ではない不適切なもの」とした。

 さらに告発文書について、斎藤知事は告発者を特定、懲戒処分を下したが、報告書では「公益通報者保護法上の外部公益通報に当たる可能性が高い」とし、県の対応の問題を指摘している。

 橋下氏はパワハラに関する事実認定について報じた記事を引用し、「告発文が完全に正しかった。告発文によって斎藤さんは自らの行動を是正し、告発文が有効だったことは明らか」と指摘。「告発を不正目的、虚偽扱いした斎藤さんは知事として失格」と批判した。

 さらに橋下氏は、「旬感LIVE とれたてっ!」(関西テレビ)に出演した際、この調査報告書の結果を受け、斎藤知事について「辞職ないしは議会がもう1回不信任を突きつけるべき」などと主張したことを取り上げた記事を引用。「告発文は事実でないことも含まれていたが、事実も含まれていた。特に斎藤さんの職員とのコミュニケーションの取り方は大いに見直された」と指摘した。

 ところが、斎藤知事について「この告発文を葬り去ろうとした」「今に至る兵庫県政混乱の根源は、斎藤さんの『嘘八百』『事実無根』発言をきっかけとする告発者探し」とも橋下氏は指摘し、「そんなことをせずに、告発文をしっかり調査して、謝るべきところは謝り、職員とのコミュニケーションの取り方を是正していれば、人も死ななかった」と見解を述べた。さらに、「斎藤さんは、民主国家の権力者としての資格なし」と批判した。

 ■関連するビデオ: パワハラ疑惑「おおむね事実」斎藤知事の調査報告書 (テレ朝news)

 元稿:J-CASTニュース 主要ニュース 社会 【話題・地方自治体・兵庫県・兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラなどの疑惑を亡くなった県元幹部から告発されていた問題】  2025年03月06日 18:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説①・03.07】:兵庫百条委報告書 知事の開き直り、目に余る

2025-03-10 07:15:50 | 【22年改正公益通報者保護法・組織内部の通報が困難な時、報道機関等外部へ通報可】

【社説①・03.07】:兵庫百条委報告書 知事の開き直り、目に余る

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①・03.07】:兵庫百条委報告書 知事の開き直り、目に余る

 兵庫県の斎藤元彦知事を巡る疑惑告発文書問題で、県議会は調査特別委員会(百条委)の報告書を了承した。疑惑の多くについて「一定の事実が確認された」と結論付けている。

 ところが斎藤氏は「一つの見解」と述べ、議会の指摘を受け入れない姿勢を示した。報告書に法的な拘束力はないが、地方自治法に基づいて設置された百条委が9カ月かけて調べた結論である。ないがしろにするような態度は民主主義を軽んじている。

 報告書は、県西播磨県民局長だった男性が議員や警察に配った文書の疑惑7項目のうち5項目で一定の事実を認めた。県職員へのパワハラや贈答品の受け取りである。

 斎藤氏は昨年3月の記者会見でこの文書を「うそ八百」とし、告発した元局長を「公務員失格」と強く非難した。

 文書を公益通報と扱わず、通報者を特定した判断を、報告書は「公益通報者保護法に違反している可能性が高い」と指摘。元局長の公用パソコン内にあった私的情報を理由に懲戒処分としたことも法理に反するとした。公益通報制度への信頼を揺るがしかねない過ちだ。

 さらに報告書は斎藤氏たちの一連の対応を「客観性、公平性を欠き、行政機関として大きな問題があった」と断じた。知事に「厳正に身を処すことを期待する」と迫った。

 報告書が了承された後の斎藤氏の発言には耳を疑う。記者会見で「県の対応は適切だった」と、人ごとのように従来の主張を繰り返した。百条委の指摘に向き合わず、開き直る態度が目に余る。謙虚に耳を傾け、改めるべきは改める姿勢こそ、行政のリーダーに必要な資質ではないか。

 昨年11月の出直し知事選で斎藤氏を再び選んだ民意は尊重されるべきだ。だが、百条委の結論が出る前の選挙である。数々の疑惑を県民が許しているわけではないことを肝に銘じなければならない。

 知事選を巡っては、斎藤氏の陣営がPR会社に有償で広報を任せていた疑惑があり、県警が公選法違反の疑いで捜査している。

 告発文書の七つの疑惑の中にも、刑事告発されたものがある。金融機関への補助金を1億円から4億円に増額し、その見返りとしてプロ野球優勝パレードへの寄付を求めたとされる問題だ。県民に説明を尽くさなければならないことは山積みだ。

 文書を配った元局長は亡くなり、出直し知事選では私的情報に関する真偽不明の情報がインターネット上にあふれた。百条委委員に対する誹謗(ひぼう)中傷も過熱し、標的となった元県議が亡くなった。死去した2人は自殺とみられる。

 知事と議会は二元代表制の下、共に住民を代表している。対等の立場で議会が知事の行政執行を監視するのは本来の姿だ。「知事には何を言っても無駄」と、県議から諦めの声が漏れるのは異常である。報告書の総括にあるように、県政の混乱と分断が憂うべき状態にあることを、斎藤氏は真摯(しんし)に受け止めなければならない。

 元稿:中國新聞社 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2025年03月07日  07:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説②・03.06】:兵庫百条委報告 知事の告発つぶし指摘

2025-03-10 07:15:40 | 【22年改正公益通報者保護法・組織内部の通報が困難な時、報道機関等外部へ通報可】

【社説②・03.06】:兵庫百条委報告 知事の告発つぶし指摘

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説②・03.06】:兵庫百条委報告 知事の告発つぶし指摘 

 自らのパワハラなどを指摘した内部告発文書を「うそ八百」と決めつけ、告発者の特定と懲戒処分で握りつぶそうとした―。

 斎藤元彦兵庫県知事の疑惑告発問題で、県議会調査特別委員会(百条委)が決定した最終報告書からは、こんな構図が浮かぶ。

 斎藤氏のパワハラなどの告発内容に「一定の事実が確認された」と認定した。文書を公益通報と扱わず「告発者探し」に動いた姿勢は、「公益通報者保護法に違反している可能性が高い」「行政として客観性、公平性を欠いており、大きな問題」と指弾した。

 地方自治法に基づく強い権限を背景に、庁内外の関係者や専門家らを聴取し、9カ月かけてまとめた調査だ。斎藤氏に対し「重く受け止め、厳正に身を処していくことを期待する」と求めている。

 「真実相当性がない」と繰り返してきた斎藤氏の主張を覆す議会の結論に、知事として真摯(しんし)に向き合うべきだ。

 昨年3月、元県民局長が斎藤氏や片山安孝副知事(当時)らの「七つの疑惑」を記した文書を報道機関などに配布。斎藤氏は、片山氏らの内部調査だけで「誹謗(ひぼう)中傷にあたる」と断じた。男性を勤務中に公用パソコンを私用で使ったことなどを理由に、懲戒処分した。その2カ月後の同7月、男性は亡くなった。

 報告書は、七つのうち五つで一定の事実があったと明記。職員への強い叱責(しっせき)は「パワハラといっても過言でない」などとした。知事側近の総務部長(同)が元局長のプライバシー情報を複数議員にみせた行為は、「告発文書の信頼性を毀損(きそん)しようとした。告発者つぶしと言われかねない」とも記す。

 告発文書は公益通報者保護法の「外部通報」にあたる可能性が高く、独立性のある第三者に調査を委ねるべきで、県の初動対応は「県民の不信感を招く不当なものだった」と結論づけた。

 百条委報告を踏まえ、知事に対し、議会としての意思を表明するのが通常の流れだろう。

 だが、世論の批判の高まりもあり、議会は昨年9月、全会一致で斎藤氏への不信任決議を可決。出直し知事選では、SNSで真偽不明の情報や中傷が飛び交い、対立候補の分散もあり、斎藤氏が再選された。日本維新の会の2県議も、そうした情報の拡散に関与した。

 斎藤氏はなおも「対応は適切だった」とし、県が設けた第三者委員会の調査を待つというが、県政の混乱を招いた責任は免れまい。

 元稿:京都新聞社 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2025年03月06日  16:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【天風録・03.06】:百条委の切れ味

2025-03-10 07:15:30 | 【22年改正公益通報者保護法・組織内部の通報が困難な時、報道機関等外部へ通報可】

【天風録・03.06】:百条委の切れ味

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【天風録・03.06】:百条委の切れ味

 強い権限を持ち、地方議会の「伝家の宝刀」とも呼ばれる。地方自治法100条に基づく調査特別委員会、いわゆる百条委である。かつて赴任した支局の管内では、「刀」が何度も抜かれ、取材に駆け回った

 ▲産業廃棄物処分場の町内設置計画を巡って、町議間の金銭授受疑惑が持ち上がったこともあった。百条委に真相解明が期待されたが、双方の言い分は食い違ったまま。宝刀と呼べるほどの切れ味のない結論に終わった

 ▲兵庫県議会の百条委はどうだろう。パワハラをはじめ知事の疑惑を告発する文書に関する調査報告書が、きのうの本会議で了承された。疑惑の多くを事実だと認めて断罪した

 ▲十分調べもせずに文書の内容を「うそ八百」と切り捨てたり、告発者つぶしに動いたり。公益通報者は保護すべきだとする法律があるにもかかわらず、違反している可能性が高い―。百条委の厳しい判断もうなずける

 ▲肝心の知事は深手を負ったとは思っていないようだ。「県の対応は適切だった」と今も繰り返す。強気を崩さぬ背景には、予想を覆しての知事再選や、県議の不祥事があるようだ。百条委の限界を示しただけでは、県の混乱が終わることはないだろう

 元稿:中國新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【天風録】  2025年03月06日  07:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説①・03.06】:百条委報告書/県政の混乱収拾につなげねば

2025-03-10 07:15:20 | 【22年改正公益通報者保護法・組織内部の通報が困難な時、報道機関等外部へ通報可】

【社説①・03.06】:百条委報告書/県政の混乱収拾につなげねば

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①・03.06】:百条委報告書/県政の混乱収拾につなげねば 

 兵庫県の斎藤元彦知事らがパワハラなどの疑惑を文書で告発された問題を巡り、県議会は調査特別委員会(百条委員会)の調査報告書を了承し公表した。文書に記された七つの疑惑のうちパワハラなど5項目について「一定の事実が確認された」とした。県の対応については「全体を通して客観性、公平性を欠いており、行政機関の対応として大きな問題があった」と総括している。

 文書問題に端を発した県政の混乱は約1年に及ぶ。報告書は、斎藤知事に対し「兵庫県の混乱と分断を一刻も早く解消するために、県民に説明責任を果たすことを強く申し入れる」と求めた。知事は真摯(しんし)に向き合って改めるべき点は改め、県政への信頼を取り戻さなければならない。

              ◇

 問題の発端は、昨年3月に元西播磨県民局長(故人)が7項目の疑惑を指摘した告発文書を作成し、県議や報道機関などに匿名で配布したことだった。

 知事は文書を入手した直後、片山安孝元副知事に作成者を調べるよう指示し、元県民局長を特定した。元局長は4月に県の公益通報窓口にも通報したが、県は内部調査で停職3カ月の懲戒処分とした。

 県議会は6月に百条委を設置し、疑惑と元局長への対応が適正だったかどうかを調査してきた。

 ■県は対応の再検証を

 報告書では、公益通報者保護法上の県の対応について、知事が説明してきた「真実相当性がなく、誹謗(ひぼう)中傷性が高い文書」との主張や、片山元副知事が示した「不正目的で作成された」との見解を退け、同法が定める外部公益通報に当たる可能性が高いとした。その上で、文書内容を調査せずに通報者を探し特定したことを問題視し「(告発者を保護すべき)体制整備義務に現在も違反している可能性がある」と批判した。

 知事は「初動を含めて適切に対応してきた」と繰り返してきたが、告発者の保護という法の趣旨への理解が不足していたのではないか。一連の対応を指示した知事の責任は免れない。告発者処分の妥当性を含め再検証を求めたい。

 告発文書に記載されたパワハラ疑惑については、知事による職員への強い叱責(しっせき)や付箋(ふせん)を投げるなどの行為は「おおむね事実」と認定した。

 知事は「業務上必要な範囲での指導や注意」と述べてきた。これに対し報告書は、優越的な関係を背景に行われるなど厚生労働省の指針が示すパワハラの定義に全て該当する可能性があると指摘し「パワハラ行為と言っても過言ではない」と結論付けた。知事は言動や行動を省み、職場環境の改善へ率先垂範すべきだ。

 贈答品受け取りでは「(知事が)個人として消費したと捉えられても仕方がない行為があり、臆測を呼んだことは否定できない」と指摘した。知事は自らを律し、疑念を抱かせないための接待や供応のルール明確化などを急ぐ必要がある。

 告発文書には一昨年の阪神とオリックスの優勝パレードを巡る補助金増額疑惑も記載されていたが、報告書では「証人は否定している」として踏み込まなかった。背任容疑での告発状が受理されており、捜査機関による真相究明が待たれる。

 ■県議会にも重い責任

 百条委は首長や自治体の不正を追及する強い調査権限を有し、地方議会の「伝家の宝刀」とされる。公平・公正が求められるが、今回は政治的思惑も絡み、審議は揺れ動いた。

 報告書は当初、昨年末にまとまる予定だったが、知事への批判が高まると県議会は同9月、百条委の結論を待たずに不信任決議を全会一致で可決し、知事は失職した。これが県民の混乱を招く一因となったのは否めない。

 出直し知事選では斎藤氏が再選した。これと前後して交流サイト(SNS)上で百条委の委員個人への誹謗中傷が過熱し、攻撃された委員の一人、竹内英明氏は議員辞職し、その後死亡した。

 今年2月には、日本維新の会所属で委員だった複数の県議が、非公開と決めた情報や真偽不明の情報を外部に漏らす信じ難い行為も発覚した。百条委の中立性を自らおとしめた責任は極めて重い。

 知事はきのうの会見で報告書について「一つの見解」と述べるにとどめ、「県の対応は適切だった」と改めて主張した。ともに二元代表制を担う議会の提言を重く受け止め、対話に努めるべきだ。

 県議会も混乱収拾に重い責任を負っている。県政を監視する役割をこれまで以上に果たさねばならない。

 元稿:神戸新聞社 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2025年03月06日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【社説②・03.06】:兵庫百条委報告 知事は責任の重大さ自覚せよ

2025-03-10 07:15:10 | 【22年改正公益通報者保護法・組織内部の通報が困難な時、報道機関等外部へ通報可】

【社説②・03.06】:兵庫百条委報告 知事は責任の重大さ自覚せよ

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【社説①・03.04】:兵庫百条委報告 知事は責任の重大さ自覚せよ

 告発者を 貶 おとし め、公益通報制度を 蔑 ないがし ろにする行為が許されないのは当然である。知事は非を認め、長引く混乱に終止符を打たねばならない。 

 兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラなどの疑惑を内部告発された問題で、県議会は百条委員会の調査報告書を了承した。

 報告書は、斎藤氏らが公益通報制度に基づく措置を取らず、いち早く独自の調査で告発者を特定し、懲戒処分にした対応は「告発者潰し」にあたると判断した。

 斎藤氏は告発を「うそ八百」だと主張していたが、告発者への不利益な取り扱いを禁じた公益通報者保護法に違反する可能性が高いと結論づけた。職員への 叱責 しっせき についても「パワハラと言っても過言ではない」と指摘した。

 報告書は法的拘束力がないとはいえ、民意を代表する議会の結論である。斎藤氏は自分の行為の誤りを率直に認め、責任の取り方を行動で示すべきだ。

 にもかかわらず、斎藤氏は告発者への対応は「適切だった」と、いまだに従来通りの主張を続けている。これでは、再び同じような事態が起きても、また告発者潰しをやると言っているに等しい。

 県の最高権力者がこの姿勢で、県職員と信頼関係を築き、円滑に業務を遂行できるのか。告発者を保護するルールを設けるなど、なすべきことはあるはずだ。

 斎藤氏はこれ以上、正当性を訴え、人ごとのような対応を続けるべきではない。事態をどう収拾させるか、考えるべき時である。

 県政の混乱から間もなく1年になるが、異常な状況は一向に収まらない。告発した元県幹部は昨年7月、斎藤氏を陥れた「黒幕」とSNSで 誹謗 ひぼう 中傷されていた元県議は今年1月、それぞれ死亡した。いずれも自殺とみられている。

 斎藤氏が再選した出直し選ではSNS上に真偽不明の情報が拡散した。日本維新の会に所属していた県議2人が「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首に、元県議らを中傷する文書などを渡したことが一因だとされる。

 2人はいずれも百条委のメンバーだった。議会に対する信頼の失墜も深刻な状況にある。

 出直し選を巡っては、知事側のPR会社が公職選挙法違反の容疑で神戸地検と県警の強制捜査を受けている。知事の支持派と反対派の「分断」は深まる一方だ。

 今夏には、東京都議選や参院選が控えている。再び兵庫県のような状況が生まれぬよう、政府も課題の解決を急ぐ必要がある。

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】  2025年03月06日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【迷走する兵庫県政】:冷淡な人?  既得権益と闘う人? 駆け巡った衝撃ニュース、斎藤氏の本当の姿は 兵庫知事選 あの熱狂の中で

2025-03-10 07:10:50 | 【22年改正公益通報者保護法・組織内部の通報が困難な時、報道機関等外部へ通報可】

【迷走する兵庫県政】:冷淡な人?  既得権益と闘う人? 駆け巡った衝撃ニュース、斎藤氏の本当の姿は 兵庫知事選 あの熱狂の中で

 『漂流する日本の羅針盤を目指:【迷走する兵庫県政】:冷淡な人? 既得権益と闘う人? 駆け巡った衝撃ニュース、斎藤氏の本当の姿は 兵庫知事選 あの熱狂の中で

 ■情報氾濫「どっちが本当?」 それぞれのイメージ、膨らんでいった  

 連日連夜、兵庫県政のニュースがこれほど注目されたことがあっただろうか。

 ■【写真】兵庫県知事選で当選確実となった斎藤元彦氏(中央)にスマートフォンを向ける人たち  

 発端は知事の斎藤元彦の一言だった。「業務時間中にうそ八百を含め、文書を作って流す行為は公務員として失格です」  <button class="sc-1gjvus9-0 cZwVg" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="26"></button><button class="sc-1gjvus9-0 cZwVg" data-cl-params="_cl_vmodule:detail;_cl_link:zoom;" data-cl_cl_index="26">兵庫県議会の百条委員会で宣誓する斎藤元彦知事=2024年8月、兵庫県庁(代表撮影)</button>

兵庫県議会の百条委員会で宣誓する斎藤元彦知事=2024年8月、兵庫県庁(代表撮影)(Copyright(C) 2025 神戸新聞社 All Rights Reserved.)

 昨年3月27日。恒例の春の人事異動がトピックとなるはずだった知事会見の直前、退職を4日後に控えた元西播磨県民局長の解任と「退職取り消し」という異例の処分が発表された。  

 記者からの質問に対し、斎藤は元県民局長が「ある文書」を作成した可能性が高いため、と言及した。文書には斎藤の部下に対するパワハラや、プロ野球の阪神とオリックスの優勝パレードを巡る補助金のキックバックなど、7項目の疑惑が記されていた。   

 「いま一度、県庁全体の綱紀を粛正する必要がある」と斎藤。「告発文書問題」が公になった瞬間だった。  

 文書のどこが「うそ八百」なのか。斎藤はその後の会見で問われても「人事課が調査中。一つ答えると、全てに答えないといけない」と回答を避け続けた。  

 5月7日、県は元県民局長を停職3カ月の懲戒処分にする。元県民局長は4月4日に公益通報制度の窓口に通報、受理されていたが、斎藤はその調査結果を待つ必要はないと判断した。  

 斎藤への批判は日増しに高まり、県議会は地方自治法第100条に基づく調査特別委員会(百条委員会)設置を決定。そして、7月8日。衝撃のニュースが駆け巡る。「元県民局長が死亡。自殺とみられる」  

 ここから兵庫県政のニュースが爆発的に流れ出す。ワイドショーは連日のように特集を組み、米大リーグの大谷翔平選手のニュースを押しのけて報じた。     

            ◆    ◆  

 神戸市西区の横山新一(76)は、元県民局長が百条委の尋問を前に亡くなったことが理解できなかった。知人にLINE(ライン)でこう送った。〈言いたいことを言える絶好の機会の筈(はず)なのになぜ〉  

 県庁でいったい何が起きているのか。西宮市のパート従業員、佐藤明美(60代)=仮名=はネットで検索してみたが、よく分からない。「X(旧ツイッター)」をのぞくと、知事への批判が並んでいる。〈邪悪な斎藤を引きずりおろせ〉。やっぱりそうなのか。  

 百条委の尋問が始まると、神戸市須磨区の鈴木陽子(53)=仮名=は、疑惑をかたくなに否定する知事に違和感を覚えた。「この人は罪悪感を全く感じないサイコパス(冷酷で感情に欠ける人)なのか、それとも本当に非がないのか。どっち?」  

 一方、新温泉町の高橋勇(85)、和子(75)夫妻=いずれも仮名=はマスコミの「どこも悪い知事と決めつけ、徹底的にやっつけるような報道」に不信感を募らせた。「あれでは知事があまりにかわいそう」  

 9月19日、県議会は「知事としての資質がない」として不信任決議を突き付け、全会一致で可決した。7日後、出直し選挙への立候補を表明した斎藤は駅前に立ち始める。  

 西宮市の会社員、田中誠(47)=仮名=は「こいつ、ちょっとおかしいんちゃうか」との印象を持った。ところが、先輩社員の反応は違った。「利権にメスを入れようとしたらしい。あの人は悪くない」     

          ◆    ◆  

 始まりは小さな疑問や違和感、あるいは同情心だった。そして「さいとうさん」のことをもっと知りたいという人々の欲求の高まりが、ネットや交流サイト(SNS)で情報を拡散させていく。  

 マスコミにいじめられる「さいとうさん」、口べたな「さいとうさん」、丁寧にお辞儀をする「さいとうさん」、若者向けの政策に力を入れる「さいとうさん」、既得権益と闘う「さいとうさん」…。  

 それぞれに抱く斎藤のイメージが膨らんでいった。=敬称略=

(連載取材班)

 元稿:神戸新聞社 NEXT 主要ニュース 社会 【話題・地方自治体・兵庫県・迷走する県政・知事によるパワハラ疑惑】  2025年03月01日  08:30:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【HUNTER・02.18】:公選法違反容疑の家宅捜索で狭まる斎藤兵庫県知事包囲網

2025-03-10 07:10:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【HUNTER・02.18】:公選法違反容疑の家宅捜索で狭まる斎藤兵庫県知事包囲網

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【HUNTER・02.18】:公選法違反容疑の家宅捜索で狭まる斎藤兵庫県知事包囲網 

 今月7日の昼下がり、関西でも指折りの高級住宅街が騒然とした雰囲気に包まれた。兵庫県の斎藤元彦知事が当選した昨年10月の兵庫県知事選で浮上した公職選挙法違反疑惑に絡み、SNS戦略の「監修者」だと述べた株式会社merchu(メルチュ:兵庫県西宮市)代表・折田楓氏の関係先に兵庫県警と神戸地検の家宅捜索が入ったというのだ。情報がマスコミにも流れ、各社が速報を打ったため、折田氏の自宅前や会社には報道陣が詰めかけた。

            ◆   ◆   ◆

 「折田氏は任意の事情聴取には応じている。証拠品提出も要請しているが、なぜか数台のスマートフォンなどは拒否。証拠隠滅の恐れもあって、この日にガサ入れになった」(事件関係者)。

 ある県庁職員はこう打ち明ける。

 「マスコミから兵庫県庁もガサが来るのではないかとの情報がもたらされた。真偽不明だったが、そうなれば一大事。緊張が走った。斎藤知事になってからこんな騒動ばかりで仕事が手につかない」

 斎藤知事と折田氏に関しては、郷原信郎弁護士と神戸学院大学の上脇博之教授が、公職選挙法違反の容疑で神戸地検と兵庫県警に刑事告発。すでに告発状は受理されており、折田氏らの取り調べがはじまっているとみられている。家宅捜索には、裁判所の許可が必要で、それが認められたということだ。

 検察、警察に加えて、裁判所という3つの機関が「疑い」を強くしていることは言うまでもない。

 「スマートフォンなどを押さえただけですから、ガサはすぐに終わった。ただ、県警と検察庁の合同なのでその調整をしっかりやりながら捜査をやっているようです」(全国紙記者)

 通常、公職選挙法の事件を扱うのは警察と相場が決まっている。大型選挙になれば、警察は「選挙違反取締本部」を設置して本部に所轄署から応援要員を派遣させ捜査態勢を組む。だが、斎藤知事と折田氏の場合、神戸地検が兵庫県警と合同で捜査にあたっており、異例の態勢だ。

 2019年の参院選広島選挙区で、2,900万円もの買収資金をばら撒いた河合克行・案里夫妻が公選法違反で逮捕された時は、東京地検特捜部が捜査を担当。23年の江東区長選を巡って衆議院議員だった柿沢未途氏が立件された際も、東京地検特捜部が乗り出した。元検事の落合洋司弁護士がこう話す。

 「斎藤知事は兵庫県警の予算などに大きな権限を有している。それに3月は予算審議の時期です。それもあって神戸地検が捜査に入っているのではないか。河合夫妻や柿沢氏はいずれも現職国会議員の選挙違反。私も河合夫妻の公職選挙法違反事件でカネを受け取った元議員などの弁護にかかわったが、特捜部の調べは非常に厳しいものがあった。検察が直接、選挙違反を捜査するのは異例。かなり力が入っているとはいえるでしょう」

           ◆   ◆   ◆

 斎藤陣営にいた人物たちからも内幕が「暴露」される状況となっており、それも捜査が進展している証拠だと思われる。昨年10月の知事選で斎藤知事に対して動画の撮影、編集などを提案したという神戸市の上原みなみ市議は、YouTubeで次のように説明している。

 「選挙前に斎藤知事と広報担当者K氏と3人で会いました。県民に理解してもらえるような動画配信をしてはどうか。撮影、編集をお手伝いできるとお伝えしました。すると動画編集できるスタッフがいないので、助かりますと伝えられ、その場で試しに撮影して1本動画を作りました。翌日(10月)6日、K氏からSNS監修はメルチュさんにお願いするとという形になりましたというLINEが届きました」

 ハンターでもそのLINEを確認しているが、K氏は《SNS監修はメルチュさんにお願いする形になりました》、《(試しに撮影した)動画は、テストの撮影編集なので申し訳ないですが拡散は無しでお願いいたします》と上原市議に送信している。

 折田氏自身も、事件のきっかけとなったnote への投稿でSNS戦略の「監修者」と記載しており、この点に注目されたのは言うまでもない。斎藤知事側が折田氏の会社に支払った71万5千円の報酬が、SNS戦略のものではないのかという疑惑がさらに深まる一因になっている。

 斎藤知事はガサ直後、マスコミに囲まれて「家宅捜索は報道で知りました。私としては、公職選挙法に違反するということはないという認識です」との見解を示している。しかし、斎藤知事を告発した上脇教授は、「斎藤知事が折田氏に支払ったのは告発状にあるようにSNS戦略の報酬としか考えられません。家宅捜索を県警と地検が一緒にやったということで、捜査が進展しているのではないかと思う。私や郷原弁護士は、折田氏ではなく斎藤知事の責任問題を問うているので、折田氏に処罰をという気持ちはない。ぜひ捜査に協力してもらいたい」と述べている。

 迫る捜査の手。斎藤知事は追い詰められつつある。

 元稿:HUNTER 主要ニュース 社会 【犯罪・疑惑・選挙・兵庫県知事選・公選法に抵触疑義】  2025年02月18日  07:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【兵庫県】:百条委、疑惑、予算…斎藤知事、正念場の2月議会 県政の混乱 収束への道険しく

2025-03-10 07:10:20 | 【地方自治・都道府県市町村・地方議会・議員年金・デジタル田園構想・地方地盤沈下】

【兵庫県】:百条委、疑惑、予算…斎藤知事、正念場の2月議会 県政の混乱 収束への道険し

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【兵庫県】:百条委、疑惑、予算…斎藤知事、正念場の2月議会 県政の混乱 収束への道険し 

 兵庫県議会の2月定例会が18日に開会する。斎藤元彦知事にとって再選後2度目の定例会となるが、自身の疑惑告発文書に関する調査特別委員会(百条委員会)の報告書のほか、公選法違反疑惑や当初予算案の審議など課題が山積。

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斎藤元彦兵庫県知事=2月13日、神戸市中央区© 産経新聞

 対応次第では県政の混乱に拍車がかかる恐れもあり、正念場となりそうだ。一方の議会側では、斎藤氏との関係で各会派に温度差も。定例会を経て「反斎藤」「親斎藤」の色分けが鮮明化する可能性もある。

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百条委、疑惑、予算…斎藤知事、正念場の2月議会 兵庫県政の混乱 収束への道険しく© 産経新聞

 「文書問題以外に公選法違反疑惑なども出てきた。混乱が来年度に持ち越してしまうのではないか」。2月議会を控え、ある県職員はこう不安を漏らす。

 昨年11月の知事選で斎藤氏が再選された後、初の定例会となった昨年12月議会は補正予算案などの審議のみで会期も10日ほど。斎藤氏は議会側との融和姿勢を示し、全ての議案が可決された。一方、2月議会の会期は3月26日までの1カ月あまり。この間に多くの問題が山場を迎える。

 昨年6月に設置された百条委は調査報告書を今定例会に提出予定だ。斎藤氏の職員に対するパワハラを認定するかや、告発者を処分した対応が公益通報者保護法に違反するかなどが焦点となる。各会派で考えが割れているが、結論次第では改めて知事の責任を追及すべきだとの意見も議員の間には根強い。

 昨年12月定例会閉会後の同月16日には知事選での交流サイト(SNS)運用を巡り、斎藤氏らに対する公職選挙法違反罪の告発状を兵庫県警と神戸地検が受理した。県警などは今月7日、斎藤氏側が71万5千円を支払ったPR会社側の関係先の家宅捜索に着手。立件の可否を慎重に検討しているが、議会側もその行方を注視している。

 先月18日には、知事選直後に県議を辞職した竹内英明氏が死亡。百条委で斎藤氏の疑惑を追及してきた竹内氏には、SNS上などで誹謗(ひぼう)中傷が集中していた。斎藤氏は「人を傷つけるような(SNSの)使い方はすべきではない」などと述べているが、「あまりにも一般論に過ぎる」との声もあり、SNS関連の問題に向き合う姿勢も問われそうだ。

 元総務部長による告発者の私的情報漏洩(ろうえい)疑惑や、政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏が県保有情報をSNSに投稿した問題についても、それぞれ第三者委員会による調査が進められている。いずれも年度内に結果が出る見通しだが、結果を公表するかは未定で、一部の県議からは透明性を疑問視されている。

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百条委、疑惑、予算…斎藤知事、正念場の2月議会 兵庫県政の混乱 収束への道険しく© 産経新聞

 県提出の議案では来年度の当初予算案が大きな焦点となる。斎藤氏肝いりの県立大授業料無償化に約14億円が充てられているが、1期目では自民会派などの反発を招いた政策でもあり、自民県議は「会派としてどう考えていくかが重要だ」と話す。

 昨年7月、県政の混乱から引責辞職した片山安孝元副知事の後任も不在のまま。副知事人事には議会の同意が必要だが、人選も含めて先行きは見通せていない。

 ただ、議会側も知事追及一辺倒ではない。今夏には参院選も控えており、別の県議は「無用に敵を作りたくないという意識も働くかもしれない」と言及。「議会からの責任追及の声に、知事がどのように向き合うかによって対応も変わってくる」と話している。

 元稿:産経新聞社 主要ニュース 社会 【話題・地方自治体・兵庫県・兵庫県議会の2月定例会が18日に開会・斎藤元彦知事にとって再選後2度目の定例会となるが、自身の疑惑告発文書に関する調査特別委員会(百条委員会)の報告書のほか、公選法違反疑惑や当初予算案の審議など課題が山積】  2025年02月17日 07:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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